iPhoneの最新版のXSとXRの評価の違いはどこにあるのでしょうか。この記事ではディスプレイやカメラなど、iPhoneXSとXRの機能の違いや、実際に購入して使っている人の評価やレビューなどをお伝えします。ぜひ参考にしてください。
iPhoneの最新版にはXSとXRがあります。iPhoneのの買換えを考えている人の中には、どちらを買ったらいいのか迷っている人も少なくありません。iPhoneのXSとXRの違いとはどんなところにあるのでしょうか。特に評価や評判の違いが気になっている人もいるようです。この記事では、iPhoneのXSとXRの違いや、評価や評判の違いについて解説します。
iPhoneのXSとXRの違いを見ていくために、まずはXSについて詳しく解説します。iPhone XSは現在発売されているiPhoneの中では最上位モデルになります。5.8インチの有機ディスプレイのXSと、6.5インチのMaxが発売されています。
詳しいスペックは後で細かく見ていきますが、現在スマホに使える最高レベルの技術をつぎ込んだのがiPhone XSといってもいいほど高スペックなiPhoneです。iPhoneの魅力を極限まで味わいたい人におすすめなモデルです。
iPhone XRというのは、現在発売されているiPhoneのモデルの中でも最も価格が安いモデルです。有機ELディスプレイを採用しているXSとは違い、6.1インチの液晶ディスプレイを採用している、という違いが価格の違いにも表れています。後で詳しく解説しますが、また、カメラのポートレートモードの機能にもXSとの大きな違いがあります。
ただし、ディスプレイの種類とカメラの機能の違いを除いたら、その他のスペックはほぼXSとXRは同じといっていいでしょう。本体価格は3万円ほどXSよりも安くなります。下取りなどを利用すれば5万円ほどもXSと価格の違いが出てくることもあります。
スペックに大きなこだわりがないのであれば、XSよりもXRの方がお得でいいという評判です。
iPhoneのXSとXS Max、XRとのスペックの違いをしっかりと理解するために、スペック比較表で比較してみましょう。
iPhone XS | iPhone XS Max | iPhone XR | |
サイズ(幅×高さ×厚み) | 70.9×143.6 ×7.7mm |
77.4×157.5 ×7.7mm |
75.7×150.9 ×8.3mm |
重量 | 177g | 208g | 194g |
液晶サイズ | 5.8インチ | 6.5インチ | 6.1インチ |
ディスプレイ | Super Retina HD ディスプレイ |
Super Retina HD ディスプレイ |
Liquid Retina HD ディスプレイ |
解像度 | 2,436 x 1,125ピクセル |
2,688 x 1,242ピクセル | 1,792 x 828ピクセル |
画素密度 | 458ppi | 458ppi | 326ppi |
容量 | 4/256/512GB | 4/256/512GB | 4/256/512GB |
認証 | Face ID | Face ID | Face ID |
チップ | A12チップ | A12チップ | A12チップ |
防水性 | 水深2m | 水深2m | 水深1m |
ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 | 対応 |
カメラ | 2MP(広角と望遠) | 2MP(広角と望遠) | 2MP |
しぼり | 広角:ƒ/1.8絞り値 | 広角:ƒ/1.8絞り値 | ƒ/1.8絞り値 |
望遠:ƒ/2.4絞り値 | 望遠:ƒ/2.4絞り値 | ||
ズーム | 2倍の光学ズーム | 2倍の光学ズーム | 最大5倍の デジタルズーム |
最大10倍の デジタルズーム |
最大10倍の デジタルズーム |
||
HDR | 写真のスマートHDR | 写真のスマートHDR | 写真のスマートHDR |
ビデオ撮影 | 4Kビデオ撮影 (60fps) |
4Kビデオ撮影 (60fps) |
4Kビデオ撮影 (60fps) |
実際にiPhoneのXSとXRにはどのような評価の違いがあるのか、ここから具体的に見てきましょう。まずはディスプレイの評判についてです。XSとXRのディスプレイには有機ELと液晶という大きな違いがあるのですが、それが実際の評価や評判にどのように影響しているのでしょうか。
まずディスプレイで一般の人が最も気になる点はディスプレイの大きさです。画面の大きさはスペック表を見るとわかるように、XSが5.8インチ、XS Maxが6.5インチ、XRが6.1インチです。XS Maxが一番大きいのは言うまでもありません。XSと比べてみると実は下位モデルのXRの方が画面が大きくなっています。
Maxほど大きなiPhoneは必要ないけれども、手ごろにそこそこの大画面で楽しみたい、というのならXSではなくXRを選ぶという選択肢があってもいいでしょう。
解像度とはディスプレイを構成するための点の密度をどのくらいにするのか、ということを表しています。通常はディスプレイ上の1インチ四方の正方形の中に、光の点がいくつ入るのか、ということを数字で表しています。解像度が高ければ光の密度が濃くなるので、より美しいディスプレイになります。しかし、消費する電力量が多くなるのでバッテリーの持ちが悪くなります。
ディスプレイの解像度はスペック表を見ていただければわかるように、XSの方が断然高くなっています。解像度の違いだけで見たら、XSを選んでおいた方がいいのかも、と思ってしまう人も多いことでしょう。
しかし、XRのディスプレイの解像度が悪いわけではありません。他の種類のスマホや、今までのiPhoneと比べるととても高い解像度になっています。iPhone XSとXRのディスプレイの解像度の違いを一般の人が見分けることはできないという評判もあります。大きなこだわりがなければ、普通の人ならXRで十分に使用に耐えられると考えていいでしょう。
iPhoneの画面の大きさというのは、好みによって選べばいいのですが、解像度というのはディスプレイのスペックそのものになるので、こちらの違いは気になります。実際にiPhoneのXSとXRのディスプレイの解像度が大きく違うことで、ディスプレイに映る文字や画像、映像の見た目にはどのような違いがあるのでしょうか。
実は、現在発売されているiPhone XSとXRの解像度の違いというのは、一般の人の目にはわからないレベルだという評判です。実際にこの違いを見分けることができるほどの目を持っている人というのは、そうはいません。それほどディスプレイの見た目は変わらない、ということは覚えておきましょう。
次はiPhone XSとXRのカメラの違いについてみていきましょう。iPhoneといえば高性能なカメラが魅力的ですが、カメラのスペックにはどのような違いがあるのでしょうか。
スペック表を見るとわかる通り、iPhoneのXSとXRのカメラの違いにはズームの違いがあります。XSのカメラには光学2倍ズームが付いていますが、XRにはデジタルズームだけです。光学ズームというのはカメラのレンズの位置を動かすことで拡大することです。
デジタルズームというのはレンズの位置は動かないので、実際に撮影できる画像はズームしないときと同じです。ただ撮影した時の光の点である画素を拡大して、まるで拡大したかのように見せています。デジタルズームでは画素を拡大させるので、ズームしないときと比べるとカメラで撮影した画像が荒くなることがあります。
光学ズームでの撮影にこだわりたい人はiPhoneではXSにした方がよさそうです。しかし、光学ズームは2倍までしかできないので、この点に大きなこだわりを持つ人はiPhoneのカメラ機能ではなく、ちゃんとしたカメラを使ったほうがいいでしょう。
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