iPhoneにはテキストを自動で読み上げる機能があります。自分が使いやすいように細かな設定ができて、テキストを読み上げてくれるiPhoneの音声読み上げ機能の設定や使い方を説明します。便利な音声機能を使って今まで以上にiPhoneを便利に使いましょう。
iPhoneには、表示されている文章やテキストを自動で読み上げる機能があります。Webサイトのテキストをはじめ、ニュースアプリやメッセージアプリの内容も読み上げ可能で、作業をしながら音声で情報が得られます。iPhoneは音声読み上げ機能の他にも聴覚サポートなどの機能があり、ユーザーに合わせたサポート機能を”アクセシビリティ”といいます。
音声読み上げ機能はiPhone購入時の初期状態では設定されていませんので、iPhoneで音声読み上げ機能を設定しましょう。
iPhoneの音声読み上げは機能のオン・オフだけでなく、自分が使いやすいように細かく設定できます。読み上げ機能を設定するには、まずiPhoneの設定アプリを開きます。
設定アプリを開いたら「一般」を押します。
一般メニューの上から6番目に表示される「アクセシビリティ」を押します。
アクセシビリティメニューには、視覚サポートやタッチ操作の設定や聴覚サポートなどの機能が表示されます。視覚サポートの「スピーチ」を押します。
スピーチメニューを開くと、下の画像のように音声読み上げ機能の細かな設定ができます。
「選択項目の読み上げ」を押して設定をオンにします。このときボタンが緑色に変わります。選択項目の読み上げを使うと、テキストを長押ししてメニューを表示したときに音声読み上げ機能が使えます。
「画面の読み上げ」を押して設定をオンにします。画面の読み上げ設定をオンにしたときも、選択項目の読み上げ設定のようにボタンが緑色に変わります。画面の読み上げを使うと、表示している画面の文章を音声で読み上げてくれます。
選択項目の読み上げをオンにすると「内容を強調表示」がオンの状態で追加されます。強調表示とは、読み上げている文章の色等を自分の分かりやすいように表示してくれる機能です。
「内容を強調表示」を押すと、強調対象を”単語”と”文”と”単語と文”の3つから選べ、強調表示の方法を”アンダーライン”にするか”背景色”にするかを選べます。強調表示するときの色も、単語と文とそれぞれ6色から選べます。
iPhoneで音声読み上げ機能の設定ができたら、実際に音声読み上げ機能を使ってみましょう。簡単な操作で機能が使えますが、選択項目の読み上げと画面の読み上げで操作が違いますので、それぞれの音声読み上げの使い方を紹介します。
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