iPhoneのiOS9からパスコードのデフォルトが6桁になりました。4桁になれている方や、長い数字を覚えるのが不得意な方などはiPhoneのパスコードを6桁ではなくもとの4桁に戻したい方など、好きな桁数でパスコードを設定する方法をこの記事では説明しています。
世の中に携帯電話が普及し、従来使われていたフィーチャー・フォンから現在では様々なメーカーが売り出しているスマートフォンに切り替わりました。フィーチャー・フォンの時代から変わらず、端末に設定できるパスワード、もしくはパスコードは4桁の数字が定番でした。しかし、iOS9以降のデバイスではパスコードが6桁の数字に変更されました。
しかし、4桁のパスコードに親しみがある方や6桁のパスコードを覚えられるか心配な方もいると考えられます。この記事では、6桁のパスコードを4桁のパスコードに変更する方法や、6桁のパスコードでもセキュリティ面が心配な方に向けて6桁以上のパスコードや英数字のパスコードの設定する方法をこの記事では紹介します。
まず、パスコードを6桁から4桁に変える場合、初期の設定アプリからTouch IDとパスコードを選び、タップします。そうすると、変更画面に移る前に現在のパスコードを入力する画面になりますので、今使っている6桁のパスコードを入力します。
6桁のパスコードを入力すると、Touch IDとパスコードを設定に関する画面へ以降します。その中からパスコードの変更をタップし、パスコードの変更を行います。
パスコードの変更をタップすると、現在使っている古いパスコードの入力を求められます。従来使っていたパスコードの入力に成功すると、新しいパスコードの入力を求められます。その画面の中心にパスコードオプションという文字が現れますので、パスコードオプションをタップします。
タップすると、「カスタムの英数字コード」「カスタムの数字コード」「4桁の数字コード」の3種類が選べるので「4桁の数字コード」をタップします。
パスコードオプションから「4桁の数字コード」をタップすると、入力数字が6桁から4桁に減りますので、好みの数字を入れてパスコードを設定してください。新しいパスコードを確認するために2回パスコードを入力することになります。
4桁の数字というのは銀行のATMなどでも馴染みあるパスワードですが、セキュリティ面上、他人からわかりにくい数字列にすることをおすすめします。
iPhoneのパスコードを6桁から4桁に変更する設定方法を説明しましたが、セキュリティ面や、覚えやすさなどでパスコードを6桁ではなく別の桁数で設定したい方もいると考えられます。そういった方へ向けてiPhoneのパスコードを4桁、6桁ではない桁数や、英数字を含むパスコードに設定する方法を紹介します。
パスコードを6桁から4桁に変える手順と同じように、設定アプリからTouch IDとパスコードをタップし、パスコードを入力して、Touch IDとパスコードに関する設定画面を開きます。
パスコードを変更する、をタップし今まで使っていたパスコードを入力すると、新しいパスコードの入力画面へ移行します。移行した際に、パスコードオプションという文字が現れるのでその文字をタップすることによって、「カスタムの数字コード」という設定を選ぶことが可能になります。
カスタムの数字コードを選択すると、長い入力画面が出てきます。カスタムの数字コードでは好みの桁数のパスコードが設定できます。設定できるパスコードの長さは100桁近いとインターネット上では言われており、覚えられる限りの数字をパスコードとして設定できます。
注意が必要な点は、設定以外でパスコードの入力の際に、5回間違えるとiPhone側から注意画面が出ます。10回間違えると、iPhoneのデータが全て削除され、工場出荷状態の初期化が行われてしまうという点です。セキュリティ面を考えると長いパスコードのほうが強固なイメージがありますが、きちんと覚えられる桁数にしましょう。
パスコードのオプションには「カスタムの英数字コード」という設定も存在しています。この設定は数字だけではなく、英語と数字を織り交ぜる英数字のパスコードや、英字だけのパスコードを設定することも可能です。近年では様々な分野でパスワードなどの個人情報の漏洩が続いています。
そのため、ビジネスなどでiPhoneやiPadなどiOSデバイスを利用する方は英数字を含むセキュリティが強いパスコードにすることをおすすめします。
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