iPhoneのペアレンタルコントロール!スクリーンタイムで子供の利用を制限!

iPhoneのスクリーンタイム機能を利用し、iPhoneをペアレンタルコントロールすれば、子供の利用を制限することができます。子供にスマホ依存症になってほしくない、子供の利用範囲を管理したい方は、iPhoneでペアレンタルコントロールをしてみましょう。

目次

  1. 1iPhoneのペアレンタルコントロールとは?
  2. 「iOS 12」から追加された新機能「スクリーンタイム」を活用
  3. 子供のスマホ依存を抑制する機能も
  4. 2iPhoneの「スクリーンタイム」の設定でペアレンタルコントロールする
  5. ペアレンタルコントロールする方法
  6. iPhoneの利用時間・状況を確認する方法
  7. スクリーンタイムにパスコードを設定する方法
  8. 「休止時間」を設定して子供の利用を制限する方法
  9. 3iPhoneの「機能制限」の設定でペアレンタルコントロールする
  10. 「コンテンツとプライバシーの制限」でアプリ利用制限
  11. 「Webコンテンツ」でネット閲覧制限
  12. ファミリー共有機能で一括管理
  13. 4iPhoneの「アプリの利用時間制限」の設定でペアレンタルコントロールする

iPhoneのペアレンタルコントロールとは?

老若男女問わず、様々な方がiPhoneを手にし、色々な用途で活用しています。仕事用に使っている方、知人との連絡用に使っている方、主にゲームを利用するために使っている方など、ユーザーによって千差万別です。

そんな様々なユーザーの中には、まだ幼い子供のユーザーも存在します。昨今では珍しいことではありませんが、まだ自己責任能力が低い子供に持たせるというのは心配の種でもあります。ネットを通じておかしな詐欺にあってしまったら、もしくは成人向けのコンテンツを目にしてしまったらなど、心配の種は絶えないでしょう。

しかし、なにより心配なのはスマホ依存症です。子供の頃からiPhoneと接している時間が長すぎるために、iPhoneを見ていないと落ち着かない依存体質になってしまう場合があります。スマホ依存症は健康障害を引き起こす可能性もあり、視力の低下など子供の頃から不健康の沼に足を踏み入れてしまうかもしれません。

だからといってiPhoneそのものを取り上げてしまうのは、強引な方法ですし、子供の好奇心や知識欲を妨げる可能性があります。大切なのは、依存しない程度にiPhoneを利用することです。ですが、本人に自己管理を任せるにはまだ幼すぎます。子供がiPhoneに依存しないように、親が責任をもって子供を守ることが重要なのです。

では、iPhoneに依存しないように子供を見守るにはどうしたらいいのか。それを解決するために、iPhoneのペアレンタルコントロールを利用しましょう。

「iOS 12」から追加された新機能「スクリーンタイム」を活用

iPhoneのペアレンタルコントロールとは何か、を確認する前に、ペアレンタルコントロールをするためのスクリーンタイム機能とは何か、から確認をしましょう。

スクリーンタイム機能は、iOS 12から搭載された利用時間などの管理用機能です。アプリの利用頻度、利用時間などをグラフにして可視化し、自分がどの程度iPhoneを利用しているか確認することができます。

意外と自分が思っているよりiPhoneを使用している時間は長いものです。気づかないうちにスマホ依存症予備軍になっていた、なんてこともあり得ます。スマホ依存症になってからでは、克服するのは非常に困難です。ですので、依存体質にならないためにも、スクリーンタイムを活用し、iPhoneと上手く付き合うことが大切です。

子供のスマホ依存を抑制する機能も

自分のiPhoneを確認するだけでなく、子供のiPhoneを確認し、コンテンツやプライバシーの制限なども行うことが可能です。これがペアレンタルコントロールです。

子供のiPhoneとペアになり、子供が誤っておかしなサイトに入ったり、高額の課金をしないようiPhoneをコントロールします。

子供が勝手に親のクレジットカードを利用し、高額な課金をするというケースは、実は珍しいことではありません。親が気づいた時には、もう返金もできず、崩れ落ちるしかないという悲しい結果になることもあります。しかし、それを対処するために子供からiPhoneを取り上げてしまのは、根本的な解決にはなりません。

加えて、子供の事を四六時中見ることはできませんし、それでは子供を監視しているようで気分も良くないでしょう。見守ることが監視に繋がってしまうのはとても悲しいことです。しかしスクリーンタイム機能でペアレンタルコントロールすれば、子供からiPhoneを取り上げることなく、離れたところから子供の安全が守れます。

自分や子供がスマホ依存症にならないように、そして子供の安全を守るためにも、スクリーンタイム機能でペアレンタルコントロールすることは非常に大切なことなのです。

iPhoneの「スクリーンタイム」の設定でペアレンタルコントロールする

もし、まだスクリーンタイム機能を使ったことがない、もしくはスクリーンタイム機能からペアレンタルコントロールをしたことがないという方は、試しにスクリーンタイム機能を利用してみましょう。時間や利用範囲に制限をかけ、しっかり管理することでiPhoneに依存しないよう対処することができます。

ペアレンタルコントロールする方法

まずは、iPhoneの設定アプリを開きましょう。設定の「スクリーンタイム」をタップし、「スクリーンタイムをオンにする」を選択します。

スクリーンタイム画面に移るので「続ける」をエネルギー選び、スクリーンタイムを設定するiPhoneが誰のものか設定しましょう。自分のiPhoneで設定したい場合は「これは自分用のiPhoneです」にタップし、子供iPhoneで設定し、ペアレンタルコントロールをしたい場合は「これは子供用のiPhoneです」をタップしましょう。

これでスクリーンタイム機能とペアレンタルコントロールの設定は完了です。

iPhoneの利用時間・状況を確認する方法

スクリーンタイムでは、iPhoneの利用時間と利用状況を確認することができます。確認方法は非常に簡単で、スクリーンタイム画面の「○○のiPhone」をタップするだけです。これだけでアプリの利用頻度や、iPhoneを持ち上げた回数、時間などが分かります。

当日の利用状況だけでなく、過去7日分の利用状況が確認でき、何に対して依存的になっているのか把握することができます。可視化することで、客観的に管理できるため、iPhoneの利用時間や利用状況が曖昧な方にこそおすすめの機能です。

スクリーンタイムにパスコードを設定する方法

子供のiPhoneでスクリーンタイムをオンにし、ペアレンタルコントロールをしようとしても、子供がスクリーンタイムをオフにしてしまえば何の意味もありません。子供は危険性を無視して自由を追い求めてしまうため、言葉だけの注意ではどうしても止められません。

そんな時は、スクリーンタイムにパスコードを設定しましょう。端末のパスコードとは別のパスコードを設定するため、子供が端末を使えたとしても、ロックしたアプリなどの利用や、スクリーンタイムの解除を勝手にすることはできません。事前に鍵をかけることで、依存や危険から遠ざけることができるのです。

スクリーンタイムの画面から「スクリーンタイム・パスコードを使用」を選択し、パスコードを設定すればいいので、試しに設定してみましょう。

ちなみに、スクリーンタイムのパスコードを忘れてしまうと再発行はできないため、iPhoneを初期化してデータを全て消さなければいけません。初期化して、真っ白な状態で再設定することで、再度スクリーンタイム機能を管理することができます。

バックアップデータを戻してしまうと、スクリーンタイムの設定が戻ってきてしまうため、パスコードがなければオンオフの切り替えができません。バックアップを戻すことも叶わないので、本当に真っ白な状態にしなければならないのです。

Apple公式に相談したとしても、パスコードはあくまでユーザーが決め管理するものなので、Apple公式ではどうすることもできません。そうならないためにも、設定したパスコードは忘れないようにしましょう。

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大和みやび
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