iPhoneの使用を続けると、バッテリーの減りの速さを感じるでしょう。それはiPhoneバッテリーの劣化が原因です。今回は、寿命や劣化の目安を説明します。さらに交換タイミングの目安も紹介します。バッテリー交換を考えている場合は、ぜひ参考にしてください。
iPhoneユーザーのみなさんは、iPhoneをかなりの時間使用しているのではないでしょうか。iPhoneを使い続けていくと、新品のころは感じなかったバッテリーの減りが、早い状態になっているのを感じるでしょう。ここでは、iPhoneのバッテリー寿命やバッテリー交換時期の目安を説明します。
公式AppleはiPhoneバッテリーの寿命時期を、3年間と発表しています。しかしiPhoneバッテリーの寿命は、どのくらい充電したかで決まります。たくさんすればするほど、バッテリーの寿命は早くなります。
公式Appleは、500回の充電でiPhoneの劣化が発生すると発表しています。おそらく多くのiPhoneユーザーが、1日に最低1回はバッテリー充電をするでしょう。そうすると、1年で365回のバッテリー充電となります。1年半ほどでiPhoneバッテリーの劣化が起こる可能性があります。
しかし現代のiPhoneユーザーは、もっと頻繁にバッテリー充電を行うでしょう。その場合は、1年半より早く劣化が発生します。1年程でiPhoneバッテリーの劣化が開始するため、使用開始から2年あたりがiPhoneバッテリー交換時期の目安でしょう。
つづいて、自身のiPhoneのバッテリーの状態を確認する方法を紹介します。バッテリー状態を確認することで、iPhoneバッテリー交換時期の目安になります。
最初に、iPhoneデバイスを使用して電池の寿命状態を確認してみましょう。電池の寿命を見ることで、iPhone電池の交換時期の目安にもなります。
iPhoneでバッテリーの寿命状態を最大容量により確認する場合は、設定>バッテリー>バッテリーの状態を選択しましょう。そうすると下の画像のように、最大容量が表示されます。iPhoneは充電を500回繰り返しても、最大容量80%を保つように作られています。しかしこの最大容量が80%以下になると、iPhoneバッテリーの交換時期の目安となります。
iPhoneのピークパフォーマンス性能とは、バッテリー状態の劣化などによる突然のシャットダウンを防ぐ機能です。このピークパフォーマンス機能が機能している場合は、iPhoneのシャットダウンが予測されると一部のiPhone機能が制御されます。例えば、スピーカーのボリュームが小さくなるやアプリを開くのに若干時間がかかることがあげられます。
上の画像のような文言の場合は、iPhoneが突然のシャットダウンの恐れがなく、正常に作動しています。この文言の内容で、現在のiPhoneの状態を診断できます。
Appleサポートにより、電池の寿命や容量を診断してもらうことも可能です。インターネットで「Appleサポートへお問合せ」と検索し、サポートセンターのページを開きます。その次にAppleサポートに問い合せる>iPhone>バッテリーと充電>バッテリーに関する質問/トラブルシューティング>今すぐアドバイザーと話がしたいを選びましょう。
上の画像のように、シリアル番号の入力を求められます。自身のiPhoneのシリアル番号は、設定>一般>情報で確認できます。
「Battery Life」は、iPhoneバッテリーの劣化や寿命を診断できるアプリとして非常に人気でした。しかしiOS12以降は、アプリがiPhoneのバッテリー状態を読み取れなくなりました。残念ながら、アプリが再度iPhoneバッテリー状態と連動するのを待ちましょう。しかし劣化・寿命の診断以外にもお役立ち機能は満載です。
このように現在の充電残量から、どのくらいの時間iPhoneが起動可能かを示してくれます。
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