Google Home hubとはディスプレイ機能が付加されたスマートスピーカーです。今回は、Google Home hubでできることや日本での発売予定について解説します。ディスプレイ付きのスマートスピーカーの新しい可能性とは何かに迫ります。
Google Home hubとは、Googleが提供しているスマートスピーカー、Google Homeの新しいラインナップ製品です。このGoogle Home hubは現在(2019年5月時点)、未だ日本では販売が見送られていますが将来的には販売が始まることが決まっています。
このGoogle Home hubの最大の特徴はスマートスピーカーでありながら、ディスプレイが装備されている点です。スマートスピーカーは、デバイスを管理するAIに音声で指示するというのがメインコンセプトなので基本的にディスプレイは必要ありませんが、Google Home hubはディスプレイが装備されていることで独自の使い分けが期待されます。
Google Home hubのデバイス区分はスマートスピーカーですが、ディスプレイを搭載しているのでAI搭載の「スマートディスプレイ」と呼ばれることがあります。
搭載されているディスプレイの大きさは7インチで、タッチ操作対応パネルなので、情報表示だけでなく操作機能を持つインターフェイスとしての役割も果たします。
つまり、Google Home hubでは、他のスマートスピーカーにはない、音声と視覚のコンビネーションによる操作と情報提供が可能です。
また、Google Home hubにおいて注目するべき点は、使用OSがAndroidでもLinux系でもなく、Googleが新しく開発しているOS「Fuchsia」の技術が採用されていることです。「Fuchsia」はGoogleが次世代のセキュリティー対応を念頭に開発している新OSです。
Google Home hubとGoogle Homeとの大きな違いは、前述している通り、スマートスピーカーにディスプレイ機能を持ち込んでいる点ですが、物理的なサイズ感の違いは感じられません。同じサイズ感です。
Google Home hubはディスプレイが付いていながら同じサイズ感なので、逆に小ぶりなディスプレイデバイスという印象です。
次に、Google Home hubに関するレビューを紹介します。まずはGoogle Home hubについての良いレビューです。スマホ・タブレットの操作に先行して慣れている我々にとって、ディスプレイ操作・ディスプレイ確認ができることは、ある種、安心感があるのではないでしょうか。
Google Home hubはディスプレイが付いていながら、比較的軽量サイズなので、デバイスの設置に気を使いません。自分の好みに合わせて気軽に設置場所を変えられます。
Google Home hubはディスプレイが付いているのでタップ操作が可能です。音声操作に加えてタップ操作も利用できるので、そのときの状況に合わせてフレキシブルに対応できるのがGoogle Home hubの操作上の強みと言えます。
Google Home hubはディスプレイが付いているのでスクリーンで情報を確認できます。通常のスマートスピーカーは音声のみの回答ですが、Google Home hubの場合は音声に加えて視覚情報も提供できるので、より機能的なユーザーとのコミュニケーションが可能になります。
次に、Google Home hubに関する悪いレビューを紹介します。
Google Home hubと各デバイスを連携する際に、設定に手間がかかる場合があるようです。
Google Home hubと各デバイスを連携するには「Google Home」アプリを利用しますが、連携しようとするデバイスの中には一旦そのデバイスの専用アプリで設定して、さらにその専用アプリを「Google Home」アプリに連携させるという手順を踏まなくてはいけない場合があるようです。
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