スマホの画面操作の記録・繰り返し再生を可能にするアプリ「FRep」を使えば、スマホゲームなどで面倒な連打操作や一連の連続操作を記録してボタンをタップするだけで繰り返し自動再生してくれます。今回は、このFRepの導入方法や設定方法、また使い方をまとめました。
スマホゲームなどの操作において、連打やスワイプなど決まった一連の操作を毎回やるのが面倒な時に便利なアプリが「FRep」です。「FRep」とは、Finger Replayerの略で、指で実行した操作をReplay(リプレイ・繰り返し実行)してくれる無料アプリです。
Androidの連打ツールとして知られており、ボタンをタップするだけで、記録した操作を自動再生で繰り返し実行してくれます。
また、FRepはAndroidではRoot化※が不要で安全なので、おすすめです。しかし、FRepはインストールしただけでは利用できず、FRepをスマホで使えるようにするための設定が必要です。早速、FRepをスマホに設定してみましょう。
※Root(ルート)化とは、端末の管理者権限を許可し、端末のシステム変更や設定変更を可能にする設定ですが、一度Root化するとセキュリティアプリがRoot化をリスクと捉え端末が使えなくなったり、メーカーサポートを受けられなくなったりします。
まずFRepをスマホにインストールします。Playストアで検索するか、下記リンクからインストールしましょう。
スマホのホーム画面などにFRepのアイコンが出来ればインストール完了です。
FRepをインストール直後に起動しても、”(実行されていません)”という文言と、エラーメッセージが表示され、まだFRepは使えない状態です。そのため、まず端末での設定を行います。Androidスマホでの設定と、PCを使いFRepを有効化する設定がありますが、PCとデータ転送が可能なUSBケーブルが必要です。
Androidスマホでの設定からご紹介します。まず端末の「設定」から「開発者向けオプション」※を有効にします。すでに「開発者向けオプション」が表示されている方は、開発者向けオプションの有効化の手順はスキップしてください。
※開発者向けオプションとは、Androidスマホの開発者向けのオプションメニューで、一部の機種を除き通常は非表示になっています。通常のスマホの使い方では不要ですが、開発者のような上級者向けのスマホの便利な設定が可能になります。
Androidの機種により多少違いますが、端末の「設定」を開き、下部の「端末情報」→「ソフトウェア情報」→「ビルド番号」と進みます。次に「ビルド番号」を7回ほど連続で「開発者/開発者モード/デベロッパーモードになりました」と表示されるまでタップします。
このように、「開発者」や「デベロッパー」という単語がキーワードです。
端末の「設定」に戻り、表示された「開発者向けオプション」をタップします。
「開発者向けオプション」のスイッチがOFFの場合はスイッチをタップしてONにし、下部の「USBデバッグ」※をONにします。※USBデバッグとは、Androidスマホのアプリを開発・設定できるよう、端末をPCを通信可能にするモードです。この後、AndroidスマホをUSBケーブルでPCに接続し設定するために、この「USBデバッグ」を許可します。
このようなメッセージが表示されたら、「OK」をタップします。
次に、端末の「設定」に「ユーザー補助」がある場合は、「ユーザー補助」から「FRepユーザー補助サービス」をタップします。ユーザー補助が見つからない場合は、FRepを起動した際に表示される指示に従って設定します。
表示された「FRepユーザー補助サービス」のスイッチをタップしてONにします。
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