コマンドプロンプトはエンジニアや専門家たちだけのものではありません。コマンドプロンプトを駆使することで作業を効率化させましょう。ただし駆使するためにはショートカットも必要です。そのため、今回はショートカットについてもご紹介します。
コマンドプロンプトという言葉を聞いたことのない方でもショートカットキーという言葉を聞いたことはあるでしょう。このコマンドプロンプトを駆使することでショートカットを変更することができ、パソコンを使った処理速度を上げることができます。コマンドプロンプトを駆使するため、ショートカットを使う方法もご紹介します。
コマンドプロンプトとは普段はクリックやキーを使って命令する動作を文字列で命令できる機能のことです。ショートカットキーはとても便利ですが、人によってはもっとショートカットキーで可能な命令を増やしたいという場合でも、あらかじめコマンドプロンプトで命令しておけば対応することができます。
実際にWindowsでコマンドプロンプトを起動させると黒いバックグラウンドにコマンド(命令文)を入力できる画面になります。コマンドプロンプト内に入力した命令文は一定数を記憶できるため、ショートカットを増やすことになり、デフォルトの状態に加えてショートカットを使うことが可能となります。
コマンドプロンプトのプロパティを開くとオプションが表示されます。このオプションではカーソルのサイズやコマンド履歴、編集オプションを設定することができます。
カーソルのサイズは3つのサイズから設定することができ、履歴では保存するコマンドの量やプロセス数を設定することができます。多くのショートカットを使いたい場合はコマンド量を増やすようにしましょう。
編集オプションの中はすべてチェックが入っている状態がデフォルトとなっています。チェックを外すことで該当項目を使用不能に設定できます。またテキストの選択も可能であり、行を折り返したり、一般的なショートカットキーを使えるようにできます。
さて、ショートカットキーはCrlと何かしらのキーを同時に押すことで命令された内容を実行します。コマンドプロンプトで命令している場合、ショートカットキーを使うことで工数を減らすことができます。つまり、コマンドプロンプトに色々な命令をしておけばCrl+キーで色んなことができるということになります。
一般的にCrl+Cキーでコピーであったり、Crl+Vキーでペーストと言ったショートカットキーが使えます。コマンドプロンプトを使えばそのほかの命令を実行させることができるので、パソコンでの作業工数を削減したいと考えている人は是非試してみてください。
コマンドプロンプトを起動するためには4つの方法があります。どの方法でもコマンドプロンプトを起動させ、命令を実行することができますので好ましい方法を決めてコマンドプロンプトを駆使しましょう。なお、コマンドプロンプトでは命令内容の保存量が決まっているため無駄な命令を作らないように心がけましょう。
唯一、マウスのみでコマンドプロンプトを開くことができる方法です。スタートメニューにはシステムツールが表示されますが、コマンドプロンプトもシステムツールの1つのため表示されます。コマンドプロンプトのアイコンをクリックすれば正常に起動するでしょう。
システムツール一覧にすぐ表示されるときは問題ありませんが、初めて使う時などはすぐに見つけることができません。そのため検索ボックスに「cmd」と貼り付けましょう。「cmd」と貼り付けることによって、すぐにコマンドプロンプトを表示してくれます。なお、「cmd」はコマンドの略称です。
また、システムツール一覧から削除してしまった場合でも検索ボックスに「cmd」と貼り付けることですぐに表示してくれます。すぐにはコマンドプロンプトが見つからないという時には、検索ボックスに「cmd」と貼り付けることをおすすめします。
コマンドプロンプトはExplorerからでも起動させることができます。検索ウィンドウに「cmd」を貼りつけるとコマンドプロンプトが起動する仕組みとなっています。ご注意いただきたいのは、InternetExplorerではなく、ファイルなどを確認できるExplorerの検索ウィンドウに「cmd」と貼り付けるということです。
ネットで「cmd」と検索しても、関係する記事が表示されるだけでコマンドプロンプトが起動することはありません。必ず、Explorerの検索ウィンドウに「cmd」と貼り付け、システムツールを探すようにしましょう。
1 / 3
続きを読む