Bluetoothの最新規格「Bluetooth5.0」と下位互換性や下位モデルとの違いを紹介します。「Bluetooth5.0」の互換性や、「Bluetooth5.0」に対応する機器・スマホ・性能について詳しく解説するので、正しいの知識を身につけましょう。
みなさんは「Bluetooth5.0」というBluetooth規格を知っているでしょうか?Bluetoothには、様々な規格が存在し、最新のBluetooth規格を「Bluetooth5.0」と呼びます。本記事冒頭の本章では、「Bluetooth5.0」の通信規格やバージョンについて詳しく解説していきます。
Bluetoothとは、デジタル機器を数メートルの近距離で線がなくても操作が出来る、いわゆる無線接続をする方法です。現在では、Bluetooth専用のイヤホン・ヘッドホン、スマホとPCを接続する方法として、一般的に知られています。Bluetoothには規格やバージョンが存在しており、Bluetooth「1.0」〜「4.0」までのバージョンがこれまでの一般的な規格でした。
2019年8月現在、Bluetoothの新バージョン「Bluetooth5.0」を搭載した製品が徐々に発売されており、Bluetoothという機能がローンチしてから約15年の歳月が経っています。
「Bluetooth5.0」と下位バージョンとの違いは、その通信範囲と転送速度が大きく異なります。Bluetoothのバージョンが新しくなるごとに、その性能は高くなっており、現在の私たちの生活にはかかせないものとなっています。
「Bluetooth5.0」では、旧Bluetoothバージョンから大幅な通信範囲の拡大がなされ、最大100mまでのBluetooth接続が可能になりました。また、通信速度も大幅に改良されました。
これから「5G世代」に突入しますが、無線Bluetooth接続速度も比例して高まっており、さまざまなデバイスを無線で超高速データ通信できる世の中になっていくと考えられています。
「Bluetooth5.0」と下位バージョンとの違いについて紹介しましたが、本章では、更に「Bluetooth5.0」と「Bluetooth4.0」以下のバージョンのついて詳しく解説していきます。
Bluetooth1.1 | Bluetoothの初期バージョン |
---|---|
Bluetooth1.2 からの違い |
【2.4GHz帯域】の無線LAN(11g/b)との干渉対策 |
Bluetooth2.0 からの違い |
EDRに対応する場合、Bluetooth1.2の約3倍のデータ転送速度に対応 (最大データ転送速度3Mbps) |
Bluetooth2.1 からの違い |
デバイスのバッテリー寿命を延長できる【Sniff Subrating】機能を追加 デバイス間のペアリング簡易化を実現 |
Bluetooth3.0 からの違い |
最大転送速度24Mbpsを実現 従来の転送スピードから約8倍のデータ転送速度を実現 |
Bluetooth4.0 からの違い |
省電力化(BLE)対応にし、従来のバッテリー性能を大幅に改良 また、様々なプロファイルにBluetooth対応される |
Bluetooth4.1 からの違い |
Bluetooth4.0を高機能化を実現 Bluetoothの自動再接続 【LTE】【Bluetooth機器】間での通信干渉を抑制する機能を搭載 |
Bluetooth4.2 からの違い |
Bluetooth4.1よりもセキュリティレベルを強化 Bluetooth4.1よりもデータ通信速度を高速化 |
Bluetooth5.0 からの違い |
Bluetooth4.0より2倍のデータ通信速度を実現 Bluetooth4.0より4倍のデータ通信範囲を拡大 |
本章では、「Bluetooth5.0」に対応するスマホ一覧を紹介します。本章で紹介するスマホ以外にも「Bluetooth5.0」に対応するスマホは多数ありますが。現在発売されている最新の「Bluetooth5.0」対応スマホを一覧に紹介していきます。
公式オンラインショップの参考価格 | 30,720円~ |
Bluetooth5.0対応スマホ【LG K50】の詳しい商品情報は下記のリンク先にて確認してください。
公式オンラインショップの参考価格 | 103,032円~ |
1 / 4
続きを読む