この記事では、Macのワークフロー構築アプリのAutomatorとはどのようなものなのか、その機能について解説しています。また、MacのAutomatorで自動化できる主な作業や動作とは、その詳しい設定方法とはどのようなものがあるのかについても解説しています。
仕事などで毎日同じような作業を繰り返したり、もっと日頃行なっている作業の生産性を上げ、効率化したいと思った時、MacのAutomatorはとても有効です。
このAutomatorを利用して普段行なっている簡単な作業を自動化すれば、仕事などの時間短縮や効率アップも可能です。それでは、次にAutomatorとはどのようなアプリケーションなのかについてご紹介します。
Automatorとは、Macにはじめから付属しているワークフローを構築するアプリケーションのことです。Appleによると、Automatorとは「簡単に作業を効率化できるパーソナル自動化アシスタント」のことだそうです。
MacのAutomatorでは、複数のアプリケーションを自動で起動したり、画像サイズを変更してくれるなど、簡単ですがMacを開いて作業するたびにやらなければいけない細かい作業を自動で行ってくれるため、手間が省けます。
また、Automatorは、MicrosoftのアプリやPhotoshopなどのMacの純正ではないアプリケーションに対しても利用することができるため、自動化できるアプリケーションの幅が非常に広いです。
前の項目では、Macにはじめから付属しているソフトウェアであるAutomatorとはどのようなアプリケーションなのかについて解説しました。それでは、続いてMacに付属しているAutomatorの機能とは、そしてAutomatorで自動化できる種類についてご紹介します。
MacのAutomatorにどのような機能がついているのか、そしてどの種類の作業を自動化できるのかは、実際にAutomatorのアプリケーションを確認することで確認できます。
まず、「Automator」のアプリケーションを開きます。
Automatorのアプリを起動すると、以下のような画面が表示されます。表示されている「ワークフロー」「アプリケーション」「クイックアクション」「プリントプラグイン」「フォルダアクション」「カレンダーアラーム」「イメージキャプチャ・プラグイン」「音声入力コマンド」が主に自動化できる機能です。
まず、Automatorの機能には、Webページの接続や操作を自動化するものがあります。ブラウザ専用の胃自動化のアプリケーションも存在しますが、AutomatorでWebページの操作をする際には、ログインする際の段階的な認証が必要ないので、気軽に設定、自動化することができます。
こちらの操作は、「Automator」を起動し、「ワークフロー」を選択、その後左側の「インターネット」という項目を選んで細かく設定することができます。
続いてご紹介する機能は、「カレンダー」の項目を編集することができる機能です。こちらは、「Automator」を開き、「ワークフロー」を選択、その後左側の自動化レシピにある「カレンダー」の項目から設定が可能です。
このカレンダー機能を使えば、設定したイベントの要約を自動で行ってくれたり、自動でカレンダー上のイベントを削除や検索をしてくれたり、リマインダーを自動で行ってくれたり多くの作業を自動化することができます。
また、カレンダー機能で指定した時間にゴミ箱を空にしたりすることも可能です。レシピの組み合わせによって多岐にわたって設定が可能なのが利点です。
また、Automatorを使うことで、ユーティリティ項目(一部)の操作も自動化することができます。この機能の使い方をマスターすることで、作業効率を何倍にも上げることも可能です。
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