オーディオインターフェイスとは?使い方・DTMでの必要性やおすすめを解説!

パソコンの標準搭載機能だけでも簡易的な音楽編集は可能ですが、DTMを作成する時にあると大変便利なオーディオインターフェイス。DTM作成時に利用するDAWソフトとの関係性や楽器との相性。オーディオインターフェイス自体の性能・性質を解説しています。

目次

  1. 1オーディオインターフェイスとは?
  2. マイクや楽器の音を再生・録音する機器
  3. ミキサーやサウンドカードとの違い
  4. 2オーディオインターフェイスの使い方・DTMでの必要性
  5. 使い方
  6. DTMでの必要性
  7. 3オーディオインターフェイスの選び方のポイント
  8. 端子の形状をチェック
  9. オーディオの性能をチェック
  10. 付属DAWをチェック
  11. iPadやiPhoneと接続可能かをチェック
  12. 4メーカー別オーディオインターフェイスのおすすめ
  13. Roland
  14. Universal Audio
  15. Antelope Audio
  16. RME
  17. Apogee
  18. 5自分に合ったオーディオインターフェイスを見つけよう

オーディオインターフェイスとは?

オーディオインターフェイスとは、パソコンで様々な楽器の音を高音質で再生・録音したい時に使用する機器です。パソコン自体に、標準でオーディオインターフェイスと同じような機能が付いていますが、DTM(デスクトップミュージック)の作成時など、音質的な事を言う場合はパソコンの標準機能だと低品質すぎるのでオーディオインターフェイスが必要になります。

マイクや楽器の音を再生・録音する機器

オーディオインターフェイスとは、音を再生するだけではなく、楽器の音の録音や歌手の方が使用するようなマイクやギターを接続して音を録音する時に必要になります。つまりパソコンと周辺機器を接続するための機器です。

ミキサーやサウンドカードとの違い

ミキサーはライブ会場や演奏会場・イベント会場で目にする事があると思います。ステージの横や会場の中央等に、箱のような大きな機材にボリューム調整のスライドボタンや、スイッチやツマミがついているのが置いてあると思います。あれがミキサーです。ミキサーにはそれぞれの音の音量や質量を調節する機能があります。ミキサーは複数の音をまとめる機器です。

一方、オーディオインターフェイスとは、パソコンと周辺機器を接続し、楽器等の音を録音・再生する機器です。その為、ミキサーとオーディオインターフェイスとは使い方が全く異なります。また、オーディオインターフェイスとはデジタル機器になりますが、ミキサーのほとんどはアナログ機器です。

サウンドカードとは、広い意味ではオーディオインターフェイスと同じ機能を持つ機器です。しかし、サウンドカードが特化しているのはパソコンの音やゲーム音声の入出力機能の強化です。その為、サウンドカードとオーディオインターフェイスとは意味合いとして区別されていますし、機器の形状も異なります。

オーディオインターフェイスとは、パソコンと周辺機器を接続する為の機器なのに対して、サウンドカードパソコンに内蔵・接続して使う基盤タイプの機器です。サウンドカードの使い方としては主にオーディオ(音)をパソコンから出力する時に使用します。なぜならサウンドカードは出力機能に特化しているからです。その為、サウンドカードはDTMを使用する時ではなく、音楽鑑賞やパソコンゲームをされる方向けです。

オーディオインターフェイスの使い方・DTMでの必要性

オーディオインターフェイスとは、パソコンと周辺機器を接続する事でいろいろな使い方が出来ます。使い方やDTM(デスクトップミュージック)作成時の必要性を見ていきます。

使い方

オーディオインターフェイスとは、再生・録音・ミックス時の音の確認・スピーカーへの接続・モニターヘッドフォンとの接続時に使用します。オーディオインターフェイスには様々な種類・性能の違うオーディオインターフェイスがありますので、使用用途に応じた機能を持つオーディオインターフェイスを活用してください。

楽器や音を録音する

オーディオ(音)を録音する時に大切なのは、録音する機材をパソコンと接続する時の接続の方法です。例えば、マイクやギターのケーブル端子がパソコン側の端子の入力形状と異なる事で、マイクやギターを直接パソコンに接続する事が出来ません。その場合、端子を接続する為の変換アダプター等を使用して接続すると、雑音(ノイズ)が発生してしまいます。

雑音(ノイズ)が発生してしまうと、ミキサーで音の編集を行う際に多大な影響が出ます。その問題を解決してくれるのがオーディオインターフェイスです。オーディオインターフェイスとは、DTMを行う上では必要不可欠な存在です。

ミックスなどの編集をする

オーディオインターフェイスの使い方として、ミックス作業時の音源確認に利用出来ます。なぜミックス作業時にオーディオインターフェイスが活躍するのかというと、ミックスという作業は、多種多様なスピーカーやイヤホンから聴いても高音質な音を目指して行う作業なので、オーディオインターフェイスの高音質入出力機能を活用しないと高音質なミックス作業が出来ないのです。

DTMでの必要性

DTM(テーブルトップミュージック)を作成するにあたりオーディオインターフェイスの役割は大きく3つあります。1.音質の改善 2.複数の入出力の対応 3.録音時のレイテンシーの緩和です。DTM作成を行う上でオーディオインターフェイスは必ずしも必要なのかという疑問に個々の内容を紐解きながら考えていきます。

まず、もともと楽器からのオーディオ(音)はアナログ信号です。パソコンで再生できるオーディオ(音)は、デジタル信号です。つまり、楽器のオーディオ(音)を録音してパソコンで再生するためには、アナログ信号をデジタル信号に変換しなければなりません。

このデジタル信号への変換処理や、DTMソフトで行える編集作業時にはパソコン全体でデジタル処理が行われています。このデジタル処理が過大になると、雑音(ノイズ)が発生、音が遅れる、最悪パソコンが止まってしまいます。

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この記事のライター
SNOW.6
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