Amazonのネット通販で買い物をする機会は増え続けていますが、忙しい毎日を送る多くの人にとって、Amazonで購入した商品の配達日の時間指定ができたら助かるはずです。今回はAmazonで配達日と時間を指定して注文する方法を詳しく解説します。
海外から日本に観光に訪れる外国人観光客は、日本の美しさやおもてなしの精神に深く感動すると言われています。また、地下鉄やバスなどの公共の乗り物を利用する際に、その運行の正確さゆえに、日本人はとても几帳面であるという印象も持つようです。
日本人が几帳面である理由には、決められたことは決められたとおりに実行される必要があるという共通認識が日本人のメンタリティーに組み込まれていることが挙げられます。しかし几帳面であるとは、せっかちであるという意味にもなります。世界的に見て日本人はどれほどせっかちなのでしょうか。
あるアメリカの心理学者が出版した著作によれば、対象になった31カ国中、日本は4位という結果だったようです。そんな日本人の几帳面さやせっかちさが表れるのが、購入した商品の納品時間です。昨今、ネットショップで買い物をする日本人が多くなりましたが、中でも最も多くの集客をしているのは通販ショップの大手であるAmazonです。
購入した商品を1日でも早く手にとって確かめたい、というのは自然の願いです。せっかちな人であれば、もちろん配達日が早いに越したことはありません。しかし、せっかちでなくても、急がしい毎日を送っている多くの人にとって、自分の最も都合の良い日に商品を配達して欲しいと願うのはごく当たり前のことです。
通販ショップAmazonは、配達日と時間指定をして商品の注文をするサービスを顧客に提供しているのでしょうか。
結論から言うと、Amazonは配達サービスの1つとして、Amazonで注文した商品の配達日や配達時間の指定ができる「お届け日時指定便」を用意しています。このサービスを活用すれば、自分が最も都合の良い日時に購入した商品の配達を行ってくれます。
Amazonの配達サービスである「お届け日時指定便」は配達日と時間指定ができる便利なサービスですが、無料のサービスではありません。「お届け日時指定便」は有料のサービスです。以下に「お届け日時指定便」を利用して配達を依頼した場合の料金をまとめて記載します。
配送先 | お届け日時指定便 | 通常配送 | |
通常料金 | 当日のお届け指定をした料金 | 通常料金 | |
本州・四国 (離島は含まない) |
510円 | 610円 | 410円 |
北海道・九州 | 550円 | 650円 | 450円 |
Amazonには、有料サービスであるAmazonプライム会員制度があります。月額500円、年額4,900円の料金を払えば、Amazon無料会員にはない、様々なサービスを利用できます。そんなAmazonプライム会員だけが利用できるサービスの中に、配送料無料というサービスがあります。
この配送料無料サービスには、通常配送、お急ぎ便、そしてお届け日時指定便が含まれます。Amazonで商品をたくさん購入し、配送方法をいつも「お届け日時指定便」にするのであれば、月額500円を払ってAmazonプライム会員になった方がかなりお得です。ただし注意点があります。
Amazonプライム会員で配送料が無料になるのは、Amazon.co.jpが販売と発送を行う商品のみで、一般販売者が発送する商品、つまりマーケットプレイスの商品には適用されません。
ではこれから、Amazonの配達サービス「お届け日時指定便」を使ってどのように商品の注文ができるのかを解説します。まず、Amazon.co.jpでの買い物をすべて済ませます。買い物が済んだら、画面右上にある「カート」をクリックして注文完了手続きを行っていきます。
「買い物カート」に入っている商品の詳細が表示されますので、確認できたら「レジに進む」を選択します。
次の画面は、お届け先住所の選択です。Amazonの会員登録の際に登録した住所が表示されます。変更がなければ「この住所に届ける」をクリックします。
次の画面は、発送オプションと配送オプションの選択です。表示されている3つの項目の中から「お届け日時指定便」を選択しチェックを入れます。
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