Amazon Echo Show 5はコンパクトで値段も手頃と評判のディスプレイ付スマートスピーカーですが、実際の使い勝手はどうなのでしょうか。そこで今日はAmazon Echo Show 5のレビューと、設定方法や使い方、メリット・デメリットを解説します。
Amazon Echo Show5(アマゾン エコーショー5)は5.5インチの画面が付いたディスプレイ付スマートスピーカーで、今世界で一番人気と言われているAmazon Echo Dotと比べると、Alexa(アレクサ)とできることの幅が広がっています。そこでまずは、Amazon Echo Show5でアレクサとできることを挙げていきます。
Amazon Echo Show5では、「アレクサ、プライムビデオを観せて」、「アレクサ、プライムテレビ番組が観たい」といったようにAlexa(アレクサ)に話しかけるだけで、Amazonプライムを観ることができます。ただし、Amazonプライムを視聴するには、月額500円(税別)のプライム会員になっていることが前提です。
Alexa(アレクサ)とは、Amazonが開発した人工知能(AI)のことです。まるで人間と会話をしているかのようにAlexa(アレクサ)と会話をすることができたり、こちらが命令するコマンドをAlexa(アレクサ)が聞き取ってその命令を実行してくれます。
日本の家電操作はほとんどを赤外線リモコンで行います。もし自宅やオフィスの家電がスマート赤外線リモコンで操作できる環境ならば、Amazon Echo Show5を使って家電の操作が可能です。ただしこれにはAlexaアプリをインストールしてあるタブレットやスマホ、パソコンが必要です。できることの具体例としては、「アレクサ、電気をつけて」、「アレクサ、テレビ8チャンネルにして」、「アレクサ、エアコンの温度下げて」等です。
Amazon Echo Show5では、「アレクサ、写真を撮って」と話しかけることで画面がカメラの映像に切り替わり、3秒のカウントダウンが行われて写真撮影を行います。さらには、Amazon Photoに自動でアップロードされるので、アレクサに写真撮影を命令するだけで他には何の操作も必要ありません。ちなみに、Amazon Echo Show5のカメラで撮影すると、1280 × 640ピクセル、72ピクセル/インチ、300〜350KBの写真が撮れます。
撮った写真は「アレクサ、今日の写真を見せて」と言えば、スライドショーで見直すこともできます。
Amazon Echo Show5に「アレクサ、荷物は?」、「アレクサ、注文した商品はどこ?」と問いかけると、Amazonで注文した商品の発送・配達状況を確認できます。また、未配達・未発送の商品については画像付きで表示されるので便利です。また、配達前にはメールと同時にAmazon Echo Show5の画面にも「荷物は本日配達される予定です。Amazonより」など通知が表示されます。
クロネコメンバーズなら、クロネコIDとアレクサを連携させるととても便利です。連携させてAmazon Echo Show5アレクサのできることは、クロネコヤマトの荷物の配達状況や受け取り日時の変更です。まずは「アレクサ、ヤマト運輸をひらいて」と問いかけるだけで、配達状況を教えてくれます。
Amazon Echo Show5では、5.5インチの画面にインターネット画面を表示・操作することができます。ブラウザはAmazonが提供するブラウザ「Silk」または「Firefox」の二択になりますが、画面にキーボードを表示させてタブレットのような使い方ができ、YouTubeなどの動画も視聴することができます。Amazon Echo Show5の画面でできることの一つではありますが、その画面の小ささのためにブログなど読み物系の閲覧は少し不便といえます。
Bluetoothを使ってスマホやタブレットの外部スピーカーとしての使用も、Amazon Echo Show5のできることの一つではありますが、スマホなど端末のバッテリーの消費が激しかったり、Bluetoothのペアリングミスが起きたり、音声遅延があったりとデメリットもあります。
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