Zoomの画面固定方法！ビデオの固定方法やスポットライトビデオの設定方法を解説！

Zoomでビデオ通話をする時の画面は、設定によって映る人が変わります。ギャラリービューに設定している場合は、参加者全員の顔が同じ大きさで表示されます。スピーカービューに設定している場合は、発言する人によって画面が切り替わります。

しかし、参加者の誰かがプレゼンをしている時や、セミナーで講師が解説をしている時など、特定の人に画面を固定しておいたほうが便利な場合があります。他の人が発言することがあったとしても、特定の人にビデオ表示を固定する方法を、詳しく解説します。

Zoomで特定の人にビデオを固定する方法は、ホスト側が設定する方法と、参加者側が設定する方法があります。この記事では、それぞれの方法を詳しく解説します。

まず、ホスト側で設定できる画面の固定方法は、スポットライトビデオを設定する方法です。Zoomミーティングのホストは、自分のZoom画面の参加者一覧から、「スポットライト」を設定できます。

「スポットライト」で設定された参加者は、すべての参加者の画面で表示されるように固定されます。

ホスト側がスポットライトを設定しない場合は、参加者側も自由に画面の固定を設定できます。参加者側が自分で設定する場合は、「ビデオの固定」機能を使います。参加者側に表示される参加者の一覧から、画面を固定したい参加者を「ビデオの固定」に設定すると、その参加者を画面に固定できます。

Zoomのスポットライトビデオで、画面固定する設定方法を解説します。

ホストはZoomの画面の中にマウスポインタ―を入れたら、表示されるメニューから「参加者」をクリックします。

右サイドバーに参加者の一覧が表示されます。スポットライトで画面を固定したい参加者の、「詳細」をクリックします。

表示されるメニューの中に「スポットライト」があるため、クリックします。その参加者が画面に固定されます。

参加者が自分でビデオの画面を固定したい場合は、次のように操作を行います。

参加者の画面の中にマウスポインターを置いて、表示されたメニューから「参加者」をクリックします。

画面がスピーカービューになっている場合は、画面の上に表示されている参加者の画面の中から、画面を固定したい参加者のビデオの上に、マウスポインタを乗せます。ギャラリービューになっている場合も、画面を固定したい参加者のビデオに、マウスポインタを乗せます。

その参加者のビデオの右上に「…」が出現するため、クリックします。表示されるメニューに「画面の固定」があるためクリックします。その参加者の画面が、スピーカービューに固定されます。

Zoomで画面固定がうまくいかない場合の、対処法を解説します。

Zoomで画面の固定がうまくできない場合は、Zoomのアプリのバージョンが古いことが考えられます。PC版のZoomに最新バージョンがある場合は、Zoomを起動すると更新情報が表示されます。

Zoomの更新には、ある程度安定した通信環境が必要です。通信状態をよく確認した上で、出来るだけ早めに最新バージョンにアップデートしておきましょう。

この記事でご紹介してきた参加者が操作する画面の固定方法は、PC版のZoomでしか利用できません。スマホやタブレットのZoomでは、残念ながら利用できないため注意しましょう。

この記事では、Zoomで特定の参加者に画面を固定する方法を解説しました。ホストがスポットライトを設定していなければ、画面固定は参加者が自分で操作できます。必要に応じて画面の固定する機能も、使ってみましょう。