YouTubeのサムネイル画像の推奨サイズは？カスタムで大きさを設定しよう！

YouTubeで動画を検索した時に、動画のタイトルの左側に表示される画像をサムネイルと言います。ブログやSNSなどでシェアした時にも表示される画像です。サムネイルは、動画を見る前にどんな内容の動画なのかを判断するための、とても重要な画像です。どんなに面白い動画であっても、サムネイルでその面白さを表せていないと意味がありません。

投稿した動画をより多くの人に視聴してもらうには、このサムネイル画像を上手く作成して魅力的な画像を最適なサイズに変更することが重要です。今回はYouTubeのサムネイルのサイズについて、解説していきます。

YouTube動画の再生数を伸ばすためのサムネイル作成にはいくつかのポイントがあります。

1、動画で顔を出している場合、表情のある顔のアップをサムネイルに入れる。
2、文字や背景の色を印象に残るように工夫する。
3、サムネイルの文字を読みすい大きさにする。

このようなポイントがありますが、その中でもサムネイルのサイズ設定はとても重要なポイントです。サムネイルの大きさが合っていないと、画像の左右に黒い部分ができてしまい、せっかく魅力的な画像にしても印象が薄れてしまい、再生数アップに繋がらなくなってしまいます。

YouTubeで動画を投稿すると、YouTube側で自動的に作成された3つのサムネイルの候補が表示されます。その中から1つ選んでサムネイルに設定するのもいいですが、より再生数を増やしたいと思ったら、自分で画像を作成してサムネイルを変更することも可能です。サムネイルを魅力的な画像に変更するだけで、再生数は10倍や100倍にもアップします。

YouTubeで動画をアップロードし、サムネイルの大きさを変更するには、カスタムサムネイルを使ってサイズを変更します。それでは、カスタムサムネイルを使用できるようにする方法を解説します。カスタムサムネイルを使用するには”電話番号”が必要ですので、すぐに分かるようにしておいてください。

まずはYouTubeを起動し、画面右上の”アカウントアイコン”をクリックし、”クリエーターツール”を開きます。

次にクリエーターツールから、”チャンネル”をクリックします。

次に”カスタムサムネイル”と”外部のアノテーション”が無効になっているので、次の手順で有効にしていきます。

アカウント名の下の”確認”をクリックします。

次の画面の確認コードの受取り方法を指定する場所で、”SMSで受け取る”を選択します。

次に電話番号を入力し、間違いがないか再度確認したら”送信”をクリックします。

SMSで6桁の確認コードが届きますので、次の画面で入力し”送信”をクリックします。

これで設定は完了しました。”カスタムサムネイル”と”外部のアノテーション”が有効になっていることを確認してください。

それではYouTubeに動画をアップロードする時にサムネイルのサイズを設定する方法を解説します。まずはYouTubeに動画をアップロードし、”処理が完了しました”と表示されるまで待ってください。

処理が完了したら、画面下のサムネイルを選択する場所に”カスタムサムネイル”と表示されていますのでそこをクリックします。

次に、サムネイルとして使用する画像を選択する画面に切り替わりますので、使用する画像を選択すると、YouTubeのサムネイル設定が完了し、サムネイルの大きさも最適サイズに設定されます。

それでは、YouTubeで動画をアップロードした後でサムネイルを変更する方法を解説します。まずYouTubeトップ画面右上の”アカウントアイコンをクリックし、”クリエーターツール”を選択します。

クリエーターツール画面が表示されたら”動画の管理”をクリックし、編集したい動画の”編集”クリックします。

動画の編集画面になったら、”カスタムサムネイル”をクリックします。

次にカスタムサムネイルとして使用する画像を選択する画面に切り替わりますので、使用する画像を選択すると、YouTubeのサムネイル設定が完了し、サムネイルの大きさも最適サイズに設定されます。

自分で撮影したものでない画像をサムネイルとして設定しようとすると、著作権フリーではない画像だった場合著作権違反になってしまう危険があります。著作権違反を繰り返してしまうとアカウントが停止されることがありますので、ご注意ください。

カスタムサムネイルは、あなたの投稿した動画を視聴するか判断するための画像です。再生数を増やしたいからと過激な画像にしてはいけません。YouTubeの運営側に不適切な画像だと判断された場合、サムネイルを無効にされてしまうことがあります。一度無効にされてしまうとそのチャンネルで二度とカスタムサムネイルを有効にできなくなります。

 

また、カスタムサムネイルを有効にする時に、同じ電話番号を使えるのは1年間で2回までとされています。この”1年間”とは、始めにカスタムサムネイルを有効にした時から1年ということです。複数のチャンネルを持っている方はご注意ください。

現在iPhoneやAndroidのスマホ機能の向上により、YouTubeの動画は、撮影から投稿まで全てスマホでも出来るようになり、サムネイルもスマホで設定したいという投稿者も増えています。そこでサムネイルもYouTubeクリエーターアプリ「YouTube Studio」を使用することで、スマホから設定することが可能になりました。

以前はパソコンでしかYouTubeのサムネイル設定が出来なかったので、スマホで設定できることで投稿者にとってはとてもやりやすい環境になりました。次は「YouTube Studio」を使ってiPhoneやAndroidのスマホでサムネイルを最適サイズの画像に設定する方法を解説します。

YouTubeのサムネイルをiPhoneやAndroidのスマホで設定するには、こちらからYouTube Studioをインストールしてください。

設定方法はAndroid版で解説しますが、使い方はAndroidもiPhoneもほとんど同じです。

まずはYouTubeを起動し、動画を投稿しておいてください。

YouTubeで投稿が完了したら、一旦YouTubeを閉じてYouTube Studioを起動し、動画一覧からアップロードした動画をタップします。

トップ画面左上のメニューから”動画”をタップしてからでも選択できます。

動画を選択したら、画面上部の”鉛筆マーク”をタップし、画面の中央に”サムネイルを編集”と表示されるのでそこをタップします。次にサムネイルを選択する画面になるので”カスタムサムネイル”をタップします。

保存された画像一覧が表示されますので設定したい画像をタップし、使う部分を選び画面右上の”選択”をタップします。最後に”保存”をタップしたらYouTubeのサムネイルが最適サイズで設定されます。

YouTubeに投稿した動画のサムネイルを魅力的な画像に仕上げても、画像のサイズが合っていなければ視聴者に魅力が伝わりにくくなってしまいます。画像を作成したらサイズも最適なサイズにしてください。それではYouTubeのサムネイル画像の最適なサイズについて解説します。

YouTubeのサムネイルの推奨サイズは、「1280×720」の2MB以内の画像で、「16：9」のアスペクト比を使用することをおすすめしています。またYouTubeのヘルプセンターでは、サムネイルの最小幅は640と記載されているので、サムネイルの最小サイズは「640×360」です。

小さいサイズの画像であっても、「16：9」のアスペクト比を使用していれば、ピッタリの大きさのサムネイルで表示されます。

PCでYouTubeのサムネイル画像を最適サイズで作成するために、画像編集ツールを使用します。それでは画像編集ツールをいくつかご紹介します。

Photoshopは有料のツールですが、最も有名な画像編集ツールです。グラフィック作成や写真の合成や加工など綺麗に編集することが可能です。また日本語にも対応していてとても使いやすいので、YouTubeのサムネイル画像を最適サイズで作成するのにおすすめの画像編集ツールです。

GIMPは無料のツールですが、プロのクリエーターが多く使用しているPhotoshopと比べても劣ることはないくらい本格的なツールです。こちらも日本語にも対応しており、YouTubeのサムネイル画像を最適サイズで作成するのにおすすめのツールです。

YouTubeに動画を投稿し再生回数を稼ぐには、サムネイルを魅力的な画像に設定する必要があります。画像の内容はもちろんですが、サムネイルの大きさも重要なポイントです。最適なサイズで設定されていないと動画の魅力も伝わりにくくなってしまいます。

PCからだけでなく、今はiPhoneやAndroidのスマホからでもYouTubeのサムネイルを最適サイズに設定することが可能です。YouTubeで推奨されている「1280×720」のサイズに設定して、YouTubeの動画の再生数をアップさせてください。