2019年07月12日更新
Windows10へアップグレードして動作するか確認!予約の取り消し方法も解説!
Windows7のサポート終了時期が1年を切りました。しかし、事前準備をせずにWindows10のアップグレードを予約してしまった方は一度取り消し事前準備をしましょう。今回はWindows10のアップグレードの予約の取り消し方、事前準備の内容を説明します。
目次
Windows10アップグレードの予約を取り消しする前に【動作確認方法】
説明文でも説明させていただいた通り、Windows7のサポート終了時期が近づいてきました。その時期は、2020年1月14日です。
だからといって焦ってなにもせずにWindows10のアップグレードの予約を取るのはあまりよくありません。まずは、今使っているPCがWindows10にアップグレードして正常に動作するのかなどを確認したほうがよいでしょう。その上で、今はまだアップグレードできない、もしくはしないのであれば予約のキャンセルをしましょう。
まず最初に確認することは、Windows10にアップグレードした時に今使っているPCは正常な動作をすることができるのかです。なのでまずはWindows10に更新したときに、動作するのかという動作確認方法を説明します。
マイクロソフトのアプリで判定する
動作確認の方法は、先ほど同様、タスクトレイにある「Windows10を入手する」というウィンドウを開き、左上のメニューバーを開きます。
メニューバーを開いた後、「アップグレードの入手」という項目の「PCのチェック」を開きます。
そうすると、今現在使っているパソコンはWindows10が正常に動作するのか、Windows10に更新することは可能なのか、アプリやデバイスの問題が自動で判別されます。しかし、あくまで簡易的なチェックなので、具体的なスコアなどは表示がありません。
「Windows 10を入手する」アプリがない場合
もし動作確認をしたいけれど、タスクトレイに「Windows10を入手する」というアプリがない場合は「Windows Update」で今使っているPCを最新の状態にアップゲートしてから「Windows10を入手する」がタスクトレイにあるか確認してください。
因みに、Windows10へのアップグレードに対応しているのは、Windows7とWindows8.1のPCになるので、それ以外だとWindows10を入手することはできないので、注意してください。
Windows10アップグレードの予約を取り消しする前に【動作確認詳細】
Windows10の動作確認をした後は、Windows10の動作に必要なシステム要件と自分のPCのスペックを確認しましょう。
Windows10の動作に必要なシステム要件
Windows10の動作には様々なシステム要件が必要になります。必要なシステム要件とは
- 最新のOS
- RAMが1 GB (32 ビット) または 2 GB (64 ビット
- グラフィックスカードがDirectX 9 以上および WDDM 1.0 ドライバー
- ハードディスクの空き容量が16 GB (32 ビット OS) または 20 GB (64 ビット OS)
- ディスプレイが 800 x 600
- 1 GHz 以上のプロセッサまたは SoC
自分のPCのスペックを確認する方法
では実際に自分が今使っているPCのスペックを確認する方法を説明していきます。まずデスクトップ上でなにもないところで右クリックすると、
下記のような画面が出てくるので「ディスプレイ設定(D)」をクリックします。
次に一番下の「バージョン情報」開くと、「デバイスの仕様」という項目があります。そこで、今使っているPCの様々なスペックを確認することができます。
Windows10アップグレードの予約取り消し方法
今現在はまだWindows10のアップグレードができない、もしくはしたくない人は何もしないままだと勝手にアップグレードが始まってしまうので、アップグレードの予約のキャンセルの仕方を説明します。
デフォルトではアップグレードの開始日時が指定されている
もともとWindows10がリリースされたときは、ユーザーが任意でWindows10のアップグレードできていたのですが、2016年ごろから、半強制的にアップグレードされるという事態になっています。
それがどういうことかというと、Windows10のアップグレードに対しての設定がデフォルトのままでなにも更新やアップグレードの解除を行っていないと、アップグレードされる開始日時が勝手に指定されているということです。
なので、まだアップグレードをしたくない人や出来ない人は、自分でアップグレードの日時を更新もしくは一度解除しなければいけません。
アップグレード予約を解除(キャンセル)する手順
では、実際にどのようにWindows10のアップグレード予約をキャンセルするのかを説明します。まず最初にタスクトレイにあるWindowsマークのアイコンを開きます。そうすると「Windows10を入手する」というウィンドウを画面上に表示させます。
そのあと左上に横線3本のメニューバーがあるのでそこをクリックするとメニューが開けます。
そうすると、メニューバーが開くので、下の「アップグレード入手」欄から「確認の表示」を開きます。
そうすると「アップグレードを予約しました」という表示が出たウィンドウになるので、左下の「予約の取り消し」を開きます。
「予約の取り消し」を開くと「本当に取り消してもよろしいですか?」と表示が出るので、右下の「予約の取り消し」をクリックします。
「予約を取り消しました」と表示が出たら、「閉じる」をクリックします。そうすると予約の解除が更新されます。
Windows10の動作確認ができるまで予約を取り消しておこう
Windows7の終了時期が近づいては来ていますが、正常に動作するかもわからないままアップグレードをするよりも、しっかりと動作確認をし、自分が使っているPCのスペックが対応できるのかも確認するまではWindows10のアップグレードの予約は取り消ししておきましょう。