Windows10のPIN(暗証番号)を削除してパスワードに戻す方法!
Windows10はPIN(暗証番号)でログインできます。しかし、PINを削除し、パスワードでログインするように設定したい方もいます。この記事では、Windows10からPINを削除してパスワードでログインできるようにする方法を解説します。
目次
Windows10のPINを削除したい?
Windows10にログインする際に、パスワードではなく暗証番号のPINでログインするように設定できます。Windows10の設定を進めていくと、パスワードの設定とともに、PINの暗証番号の設定をすすめられます。そのため、気が付いたらPINでログインするように設定されていた方も、いることでしょう。
暗証番号だけではセキュリティに不安が
実は、Windows10でPINを用いてログインするように設定している方の中では、暗証番号のPINでのログインではセキュリティに不安だ、といった意見もあります。Windows10のPINは、4桁以上の暗証番号で設定できます。
PINの桁数の上限は64桁までありますが、多くの方が4桁から6桁程度で設定することでしょう。PIN(暗証番号)でログインできてしまう設定では、セキュリティ面で不安だという声が多くあります。
パスワードに戻したいという声も!
PINでのセキュリティに不安を感じている方の多くが、PINを削除し、パスワードに戻したいと考えています。パスワードに推測しやすい文字列を使ってしまうのは論外ですが、英数字をしっかりと組み合わせることで、破られにくいパスワードを設定できます。
この記事では、PINを削除しパスワードを用いてログインする設定方法を解説します。
Windows10のPINの削除方法
Windows10からPINを削除する方法を、解説します。
Windows10の設定から削除できる
Windows10のPINの削除は、Windows10の「設定」から行います。Windows10の「設定」を開き「アカウント」に入ります。
左サイドバーの「サインインオプション」をクリックして、「Windows Hello 暗証番号(PIN)」をクリックします。
PINの設定画面が開きます。「削除」をクリックします。
PINを削除してもいいか、確認画面が開かれます。こちらで「削除」をクリックすると、上記の画面が表示されます。Microsoftアカウントのパスワードの入力が求められるため、入力すると、PINが削除されます。
PINの再設定はキャンセルすること
PINを削除すると、再設定画面が開きます。PINの再設定を求められても、必ずキャンセルしてください。
パスワードの入力も省略する方法
セキュリティ上お勧めできませんが、不特定多数の人がPCを使う場合は、パスワードを入力しなくてもWindows10にログインできるよう、設定しておきたいケースもあるでしょう。パスワードを入力しなくてもログインできるようにする方法は、次の通りです。
Windows10のスタートボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。「名前」の部分に「netplwiz」もしくは「control userpasswords2」と入力し、「OK」をクリックします。
そのPCを利用しているユーザー名が表示されるため、パスワードなしでログインしたいユーザー名をクリックします。
「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」からチェックを外して「OK」をクリックします。そのユーザーのアカウントに、パスワードなしでログインできるようになります。
ログイン時にはログイン方法に気を付ける
PINを削除した後に、Windows10にログインする際は、ログイン方法に気を付けましょう。PINを削除した直後にログインする際は、ログイン画面がPINでログインするようになっています。パスワード入力窓の下の「サインインオプション」の右側の、パスワードをクリックしてからパスワードを入力しましょう。
Windows10のPINは削除できる!
この記事では、Windows10からPINを削除する方法を解説しました。PINでのログインは便利ですが、やはり不安もあります。パスワードまで削除してしまうことはおすすめしませんが、PINではない方法でログインしたい場合は、ぜひこの記事でご紹介した方法でPINを削除してしまいましょう。