2019年06月06日更新
TwitterのDMに届いた動画を保存する方法を解説![iPhone/Android/PC]
TwitterのDMの動画を保存する方法を解説します。どの端末(iPhone・Android・PC・Mac)でも、TwitterのDMの動画を保存できる方法があります。特に、iPhone・Androidを使ってTwitterのDMの動画を保存できると便利です。
目次
- 1TwitterのDMに届いた動画は保存できるの?
- ・DMの内容は消えてしまう
- ・Twitterには動画のダウンロード機能がない
- 2TwitterのDMに届いた動画をDropboxで保存する方法
- ・Dropboxに会員登録
- ・TwitterとTwiDropperを連携
- ・動画の保存
- 3その他の方法でTwitterのDMに届いた動画を保存するには
- ・画面収録(iPhone)
- ・Clipbox+(Android)
- ・Video DownloadHelper(PCブラウザ)
- 4TwitterのDMに届いた動画を保存できない時の対処法
- ・Dropboxで動画保存用のリンクを共有
- ・外部アプリ・メールで動画を再送信してもらう
- ・画面録画アプリ・ソフトを利用する
- 5TwitterのDMに届いた動画を保存すると相手にバレる?
- 6TwitterのDMは消えてしまうのでお気に入りの動画は保存しておこう!
TwitterのDMに届いた動画は保存できるの?
TwitterのDMに届いた動画は保存できないのでしょうか?この命題を考える前に、まず、Twitter自体に動画保存の機能はあるのでしょうか?
今回は、TwitterのDMに届いた動画は保存するにあたり、どんな準備が必要か、DMの動画の保存方法、DMの動画を保存できないときの対処方法を解説します。
DMの内容は消えてしまう
TwitterのDMは永久的に履歴が残るわけではありません。定期的にTwitterのDMの情報は消去されていきます。TwitterのDMに届いた動画を保存するのであれば、TwitterのDM情報が消去される前に対処しないと、動画保存できない状況におちいります。TwitterのDM情報が消去される時期の目安は1ヶ月といわれています。
Twitterには動画のダウンロード機能がない
Twitter自体に動画保存の機能はありません。つまり、なんらかの外部機能を利用しないと動画保存はできないということです。TwitterのDMに届いた動画を保存するには、前準備としてTwitter上の動画を保存できるサードパーティーアプリが必要です。
TwitterのDMに届いた動画をDropboxで保存する方法
現在、無料で利用できるクラウドストレージサービスはたくさんありますが、その中でも利用者が多くユーザーから好評を得ているサービスの1つとして「Dropbox」というサービスがあります。
Dropboxは無料で2GBの容量のクラウドストレージを利用できるほか、WindowsPC・Mac・iPhone・Androidスマホなど、どの端末とも連携がとれる、使い勝手のいいクラウドストレージサービスです。
Dropboxはクラウドストレージサービスの先駆的なサービスでまだこうしたサービスが一般に定着していない頃から同サービスを手掛けてきているので、ユーザーフレンドリーで簡単操作で機能を利用できます。
今回はこのDropboxを利用して、TwitterのDMに届いた動画を保存する方法を紹介します。Dropboxは基本的にデータ保存を担当するサービスなので、他に「TwiDropper」という実際にTwitterから動画をダウンロードするツールと連携して作業を進めます。まずは、Dropboxに会員登録しましょう。
Dropboxに会員登録
Dropboxに会員登録するには、それぞれの端末で専用アプリをインストールする必要があります。iPhoneであればAppストア、AndroidスマホであればGoogle Playから専用アプリをインストールし、PC・MacであればDropboxの公式サイト(dropbox.com)で会員登録・アカウント作成を行うと、手順の中でアプリのインストールも行われます。
会員登録・アカウント作成の作成はどの端末で行っても基本的に要領は同じで、iPhone・Androidスマホであればアプリを立ち上げ、PC・MacであればDropboxの公式サイトをブラウザで開いて、「氏名・メールアドレス・パスワード」を入力して「アカウントを作成する」を選択します。
規約に同意し、無料で2GBを利用できる「Basic」コースを選択して、その後は任意に手順を進めれば難しい手順なく会員登録・アカウント作成が完了します。
TwitterとTwiDropperを連携
次にTwitterとTwiDropperを連携します。TwiDropperはアプリではなくWeb上のサイトツールなのでそれぞれの端末でブラウザを通して利用します。
手順としては、まず、TwiDropperの公式サイト(twidropper.appspot.com)を開きます。サイトを開くと画面上方のメニューがあるので、「DM」タブを選んで「ログイン」をクリック(タップ)します。
Twitterに外部アプリケーションを認証・連携する画面が表示されるので、自分のTwitterアカウント(もしくはメールアドレス)・パスワードを入力して「ログイン」を選択すればTwiDropperと自分のTwitterアカウントの連携は完了です。
連携すると、自分のTwitterアカウントのDMに保存されている動画が一覧で表示されます。
動画の保存
次に動画の保存手順を説明します。TwiDropperで表示されている、自分のTwitterアカウントのDMに保存されている動画の一覧から、保存する動画を選択します。
動画を選択したら、保存する動画の画質を選びます。タブのメニューより「LD(低画質)・SD(中画質)・HD(高画質)」の中から任意の画質を選択します。
次に、保存する動画の下方にある「Save to Dropbox」を選ぶとDropboxが立ち上がるので、Dropboxの画面内の「保存」を選べば動画の保存が開始されます。保存が終了すると「Save to Dropbox」にチェックマークが表示されます。
Dropboxに動画を保存できたら、次にそれぞれの端末にダウンロードします。
iPhone・Androidの場合
iPhone・Androidの場合は、Dropboxに保存した動画をカメラロールにダウンロードします。まず、Dropboxに保存されている動画ファイルの「・・・」マークをタップします。
表示されたメニューから「エクスポート」を選びます。
カメラロールにダウンロードされると、「写真に保存しました」というメッセージが表示されます。
PCブラウザの場合
PC・Macでブラウザを通して操作している場合は、Dropboxに保存されている動画ファイルの「・・・」マークをタップし、表示されたメニューから「ダウンロード」を選びます。PC・Macに動画ファイルがダウンロードされます。
その他の方法でTwitterのDMに届いた動画を保存するには
上記の方法以外で、TwitterのDMに届いた動画を保存する方法を解説します。DropboxとTwiDropperを使っても動画を保存できないときに利用しましょう。
画面収録(iPhone)
iPhoneの場合には、iOS11より標準で画面録画機能がついています。ゲームの実況中継や、アプリ操作の説明によく利用されている機能ですが、この画面録画機能を利用して、TwitterのDMに届いた動画の再生のありさまをそのまま録画するという方法があります。TwitterのDMに届いた動画をうまく保存できないときは活用してみましょう。
この画面録画機能の使い方を簡単に説明すると、まず、「設定」→「コントロールセンター」→「コントロールをカスタマイズ」まで進んで、「画面収録」のアイコンの隣にある「+」マークをタップします。「+」マークをタップするとiPhoneのコントロールセンターに「画面収録」のアイコンが追加されます。
画面をスワイプしてコントロールセンターを表示し、「画面収録」のアイコンをタップします。3秒後に録画を開始します。
録画を終了する場合は画面上方の赤い帯をタップします。
Clipbox+(Android)
Android用アプリに「Clipbox+」という動画保存アプリがあります。「Clipbox+」を使うとAndroid上でTwitterのDMに届いた動画を保存できます。
Android用アプリ「Clipbox+」の利用手順ですが、まず、Google Playで「Clipbox+」を無料ダウンロードして立ち上げ、「クリップ」→「ブラウザ」をタップして「Clipbox+」内のブラウザ機能に移行します。
「Clipbox+」内のブラウザ機能で、スマホ用のTwitterのDMページのURL(mobile.twitter.com/messages)を開き、保存したい動画上の「▶」再生マークをタップして動画を再生します。
切り替わった画面で、保存したい動画上の「▶」再生マークをタップして動画を再生した後、さらに動画上を長押しタップします。
動画を長押しタップするとポップアップが開くので、ポップアップ上で「リンクを開く」→「クリップ」をタップし、最後にダウンロードするファイル名を入力して「OK」をタップすると動画ファイルの保存が始まります。動画ファイルの保存が完了すると「クリップ完了」と表示されます。保存された動画ファイルは「ギャラリー」で確認できます。
Video DownloadHelper(PCブラウザ)
PCブラウザでTwitterのDMに届いた動画を保存する方法として、「Video DownloadHelper」という拡張機能を利用する方法があります。「Video DownloadHelper」とは、PCブラウザで再生される動画を自動認識して動画ファイルとしてダウンロードできる拡張機能です。
「Video DownloadHelper」はGoogle ChromeとFirefoxで利用できます。今回はGoogle Chromeで利用する場合を例に説明します。
まず、chrome ウェブストアで「Video DownloadHelper」をインストールします(無料)。インストールされるとchrome画面の右上のツールバーに「Video DownloadHelper」のアイコンが表示されます。
次に、「Video DownloadHelper」とペアで利用する「コンパニオンアプリ」のインストーラーを公式サイト(downloadhelper.net/install-coapp)からダウンロードします。
ダウンロードした「コンパニオンアプリ」のインストーラーを立ち上げ、ユーザ名・パスワードを入力し、任意のアプリの保存先を指定してインストールを完了します(手順に沿って進めれば特に難しい操作はありません)。
アプリの準備はできたので、TwitterのDMに届いた動画を保存する手順に移ります。chromeでTwitterサイトを開いて自分のアカウントにログインし、ダウンロードしたい動画のDMを開いて、動画を再生します。
chrome画面右上の「Video DownloadHelper」のアイコンをクリックします(保存できる動画を認識するとアイコンの色がモノクロからカラーに変わります)。
ダウンロードする動画のサイズ・ファイル形式を選択し、動画画面の右にある「→」マークをクリックします。次の画面で保存方法を選択すれば動画のダウンロードを開始します。保存方法は「ダウンロード」(自分で保存先を指定)、「クイックダウンロード」(ブラウザに保存場所として設定されている場所に自動保存)から選びます。
TwitterのDMに届いた動画を保存できない時の対処法
次に、上記の様々な方法を試しても、TwitterのDMに届いた動画を保存できない場合の対処法を解説します。TwitterのDMに届いた動画を保存できないときは、TwitterのDMの送信元に相談して、別の通信手段で動画ファイルを送ってほしい旨を伝えましょう。
Dropboxで動画保存用のリンクを共有
TwitterのDMの送信元(動画提供者)がDropboxのユーザーである場合は、TwitterのDMの送信元(動画提供者)からDropboxを使って動画保存用の共有リンクを送信してもらうことで、動画をダウンロードできます。
Dropboxには「共有」機能というものがあり、相手がDropboxユーザーであるかどうかにかかわらず、自分のDropboxに保存してあるファイルの共有リンクを発行して、その共有リンクをメールなどで相手に送れば、受信した相手はその共有リンクを使ってファイルをダウンロードできます。
iPhone・Andoroidスマホの場合は、共有する動画ファイルの右横に表示されている[・・・]マークをタップして、表示されたメニューから「共有」を選びます。
共有リンク送信用のポップアップが表示されるので、相手のメールアドレスを入力し、この時点では、まだ共有リンクが発行されていないので、ポップアップの下方にある「リンクを作成」をクリックして共有リンクを発行した後、「リンクを共有」というリンクが表示されるのでタップして送信します。
PC・MacでブラウザでDropboxを開いている場合は、共有する動画ファイルの右横にカーソルを合わせると表示される「共有」というアイコンをクリックします。共有リンク送信用のポップアップが表示されるので、その後の手順はスマホの手順と同様です。
外部アプリ・メールで動画を再送信してもらう
シンプルな方法として、外部アプリ・メールに動画を添付して再送信してもらうというやり方もあります。LINEなどのメッセンジャーアプリ・チャットアプリを利用したり、動画のファイル容量がそれほど大きくなければ一般的なメールに添付して送ってもらいましょう。
動画ファイルの容量が大きい、もしくは動画ファイル数が多い場合は、ファイル転送サービスを利用してもらうのも1案です。無料で利用できるサービスがいくつかあります。一般的に良く知られているサービス例では、「Giga File便」「Firestorage」「FileMail」などがあります。
ファイル転送サービスをTwitterのDMの送信元(動画提供者)に利用してもらえば、後日ファイル転送サービスからメールが届くので、そのメール内に記載されているリンクを通して動画ファイルをダウンロードできます。
画面録画アプリ・ソフトを利用する
画面録画アプリ・ソフトを利用するという方法もあります。ダウンロードできない動画をそれぞれの端末で再生して、その再生のありさまをそのまま画面録画アプリ・ソフトで録画保存します。
画面録画アプリ・ソフトは有料・無料のものが数多くありますが、iPhoneの場合は前述した通り、標準で画面録画機能がついているのですぐに録画できます(iOS11より標準装備)。
TwitterのDMに届いた動画を保存すると相手にバレる?
TwitterのDMに届いた動画を保存する際、気になるのが「TwitterのDMに届いた動画を保存すると動画提供者に動画ファイルを保存したことがバレるのか」という点です。
事情によっては、動画提供者に知られずにそっとTwitterのDMに届いた動画を保存しておきたい場合があるかもしれません。
この点に関しては心配する必要はなさそうです。基本的に、TwitterのDMに届いた動画を保存したからといって、TwitterがDM送信者に通知を送ることはありません。
TwitterのDMは消えてしまうのでお気に入りの動画は保存しておこう!
TwitterのDMは永久的に自分のTwitterアカウントに保存されていることはありません。状況にもよりますが、TwitterのDMの保存期間は約1ヶ月と言われています。TwitterのDMの保存期間が切れてDMの動画が閲覧できない状態になる前に、必要なDMの動画情報はダウンロードして保存しておきましょう。
今回紹介したWebサービスを利用した方法を試してもうまくDMの動画を保存できない場合は、TwitterのDMの送信元(動画提供者)に頼んで別の通信手段を使ってDMの動画ファイルを送ってもらいましょう。