Twitterは特定できる？友達や知り合いのアカウントを特定する方法！

日常の生活において欠かせないものの一つとなっているものが SNS ですが、その中でも全世界から絶大な人気を誇っている一つがTwitterです。Twitterではメッセージ、画像、動画の投稿ができます。

また、他のSNSとは違う点がアカウントが匿名で利用でき、誰でも気軽に利用しやすいことが人気を誇る理由の一つであると考えられます。

しかし、匿名で利用しているにもかかわらず、友達や知り合いに特定されるかもしれないことがある事を知っていますか？特定されて場合によってはそこからトラブルに発展する可能性もあります。

そういった事案を防ぐためにも、これより解説するアカウントの特定方法をご自身のセキュリティ強化に活用してみてはいかがでしょうか。
 

Twitterでは【友達を探す】という機能があります。この機能は検索欄に電話番号、メールアドレスを入力することで知り合いのアカウントが出てくる機能といっけ思われがちなのですが、実はそのやり方ではアカウントを見つけることはできません。

それでは、正しい機能の利用方法を解説していきます。

まずはじめに、この機能はTwitterにご自身の連絡先情報をアップロードすることで知り合いや友達の方を見つけることができる機能となっています。

そのため、上記のようなやり方ではこのように表示されてしまいます。

まずは、PCであればブラウザ、携帯であれば「Safari」もしくは「Chrome」を開いていただいて、Twitterにアクセスした後ログインしてください。携帯では、PCページを表示していただくことが必要です。ここで、この表示にしていないとアプリが開かれます。

・Safariの場合
１、Twitterにアクセス後、共有ボタン（矢印が上をさしている正方形のボタン）を押します。
２、（デスクトップ用サイトを表示）　を選択することで表示できます。

・Choromeの場合
１、Twitterにアクセス後、サイトURL欄の右側に表示されている（・・・）を押します。
２、（PCサイトを表示）を選択することで表示できます。

各ブラウザでログイン後のPCサイトを表示して頂いたら、まずは右上アイコンを選択し、設定ページに移ってください。

設定ページに移った後、ページ左側に（ユーザー情報）や（プライバシーとセキュリティ）など選択できます。その中から（友達を見つける）を選択してください。

その後、GmailもしくはOutlookで連絡先をアップロードしていただくことで、アドレスを基に友人や知り合いのアカウントが検索結果として表示される。という流れになっています。また、iOSの場合はGoogleのアドレス帳と連絡先を連携させておく必要があります。

アプリの方でこの機能を利用するとご自身でフォローされている方との（共通の知り合い）などが表示されてしまうので、手間になってしまいます。ですので、そういった際は、ブラウザの方で利用していただく方が、ご自身の得たい情報が手間なく得られるのでオススメです。

次にアプリを使用してのやり方を解説していきます。

まず、Twitterアプリを起動し、（ホーム画面）から（設定）を開きます。
（設定）→（プライバシー）→（連絡先）→（Twitter)を選択し連携します。

連携ができたらTwitterアプリを開き、虫眼鏡マークを選択します。

（キーワード検索）の右横の人物マークを選択します。

連絡先をアップロード（次へ）と表示が出るのでそれを選択します。すると、連絡先のTwitterアカウントが表示されフォローすることができます。

Androidでは設定から連携を行って頂く必要はありません。

まずはアプリを開いて頂き、上部の（人物アイコン）→（続ける）を選択していただくことで連絡先内のアカウントが表示されフォローすることができます。

【友達を探す】機能を利用しての検索では、知り合いの方のアカウントが見つからないこともあります。なぜなら、基本的に上記の方法では、ご自身が連絡先を知っておく必要があるので、もし探している方の連絡先を知らない場合は利用しても見つからない可能性が高いです。

そういった方は次に解説するアカウントを特定する方法を利用してみてはいかがでしょうか？

このやり方はいたってシンプルです。まずは共通する友達のアカウントをたどって目的のアカウントを探していく方法です。シンプルですが、この方法は共通する友達が分かっている場合ならかなり効果的です。共通する友達が一人でなく多い場合は更にたどり着く可能性がアップします。

しかし、共通する友達のフォロワーが多い方であれば、探すのにも時間がかかるので根気が必要になってきます。根気よく探せるという方や、共通の友達のフォロワーがそこまで多くないという方であれば知り合いの方のアカウントに辿り着けるのではないでしょうか。

Twitterアプリのホーム画面から虫眼鏡マークを選択すると（キーワード検索）の検索欄が出てきます。キーワード検索ではツイートの内容を検索できます。この機能を利用してアカウントを探すという方法を解説していきます。

まずは上記のように検索欄を表示してください。検索欄に入力する内容は特定したい目的のアカウントの方の趣味や好きなもの、興味のあるものなど思い当たることをキーワードとして入力し、検索します。もし、知り合いの方のアカウントが検索したキーワードのこと、それに関連することをツイートしていると検索結果として表示されることがあります。

また、このキーワードが特定の分野やマニアックなことであるほど検索結果として出てくる可能性は高いです。相手のことをよくご存知である、共通の趣味や話題などから思い当たることがある方はこの方法が効果的ではないでしょうか。

Twitterではアカウントを連携することでメールアドレスから検索することができます。ご自身の携帯の連絡先を設定画面からアップロードするだけで検索結果としてアカウントが表示されるので非常に簡単な方法ではあります。

しかし、知り合いの方の連絡先をご存知でない場合は効果的ではない方法ですのでご注意ください。

【Twitterアカウントがわかるアプリ】というもの自体は、存在しません。

ですが、上記のように検索する手段は多くあります。また、アカウントというものは多くの情報から検索することができますので、解説した検索方法を一つずつ試してみてはいかがでしょうか。

検索しても見つからない場合、考えられるのは知り合いの方のアカウントが鍵垢であることやTwitterとの連携をしていないことなどが理由として考えられます。

次に、IPアドレスを調べて特定は可能なのか？についてですが、そもそも「IPアドレス」というワードに馴染みの無い方も多いです。IPアドレスとは簡単に説明すると、インターネット上での住所です。携帯電話やPCなどの機器にもアドレスがついています。

結論から言うと、Twitterでは基本的にIPアドレスを調べることはできません。

しかし、ある条件に当てはまる場合はIPアドレスを知ることができます。その条件というのが、名誉毀損や著作権侵害、警察が絡んでくるような事案の場合はIPアドレスをTwitter側に開示請求することができます。

ただし、IPアドレスを開示請求したとしても、電話番号や住所などの個人の特定を完璧に知ることはできません。また、IPアドレスの開示請求をしても対応してもらえない場合や民事事件に発展しそうな場合は個人で対処せず弁護士に相談するのが一番良い方法です。

ここまではTwitterでの特定のやり方について解説してきました。
これまで解説してきた事を活かしてここからはTwitterアカウントを特定されない為のやり方を解説していきたいと思います。

裏垢についてはご存知の方も多いかと思います。裏垢は本垢とは違い、個人の気持ちや愚痴等、感情の掃き溜めとして匿名で利用するアカウントです。

その為、知り合いや友達からフォローされているアカウントと違いそこから特定される危険性もありません。また、複数の裏垢を持ち、用途によってアカウントを使い分けるなどすると、更に特定されるリスクが減ります。

また、何より重要なのが、自分自身のプライベートと全く繋がりがないアカウントのみでフォロー、フォロワーを構成することです。

裏垢は上手く利用することで、自分自身のストレスの発散にもなりますし特定のリスクも低いので良いやり方の一つではないでしょうか。

上記で解説した通り、メールアドレスや電話番号をTwitterにアップロードすると特定されてしまいます。そこからの特定を防ぐためには、メールアドレスや電話番号は別のもので設定しておくと特定されるリスクを減らすことができます。

では、実際に変更のやり方を解説していきます。Twitterのブラウザでもアプリでも構わないので開いて頂いて設定画面を開いてください。ここで間違いがちなのがプライバシーとセキュリティではなく、アカウントの方を開いてください。そこから（ログインとセキュリティ）からメールアドレスと電話番号を変更できます。

この対策は誰でもすぐにできる即効性のあるやり方ですのでぜひお試しください。

また、メールアドレス、電話番号を変更する他に、それらを検索できなように設定することもできます。

こちらもブラウザでもアプリでも構わないですのでTwitterを開いて頂き、（設定とプライバシー）を選択してください。設定画面の中に（見つけやすさと連絡先）があるのでそこを選択してください。

（見つけやすさ）→（メールアドレスの照合と通知を許可する）と（電話番号の照合と通知を許可する）に入っているチェックを外してください。

変更を保存していただきパスワードを入力すると変更完了です。このやり方も即効性があり簡単に変更できるのでお試しください。

次に解説するのが【鍵垢】についてです。鍵垢とは個人のツイートを非公開にしているアカウントです。そのためキーワード検索には表示されませんしツイートを見れるのは承認したアカウントのみです。

ここで注意しないといけないのが鍵垢にするまでにフォロワーになっている人はブロックしてフォローを外さない限り見られてしまうということです。

鍵垢には設定からすぐに変えることができます。上記と同様に、ブラウザでもアプリでも構わないです。（設定とプライバシー）→（プライバシーとセキュリティ）→（ツイートを非公開にする）にチェックを入れるだけです。設定できるとアカウント名の横に鍵マークがつきます。

鍵垢にする事で、フォロワーでない方からは承認しない限り絶対に見られることはないのでツイートからの特定を防ぐのには効果のあるやり方ですので対策の一つとしてお試しください。

Twitterは個人の感情等を表現するSNSではありますが、そのツイートで個人情報がバレてしまうきっかけになることもあります。

もちろん上記で解説した対策をとっていただければそのリスクは知り合いなどかなり減りますが、完全に安全かと言われればそうではありません。職場や個人がわかってしまうような、個人情報につながる内容は非常に危険性が高いと認識しておくことが大切です。

日々のSNSの使い方がご自身のアカウントを守るという認識を持っておくことが一つの対策として重要です。

InstagramやFacebookのアカウントで投稿をするときに連携を選択できることはご存知ですか？例えば、連携するとInstagramで投稿した内容がFacebookにも反映されて多くの人に見てもらえるというメリットがあります。

ですが、上記の有名なSNSは基本的に個人の実名で利用することが多いです。匿名で利用することの多いTwitterで実名のFacebook等のアカウントと連携してしまうと特定される危険性がかなり高いです。Twitterは匿名で利用できることが魅力の一つで、多くの人から支持されている理由の一つでもあります。SNSの連携は用途に分けて、利用することが望ましいです。

それでは、上記のような対策をしていても特定されてしまった際の対処法と、誹謗中傷などをツイートされた際の対処法について解説していきたいと思います。
 

アカウント特定の方法の方でも解説した通り、個人のアカウントが特定され情報漏洩や権利障害状況などにより被害が認められると、IPアドレスから相手を特定してもらうことができます。ただし、個人でIPアドレスを特定することは不可能に近く、時間が無駄となってしまうので必ずIPアドレスの特定は弁護士等の機関を通してください。

また、実際に被害で悩んでる方はまずはTwitter社に問い合わせることが一番です。Twitterの方でもルールとポリシーの欄で攻撃的な行為やヘイト行為は禁止となっていますので対処してもらえるでしょう。
 

特定されてしまったアカウントを犯罪に使用されてしまった。また、そのアカウントを使って誹謗中傷など他人を傷つけることなど悪用されてしまった場合、刑事裁判や民事裁判などに発展する犯罪になります。個人で悩んでしまうよりもまずは弁護士等の専門家に相談することが重要です。
 

SNSは日々の生活の中で欠かせないものとなっています。楽しく安全に利用するためにはご自身でのセキュリティが万全の状態で使用することで、トラブルを避けることができます。

これを機にセキュリティをアップしてみてください。