2019年04月21日更新
スマホでワンセグを受信してテレビを観る!設定方法やチューナーのおすすめは?
スマホでワンセグを観るにはチューナーが内蔵されていれば、アプリを起動するだけで簡単に観ることができます。ワンセグチューナーが内蔵されていないスマホを持っている方、フルセグでテレビを観たい時は別売りのチューナーを利用しましょう。
目次
スマホでワンセグを受信してテレビを観る方法
Androidのスマホにはワンセグチューナーが内蔵されている機種があり、それらの機種はアプリを起動すれば外出先でもテレビが観れます。チューナーが入っていないAndroidスマホでも別売りのチューナーを使うことでテレビを観れます。通勤時間が長い、待ち合わせで早めに到着してしまった等の空いている時間にテレビを観れば退屈することもありません。
Androidの内蔵ワンセグチューナーを設定しよう!
Androidのスマホに内蔵されているアプリを設定すればスマホでテレビが観れます。チャンネル設定は簡単にできるので、ワンセグチューナー内蔵のAndroidスマホであれば手軽にテレビが楽しめます。
チャンネルの設定
Androidスマホでワンセグアプリを使うにはまずはチャンネルを設定する必要があります。ワンセグアプリを起動させるとチャンネル設定画面が出てくるので、「エリア選択」から自分の地域を選択します。すると自動的にチャンネルリストを取得し、チャンネルの一覧が表示されます。
チャンネル一覧が表示されたら、「設定」から「エリア切替」を選択し、自分のお住まいの地域名をタップします。キー局が登録されるのでそこから観たい番組をタップすると視聴できます。この設定以降は、アプリを起動させれば簡単に視聴できます。
字幕表示の設定
スマホのワンセグでは「字幕表示」を利用できます。字幕表示はあらかじめONに設定されている場合が多く、字幕表示の設定方法を知っておくと外出先でイヤホンを忘れた時や音声のみで視聴する時に簡単にOFFに切り替えができるので便利です。字幕表示の設定の仕方は、画面をタップし、メニューボタンを出します。
表示された「設定」の項目から「字幕表示」を選択し、ON・OFFを切り替えます。
チャンネルの一覧が表示されない場合
受信状態がよくないとチャンネルの一覧が表示されない場合があります。うまく取得できない時は、電波が強い場所へ移動するか、もしくは再読み込みを行うと解決することがあります。周辺の雑音が多くても受信状態が悪くなるため、見通しの良い場所や電波が届きやすい場所に移動して利用することをおすすめします。
スマホでテレビを観る!おすすめのチューナー
ワンセグを内蔵していないスマホでテレビを視聴する場合でも専用のチューナーがあれば視聴可能です。使い方は簡単で、ワンセグチューナーをスマホに接続してそれぞれのチューナーに対応した視聴アプリをダウンロードするだけです。アプリを起動してチャンネル設定などを行えば、テレビが観れます。
チューナーにはスマホに取り付けるタイプのチューナーのほかに、自宅設置型のチューナーもあります。スマホに取り付けるタイプのチューナーはアンテナ線がワイヤレスタイプなので、外出先でもお手軽にテレビを視聴できます。ただし外出先で使う時は本体を持ち歩く必要があります。
自宅設置型のチューナーは、自宅にチューナーの本体を設置し、Wi-Fi経由、もしくは外出時にスマホまでインターネット回線で飛ばして観ることが可能です。
ピクセラの「Xit Stick」
「Xit Stick」はピクセラが発売した小型のチューナーで、ワンセグ/フルセグに対応しています。視聴が可能なのは地上波デジタル放送のみです。ワンセグとフルセグは受信状況によって自動で切り替わり、電波の強いところではフルセグで、弱いところではワンセグになります。
付属されているロッドアンテナは性能が良いため、見通しの良い場所であるならフルセグ視聴ができることも多いです。視聴の際にはスマホの通信料は不要で、接続も簡単に行えます。接続は本体についているライトニングコネクタをスマホにドッキングさせるだけで、バッテリーも不要です。「Xit Stick」はAndroid専用です。iPhoneは専用のXitStickがあります。
ピクセラの「XIT-AIR100W」
「XIT-AIR100W」はピクセラが発売した自宅設置型のテレビチューナーです。地上波・BS・CSが内蔵されており、地デジだけではなく衛星放送も視聴できます。Wチューナーも搭載しているため、録画をした際には裏番組も録画できる便利な機能も付いています。「XIT-AIR100W」はWi-Fiとインターネットを利用する無線タイプとなっています。
また、エリアフリー視聴に対応しており、自宅のWi-Fiだけでなく、外出先でもスマホを使っての視聴が可能です。外出時にはWi-Fi経由でも4G/LTE回線経由でも視聴ができます。家庭に設置ができ、地上波だけではなくBSやCSにも対応しているのが最大のメリットといえます。4G/LTE回線を利用する場合は、通信料が発生するため注意が必要です。
スマホでテレビを観る!チューナーの使い方
XitStickを使った具体的なチューナーの設定方法を説明します。スマホでテレビをみるための手順はそこまで大変ではありません。ゆっくり進めていきましょう。
チューナーの設定をする
チューナーの設定方法は大きな流れとしては、本体をパソコン、もしくはスマホにさして、公式サイトもしくはGooglePlayから専用のソフトやアプリをダウンロードして起動します。初回起動時に自分の地域のチャンネルを設定すればテレビが観れます。
専用アプリをインストールする
スマホから使用する場合はGooglePlayから専用のアプリをダウンロードして起動します。モバイルTV(StationTV)という名前で配信されており、無料で使えます。
XitStickでテレビを観るためには公式サイト(http://www.pixela.co.jp/products/xit/stk100/download.html)からソフトをダウンロードします。パソコンでテレビを観る場合には、あなたが使用しているパソコンによってWindowsかMacかを選択し、ダウンロードを進めます。
画像の丸で囲まれた部分をクリックすればダウンロードできます。ただし、はじめてWindowsで使うときにはMicrosoftのサイト(https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=53345)にアクセスし、Microsoft .NET Frameworkをダウンロードするします。
Microsoft .NET Frameworkを以前ダウンロードしておけば再ダウンロードの必要はありません。Microsoft .NET Frameworkをダウンロードし、インストールした後に上の画像にあるバナーでダウンロードしたZipファイルを解凍します。解答したフォルダの中にあるXitMobileInstaller.exeをダブルクリックしてXitをインストールします。
もし、インストール中に「Windows セキュリティ」のメッセージが表示されたらそのまま[インストール]をクリックします。
スマホに接続する
スマホやタブレットに本体を接続するには付属のUSBケーブルを使用します。パソコンの様にUSBの端子があれば問題ありませんが、本体にmicroUSB端子しか無い場合は、直接接続できません。
チャンネルを設定する
XitStickを使ってチャンネルを設定するにはパソコンやスマホに差し込んだ後にXitのアプリやソフトを起動します。はじめて起動した時は初回設定画面が表示され、自分の地域を選択してスキャン開始を選びます。少し待てばチャンネルスキャンが完成します。「次へ」をクリックしてチャンネルの設定を完了します。初期設定が完了すればテレビが観れます。
スマホでワンセグを受信してテレビを観る
Androidでテレビを受信するには、GooglePlayからモバイルTV(StationTV)をダウンロードします。インストールした後に本体を接続するとポップアップが表示され「このUSBデバイスが接続された時にモバイルTVを開きますか?」という文章が出ます。「OK」をタップして初回設定の画面に進みます。その後チャンネルリスト作成画面に移動します。
選択画面で「地域を選ぶ」「チャンネルを探して作成」「アンテナ線を利用」から選んでチャンネル作成を行います。少し待てばスキャンが終わりますので放送局とチャンネル番号を割り当てればテレビを観るためのAndroidの設定は完了です。
スマホでワンセグを受信してテレビを観よう!
スマホにワンセグチューナーが内蔵されていない場合でも、別売りのチューナーを使えばテレビが観れます。今回紹介した「Xit Stick」は電波の良いところではフルセグ、そうでなければワンセグと自動で切り替わるので非常に便利です。本体も軽く持ち運びやすいので外でテレビを見たいけど、スマホにワンセグチューナーが内蔵されていない方にはオススメです。