スマホの画面をPCに出力して表示！ミラーリングで共有できるアプリも解説！

スマホの画面を有線接続PCに出力して表示する方法を紹介します。スマホ画面をPCに出力して表示すれば、スマホアプリゲーム実況動画の作成や、スマホ画面を大画面のスクリーンに写してプレゼンテーションをする際に役立ちます。様々な場面で役に立つので、スマホ画面をPCにミラーリングする方法を覚えておくと非常に便利です。

iPhoneのスマホ画面を有線接続ミラーリングでPC出力する場合、Macパソコンが必要になります。残念ながらWindowsパソコンにiPhoneのスマホ画面をミラーリングする場合、外部アプリが必要になるので、次の章【スマホの画面をPCに出力して表示する方法！】を参考にしてください。

iPhoneとMacパソコンでミラーリングする際に、用意するものは下記の通りです。

• Macパソコン(Yosemite移行のOSバージョン)
• iPhone(iOS 8移行のバージョン)
• Lightningケーブル

iPhone・iPadを、Macパソコンでミラーリングする手順は、iPhone・iPadとMacパソコンをLightningケーブルで接続します。Macパソコンで「QuickTimePlayer」を起動し、画面上部のメニューバーから「ファイル」＞「新規ムービー収録」と進んでください。

「新規ムービー収録」画面が表示されたら、録画アイコンの右側に表示されている「V」アイコンをクリックして、「カメラ」「マイク」項目に表示されているiPhoneの名前をクリックしてください。「新規ムービー収録」画面上に、iPhone画面がミラーリング出力されます。

続いてAndroidスマホの画面をミラーリングする方法を紹介します。Androidの場合は、PCにアプリやソフトをインストールすれば、有線接続でAndroidスマホの画面をPCに表示できます。本記事では「Visor」というソフトウェア・アプリケーションを紹介します。非常に使いやすいアプリなのでおすすめです。

VysorはMac・Windows・Linuxに対応しているAndroid画面をPC画面に映し出すためのソフトウェア・アプリケーションです。またChromeブラウザを利用している方は、Chromeの拡張機能としても利用できます。Chrome拡張機能をAndroidとPCにインストールしておけば、簡単に画面出力が可能なのでおすすめします。

VysorのChrome拡張機能の追加は下記のリンク先にアクセスしてください。

VysorのPC用ソフトウェア・アプリケーションをダウンロードしたい方は下記のリンク先にアクセスしてください。

Vysorのインストールが完了したら、PCとAndroidスマホをUSBケーブルで接続してください。続いてAndroidスマホで「USBデバッグモード」に変更します。「USBデバッグモード」はPCとAndroidスマホでとの間で写真や動画などのデータ転送や、Androidのログデータを読み取りする時に必要な機能です。

「設定」＞「開発者向けオプション」を選択してください。もし、「開発者向けオプション」が表示されない場合は「端末情報」をタップし、表示される「ビルド番号」項目を7回タップしてください。

「開発者向けオプション」が表示されるので選択し、メニュー一覧から「USBデバック」をオンに切り替えれば設定完了です。Androidスマホで「Chromeアプリランチャー」から「Vysor」を起動し「Find Devices」＞「自分のスマホ」を選択すればPCにAndroidスマホ画面が表示されます。

続いて本章ではスマホの画面を無線でPCに出力して表示する方法を紹介します。優先接続でスマホ画面をPCに出力する場合は、PCの近くでスマホを操作しなければなりません。それでは何かと不便という方は、本章で紹介するアプリと方法を活用してみてください。

iPhoneでミラーリングする方法は、下記の「Apowersoft」公式ホームページで詳しい接続手順が画像付きで解説されているので参照してください。

Androidでミラーリングする方法は、下記の「Apowersoft」公式ホームページで詳しい接続手順が画像付きで解説されているので参照してください。

続いてiPhoneのスマホ画面をPCに出力して表示するおすすめのアプリを紹介します。

iPhoneやiPadの「AirPlay」機能を利用して、簡単にPCにスマホ画面を共有・表示できるのが「LonelyScreen」です。インストール方法・起動方法・ミラーリング方法すべてにおいて、非常に簡単なのでおすすめのアプリケーション・ソフトウェアです。

「AirPlay」を利用するので、無線接続で画面共有できるのも「LonelyScreen」を利用する大きなメリットとなります。

「LonelyScreen」はPCにのみインストールし、iPhoneやiPad側ではアプリをインストールする必要が無く、「AirPlay」を受信するためのアプリと考えてください。「LonelyScreen」のインストールは下記のリンク先にアクセスし「Get Started Today」をクリックしてください。

「LonelyScreen」は無料の「Free Trial」版でも利用できます。最初は無料版から登録すると良いでしょう。無料版のインストールは「Download for MAC」をクリックしてください。

インストールが完了したら「LonelyScreen」を起動し、iPhone・iPadの「コントロールセンター」を起動し「AirPlayミラーリング」＞「LonelyScreen」と選択すれば画面共有が開始されます。「LonelyScreen」が表示されない場合は、PCとiPhone・iPadを同じWi-Fiで接続してみてください。

続いてAndroidのスマホ画面をPCに出力して表示するおすすめのアプリを紹介します。

本章では「AirMore」というソフトウェア・アプリケーションを紹介します。「AirMore」はiPhone・Android両方に対応していますが、iPhoneではミラーリング機能を利用できないというデメリットがあります。非常に完成度の高いソフトウェア・アプリケーションですが、Androidで使う方がよりメリットが多いソフトウェアです。

AirMoreのインストールは下記のリンク先から可能です。まずはAndroidスマホにAirMoreアプリをインストールしてください。

Androidでミラーリングする方法非常に簡単です。AndroidスマホとPCを同じWi-Fiに接続し、PCから下記のリンク先にアクセスし「Androidを起動して接続を確立する」をクリックします。PC画面上に「QRコード」が表示されるので、Androidスマホで起動中のAirMoreアプリの「スキャンして接続する」をタップしQRコードをスキャンしてください。

AndroidスマホのAirMoreアプリが正常にQRコードを読み込んだら、PC側の画面左側に「ミラーリング」アイコンが表示されます。「ミラーリング」アイコンをクリックすると、Androidのスマホ画面がPC上にミラーリングされます。

Android・iPhoneの画面をPCにミラーリングして共有する方法を紹介しました。冒頭でも述べましたが、スマホ画面の共有は非常に便利な機能で、その活用方法は無限大です。本記事を参考にスマホ画面をミラーリングして、快適なスマホ・PCライフを送ってください。