2019年08月07日更新
Apple Payのポンタカード登録・支払い方法!iPhoneでPontaポイントを獲得しよう!
Ponta(ポンタ)カードをApple Payに登録すれば、Apple Payでの支払いと同時にポンタポイントも使用できて大変便利です。Apple Payにポンタカードを登録する方法やコンビニ等での支払い手順などをまとめました。
目次
- 1Apple Payのポンタカード登録方法
- ・アプリや公式サイトを利用する
- ・カードを持ってる場合の登録手順
- ・カードを持ってない場合の登録手順
- 2ポンタカードを登録したApple Payの使い方
- ・ポンタカードとして使う方法
- ・ポイントとApple Pay支払いを使用する方法
- ・FeliCa決済を同時に行う場合
- 3Apple Payでポンタカードを使うメリット
- ・Pontaカードを持ち歩く必要がない
- ・スマートな決済ができる
- 4Apple Payでポンタカードを使う前に知っておくこと
- ・Suica払いはクレジットチャージでポイント獲得
- ・ポンタカードは複数追加すると不便
- ・iPhoneの端末によって操作が異なる
- 5ポンタのポイントは貯めるとお得!その特徴とは
- ・1ポイント1円で使える
- ・Loppiお試し引換券は多様な商品と交換可能
- ・JALマイルとANAマイルに交換できる
- 6Apple Payでポンタカードを登録してポイントを獲得しよう!
Apple Payのポンタカード登録方法
Ponta(ポンタ)は、株式会社ロイヤリティ マーケティング(Loyalty Marketing)が展開している共通ポイントサービスです。
ローソンやケンタッキーフライドチキンなどの提携店での支払い時にポンタカードを提示すると、所定のレートでポイントが貯まり(おおむね100円ごとに1ポイント程度)、1ポンタポイント=1円のレートで提携店での支払いに充当することが出来ます。
2018年11月にポンタのシステムが改善され、ポンタカードをApple Pay(アップルペイ)に登録できるようになりました。
iPhone等の端末をかざしてiD・QUICPay・Suica等で支払いすれば、わざわざポンタカードを提示しなくても決済と同時にポンタポイントを使用・獲得することが出来ます。ローソン等の提携店でApple Payを利用する機会の多い方にとって非常にありがたい仕様変更です。
アプリや公式サイトを利用する
ポンタカードをApple Payで利用できるようにするためには、iPhone等の端末に「Pontaカード(公式)」アプリをインストールして連携手続きを行う必要があります。以下のリンクにアクセスして、iOS版のポンタカードアプリをダウンロードしてください。
なお、iOS 12以降のバージョンのApple Walletが必要なので、iOS 11以下のまま更新を放置している場合は先にOSのアップデートを行いましょう。
なお、すでにポンタカードを持っている場合と持っていない場合とではアプリの登録手順が若干異なります。ここからは、両方のパターンについて個別に解説していきます。
カードを持ってる場合の登録手順
ポンタカードアプリを起動すると、利用規約が表示されます。一通り目を通したら、「上記利用規約及び特約に同意する」のチェックボックスをオンにして「次へ」をタップしてください。
「すでにPontaカードを利用している」をタップしてください。
「PontaWebログインしてください」と表示されます。
もしもPontaWebの会員登録がすでに済んでいる場合は「ログイン」をタップしましょう。
リクルートIDとパスワードの入力画面が表示されます。リクルートIDとパスワードを入力してログインしてください。
なお、リクルートIDはメールアドレスさえあれば以下のリンクからどなたでも無料で新規登録することが出来ます。
もしもPontaWebの会員登録が済んでいない場合は「PontaWeb会員登録」をタップしましょう。
カメラが起動するので、ポンタカードの裏面を撮影してください。うまく撮影できない場合は「読み取れない場合はこちら」をタップして必要事項を手動入力しても構いません。
カメラで読み取った(または自分で入力した)「Ponta会員ID」と「セキュリティコード」に間違いがないことを確認し、「このPontaカードでPontaWeb会員登録に進む」をタップしてください。
リクルートIDとパスワードの入力画面が表示されたら、リクルートIDとパスワードを入力してログインしましょう。
追加認証(確認コード入力)画面が表示されます。リクルートIDに登録されているメールアドレス宛にコードを記載したメールが送られてくるので、本文を確認して確認コードを入力しましょう。
「次へ」をタップして認証が完了すれば、ポンタカードとポンタアプリの連携が完了します。
画面中央の「Apple Walletに追加」をタップし、画面の指示に従ってApple Payにポンタカードを登録していきましょう。
利用規約に同意した後、「自動で選択」をチェックして「完了」をタップすれば紐付け完了です。
カードを持ってない場合の登録手順
ポンタカードアプリを起動すると、利用規約が表示されます。一通り目を通したら、「上記利用規約及び特約に同意する」のチェックボックスをオンにして「次へ」をタップしてください。
「新規にデジタルPontaカードを発行する」をタップしてください。
「規約や個人情報保護方針に同意する」のチェックボックスをオンにして、「Ponta会員IDの発行をはじめる」をタップしてください。
リクルートIDとパスワードの入力画面が表示されます。リクルートIDとパスワードを入力してログインしてください。
なお、リクルートIDはメールアドレスさえあれば以下のリンクからどなたでも無料で新規登録することが出来ます。
追加認証(確認コード入力)画面が表示されます。リクルートIDに登録されているメールアドレス宛にコードを記載したメールが送られてくるので、本文を確認して確認コードを入力しましょう。
「次へ」をタップして認証が完了すれば、「Ponta会員ID」が発行され画面上に表示されます。
「上記に同意して登録を完了」をタップし、「PontaWeb会員登録が完了しました」と表示されたら「次へ進む」をタップしてください。
画面中央の「Apple Walletに追加」をタップし、画面の指示に従ってApple Payにポンタカードを登録していきましょう。
利用規約に同意した後、「自動で選択」をチェックして「完了」をタップすれば紐付け完了です。
ポンタカードを登録したApple Payの使い方
Apple Payで代金の支払いを行う際には、どの決済方法を利用するのかスタッフに正確に伝える必要があります。ポンタカードを登録したApple Payの具体的な使い方を見ていきましょう。
ポンタカードとして使う方法
Apple Payに登録したWallet版ポンタカードを単体で使いたい場合は、レジにて「iPhoneで(またはApple Watchで)お願いします」と告げ、各デバイスに応じた下準備を実行してください。
- Touch ID搭載端末:ホームボタンに指を置く
- Face ID搭載端末(またはApple Watch):サイドボタンをダブルクリックして視線を向ける
ポンタカードが自動的に選択されたら、以下の手順を実行してください。
- レジに設置されている読み取り機に端末をかざす
- 音が鳴った(読み取りが行われた)ことを確認する
- 必要に応じて、支払いに充当するポンタポイント数を伝える
- 現金やカードなどで代金の支払いを行う
iPhone 6またはApple Watch Series 1以降のデバイスであれば、Apple Payに登録したWallet版ポンタカードを単体で使うことが出来ます。
ポイントとApple Pay支払いを使用する方法
Apple Payに登録したクレジットカードで代金を支払い、同時にポンタカードのポイントも使用したい場合は、レジにて「Apple Payでお願いします」と告げ、各デバイスに応じた下準備を実行してください。
- Touch ID搭載端末:ホームボタンに指を置く
- Face ID搭載端末(またはApple Watch):サイドボタンをダブルクリックして視線を向ける
ポンタカードが自動的に選択されたら、以下の手順を実行してください。
- レジに設置されている読み取り機に端末をかざす
- 音が鳴った(読み取りが行われた)ことを確認する
- ポンタポイントが支払いに充当され決済が完了する
iPhone 7またはApple Watch Series 2以降のデバイスであれば、Apple Pay払いとポンタポイントの使用を同時に行うことが可能です。
FeliCa決済を同時に行う場合
Apple PayのFeliCa決済を利用すれば、代金の支払いとポンタカードの使用をワンタッチで実行できて非常に便利です。
ただし、FeliCa決済前に「Apple Payでお願いします」とスタッフに伝えることを絶対に忘れないようにしてください。
いつもの癖で「iDで」とか「Suicaで」といった具合に決済規格を限定して店員に伝えると、Wallet版ポンタカードの読み取りが行われません。Apple Payによる支払いのみが実行され、せっかくポンタカードをApple Payに登録した意味がなくなってしまいます。
Apple Payでポンタカードを使うメリット
登録に若干手間がかかりますが、ポンタカードをApple Payに紐付けしておけばポンタポイント提携店での買い物が非常に便利になります。
Apple Payでポンタカードを使うメリットについて見ていきましょう。
Pontaカードを持ち歩く必要がない
通常、ポンタポイントを貯めるためには、決済時にポンタカードを提示する必要があります。しかし、iPhoneやApple WatchのApple Payにポンタカードを登録しておけば、実物のカードを携帯しなくてもポンタカードのサービスを利用できます。
スマートな決済ができる
2018年11月以前は、ポンタカードをApple Payに登録することが出来ませんでした。Apple PayユーザーはiPhoneを読み取り機にかざした上に財布からポンタカードを取り出して提示しなければならず、キャッシュレスのくせに二度手間になっていました。
他のポイントサービスと比較すると、dポイント一体型でローソンの3%割引特典が付いている「dカード」の方が圧倒的に使いやすく、わざわざポンタカードを使い続ける必要性があるのか疑問を感じていた方も少なくありません。
LAWSONでは、Ponta紐付したApple Pay(メルペイiD後払い)が、ポイント付与率と決済スピード共に最強ですね😆
— トラノ (@toranomile) August 4, 2019
しかしApple Payに対応した現在では、そのデメリットが解消されています。レジの読み取り機にiPhoneやApple Watchをかざすだけで、代金の支払いやポンタポイントの消費・獲得をシームレスに行えます。
決済のスピードも非常に速く、モバイル端末を駆使しながら生活している現代人ならではのスマートな決済が出来るようになったのです。
Apple Payでポンタカードを使う前に知っておくこと
Apple Payのようなスマホ決済サービスを利用する上で大切なのは、いかに早く支払いを済ませ、そして効率的にポイントを獲得するかということです。
ポンタカードをApple Payに登録して使うなら、以下のような豆知識をしっかり頭に入れてから活用しましょう。
Suica払いはクレジットチャージでポイント獲得
もしもApple PayにSuica払いを設定している場合、チャージでポイントを獲得できるクレジットカードを紐付けしましょう。
クレジットカードの中には、Suicaのような交通系電子マネーへのチャージがポイント還元の対象外になるものがあります。Suicaチャージでもポイントを獲得できるカードを登録することが、Apple Pay払いで効率的にポイントを貯めるコツです。
とりわけ、Suicaを運営しているJR東日本の子会社の株式会社ビューカードが発行しているクレジットカードがSuicaとの相性抜群です。
中でも、ビックカメラとビューカードが提携して発行している「ビックカメラSuicaカード」がおすすめです。
- 利用代金1,000円につき、ビックポイント5ポイントとJRE POINT5ポイントが両方貯まる(合計ポイント還元率1%)
- Suica定期券の購入やオートチャージ時にはJREポイントの還元率が3倍
- 初年度の年会費は無料(年1回以上の利用で翌年度の年会費477円(税別)が無料)
Suicaチャージのポイント還元率が高く設定されている上に、Suicaチャージもカードの利用回数に含まれるため、簡単に年会費無料条件をクリアすることが可能です。
以下のリンクからビックカメラSuicaカードの発行申請を行えます。
ポンタカードは複数追加すると不便
Apple Payには、様々なカードを登録することが出来ます。
- iPhone 8やApple Watch Series 3 以降のモデル:登録可能枚数は最大12枚まで
- iPhone 8やApple Watch Series 3 前のモデル:登録可能枚数は最大8枚まで
しかし、Apple Payに複数のカードを登録している場合、場合によっては決済時にポンタカードを画面上で選択しなければならず煩わしいことこの上ありません。
ポイントカードを登録するなら、ポンタカード1枚だけを追加した方が賢明です。
iPhoneの端末によって操作が異なる
基本的にApple Payは、端末をスリープから回帰させたり特定のアプリを立ち上げたりしなくても、即座に決済に利用することが出来ます。
ただし、iPhoneのモデルや設定している認証システムによって支払い時の操作が若干異なります。
- パスコード型:パスコードを入力する
- Touch ID型:ホームボタンに指を置く
- Face ID型:サイドボタンをダブルクリックして視線を向ける
特に機種変更した直後は間違えやすいので、Apple Payの使い方をしっかりチェックしておきましょう。
ポンタのポイントは貯めるとお得!その特徴とは
ポンタカードを登録したApple Payで代金の支払いを行うと、日々の買い物の中で面白いようにポンタポイントが貯まっていきます。
貯めたポンタポイントをどのように使えばいいのか、ポンタポイントの便利な用途を見ていきましょう。
1ポイント1円で使える
ポンタポイントは、1ポイント=1円のレートで提携店での代金支払い時に利用することが出来ます。ポイントを貯めれば貯めるほど、以後の買い物がお得になります。
ローソン、昭和シェル石油、コジマ、ホットペッパーグルメなど、多彩な業界に対応。提携店も堅調に拡大中です。詳細は、以下のリンクにアクセスしてご確認ください。
Loppiお試し引換券は多様な商品と交換可能
ローソンではポンタポイントを使って発行した「Loppiお試し引換券」で店内の商品を獲得できるため、ポンタポイントを1ポイント1円以上のレートで利用できるチャンスがあります。
- Loppiの「ポイント会員メニュー」を選択する
- ポンタカードを読み取らせる
- 「一覧から発券する」を選択する
- 任意の引換券を発行し、商品を持ってレジに行く
ローソンLoppiのお試し引換券でヱビスビールが19:50の時点で終了してたけど、未だに使用されなかったキャンセル分がちょくちょく浮いてくるので、争奪戦プレイしてたw
— しょーくんBot.txt@運用終了 (@sho_zzr400) December 14, 2018
何とか500と350をそれぞれ1缶ずつゲット。 pic.twitter.com/TxOIHirWY7
お菓子やビールなど様々な飲食料品が充実しており、獲得したポンタポイントを有効活用することが出来ます。人気のある商品の引換券はすぐに発行できなくなるため、定期的にチェックしてお得な新商品の獲得を狙ってみましょう。
JALマイルとANAマイルに交換できる
2015年頃に、ポンタポイントとJALマイルとの相互交換が可能になりました。JALマイレージバンクカードをお持ちの方なら、JMB×Ponta会員に登録して交換手続きを行えます。
- ポンタポイント → JALのマイル:2ポンタポイント → 1マイル
- JALのマイル → ポンタポイント:10,000マイル未満の場合は2マイル → 1ポンタポイント、10,000マイル以上の場合は1マイル → 1ポンタポイント
ポンタポイントからJALのマイルに交換する際のレートは50%とあまり高くありませんが、日々の買い物で獲得したポイントで旅行できるのは大変魅力的です。
以下のリンクから交換手続きを行えます。
また、公式の方法ではありませんが、工夫を講じることでポンタポイントをANAのマイルと交換する裏技もあります。
- ポンタポイント → LINEポイントに交換
- LINEポイント → 東京メトロポイントに交換
- 東京メトロポイント → ANAのマイルに交換
この方法なら、ポンタポイントの60%以上をANAのマイルと交換することが出来ます。手間はかかりますがJALのマイルよりお得なので、興味のある方はぜひ試してみてください。
Apple Payでポンタカードを登録してポイントを獲得しよう!
今回は、Apple Payにポンタカードを登録する方法や具体的な支払い手順などをご紹介いたしました。最後に本記事の要点をまとめると、以下の5点が挙げられます。
- ポンタカードのアプリをインストールすれば、ポンタカードをApple Payに登録することが出来る
- ポンタカード単体で使う場合は「iPhoneで(またはApple Watchで)」、ポンタポイントを使ってApple Pay払いを行いたい場合は「Apple Payで」と店員に伝える
- この時、「iDで」とか「Suicaで」などと伝えるとポンタカードの読み取りが適用されなくなることに注意
- Apple Pay払いに利用するクレジットカードは、なるべくポイント還元率の高いものを選ぶことが大切
- 獲得したポンタポイントは代金の支払いに充当できる他、Loppiお試し引換券を発行したり他社ポイント等と交換したりすることも可能
Apple Payにポンタカードを登録しておけば、ワンタッチのスマホ決済でポンタポイントの使用・獲得を実現でき、ポンタカードのメリットを最大限に享受することが出来ます。
ポンタカードをお持ちの方は、ぜひ本記事を参考にしてポンタカードをApple Payに登録してみてください。