LINEの二段階認証の設定方法!コードが届かない・認証できない対処法も解説!
LINEの乗っ取り被害がまだまだ起きていますが、セキュリティを強化するための方法として二段階認証がとても有効です。この記事ではLINEの二段階認証の設定方法や、SMSに認証コードが届かないときや認証できないときの対処法についてお伝えします。
目次
LINEの二段階認証は乗っ取り対策に有効!
一時期、少し収まったように思われていたLINEの乗っ取り被害がまたここ最近急激に増えているようです。LINEを乗っ取られることで、自分のアカウントから大切な友だちに迷惑メッセージを送られてしまったり、金銭被害を受けてしまったりすることが実際に起きています。
LINEが乗っ取り被害に遭ってしまうのは、ログインIDとして使っているメールアドレスとパスワードのセットが流出してしまうことです。そこで、LINEの乗っ取り被害を防ぐためには、二段階認証を設定するのがとても効果的です。この記事ではLINEを乗っ取り被害にあわないようにするための二段階認証について詳しく見ていきましょう。
二段階認証とは?
LINEの乗っ取り被害の防止にとても効果的だと言われている二段階認証とはいったいどのようなものなのか詳しく見ていきましょう。
パスワード以外の方法で認証しないとログインできない仕組み
通常はアプリやショッピングサイトなどにログインするためには、IDの他に自分しかわからないパスワードを設定しています。しかし、パスワードでログインする方法では、万が一何らかの理由でパスワードが流出したときに、乗っ取り被害を防げないという弱点があります。
そこで、ユーザー本人しか利用できないはずの、Eメールや電話番号あてのメッセージ機能のSMSに送信した認証コードを入力しなければログインできないようにする方法も大草のサイトやアプリで採用されています。この通常のパスワード以外の方法でログインする方法を二段階認証といいます。
パスワードが流出してもアカウントを乗っ取られにくくなる!
二段階認証を設定する場合には、パスワードも設定することが一般的です。しかし、二段階認証を利用する場合には、パスワードと同時にSMSやメールアドレスに送られる認証コードもログインするためには必要になります。
そのために、二段階認証を設定しておけば万が一パスワードが流出したとしても、第三者にログインされる心配が少なくなり、乗っ取り被害を防ぐことができるようになります。乗っ取り被害が相次いだLINEでも、現在はセキュリティの観点から二段階認証を設定することが推奨されています。
LINEで二段階認証を設定する方法
LINEで具体的に二段階認証を設定する方法についてみていきましょう。LINEでの二段階認証の設定方法は、電話番号によるSMSで設定する方法と、メールアドレスで設定する方法、LINEのメッセージで設定する方法があります。それぞれの設定方法についてみていきましょう。
電話番号のSMSによる二段階認証の設定方法
まずは電話番号のSMSで認証する方法についてみていきましょう。LINEのホーム画面から画面の右上にある歯車マークの「設定」をタップして「アカウント」を開きます。
するとLINEのアカウント設定で電話番号を登録できるので、そちらから登録します。電話番号が登録できたらSMSにメッセージが送信されます。
SMSに送信されたメッセージに認証コードが記載されているので、そちらをLINEのアプリに入力すると二段階認証の設定が完了します。
LINEメッセージによる二段階認証の設定方法
LINEはPCからも利用することができますが、いつも使っているのとは別の端末からログインを試みられた場合には、いつもLINEを使っているスマホにメッセージが届きます。スマホのメッセージに認証コードが記載されていた場合には、PCに認証コードを入力しないとPCからログインできないので、認証コードを入力しましょう。
メールによる二段階認証の設定方法
LINEにはEメールも登録できます。Eメールによるログインを選んだ場合には、Eメールに届いた認証コードをLINEに入力しないとログインできません。
Eメールの登録は、LINEアプリの「設定」から「アカウント」の設定を開くと登録できます。EメールをLINEに設定すれば、Eメールによる二段階認証ができるようになるので、ぜひこちらも設定しておきましょう。
LINEの二段階認証のコードが届かない場合には?
LINEで二段階認証をしたいのに、二段階認証のコードが届かないことで、二段階認証の設定ができないことがあります。電話番号やメールアドレスを正しく設定しているはずなのに、二段階認証の認証コートが届かない、二段階認証の設定ができない場合の対処法について見ていきましょう。
電話番号が登録済みでないか確認してみる
すでに登録済みの電話番号を再度登録しても、SMSで認証コードが新しく届くことはありません。LINEの「設定」からアカウントを開いて、そちらに電話番号が記載されていれば、すでに電話番号が登録済みなので、二段階認証の設定はできています。
新しく別の電話番号を登録するときだけ「変更」をタップして、新しい電話番号を登録すれば、新しい電話番号にSMSが届きます。ただし、機種変更をするときには「アカウントの引き継ぎ」をあらかじめ行っておかないと、今までのLINEのデータがすべて消去されてしまうので注意しましょう。
SMSをもう一度送ってみる
何らかの理由で正しい電話番号を入力しているのに、なぜかSMSがうまく届かない場合があります。その場合には、電話番号を登録するためにSMSに認証コードを再送信する、というボタンがあるはずです。そちらのボタンをタップして、SMSを再送信してみましょう。
認証コードが届かないときでも、少し時間を置きながら何度かSMSの再送信をしているとほとんどの場合で届きます。
電話の音声通話でコードを受け取る
どうしてもSMSに認証コードが届かない場合には、音声通知で認証コードを受け取ってみましょう。SMSを送信するという画面に、認証コードを音声で受け取るというリンクがあります。そちらをタップすると、認証コードを音声で伝えるための電話をかけるように設定できます。
音声通話で受け取るように設定して、しばらく待つとあなたのスマホに電話がかかってきます。自動音声で認証コードが伝えられるので、そちらをLINEのアプリに入力するとログインできます。
Facebook認証でログインする
LINEにはFacebook連携でログインする機能もあります。どうしても二段階認証によるログインが上手くできない場合には、Facebook連携を設定して、いったんFacebook経由でログインするという方法を試してみましょう。
LINEをFacebook連携させる方法は、こちらのリンク先で解説しています。LINEを利用するためだけにFacebookを登録することも可能なので、Facebook連携をまだしていない人はぜひ活用してみましょう。
それでもLINEの二段階認証ができない場合には?
上記の対策を取ったとしても、それでもLINEの二段階認証ができない場合にはどうしたらいいのか、最終亭な対策についてみていきましょう。
LINEに問い合わせる
どうしてもLINEの二段階認証が上手くできない場合には、LINEに問い合わせをしてみましょう。LINEには問い合わせ用の電話番号はありませんが、アプリやWebサイトから問い合わせをすることは可能です。LINEへのスマホアプリからの問い合わせフォームの見つけ方は少しややこしいので、注意しましょう。
こちらの記事でLINEの問い合わせ方法を具体的に解説しているので、問い合わせ方法がわからない場合にはこちらの記事を参考にしてみてください。
LINEは二段階認証を設定してセキュリティを強化しよう!
この記事ではLINEの二段階認証について詳しく見てきました。現在、LINEは基本的に携帯電話番号がないとアカウントを登録できないので、LINEのアカウントを作成した際にはSMSによる二段階認証を自然と行えるようになっています。
しかし、Facebook連携でアカウントを作った場合などに、電話番号による二段階認証を行っていないこともしばしばあります。電話番号やメールアドレスがLINEのアカウントに登録されていればいいのですが、登録されていない場合には、早急に登録をして、二段階認証によるセキュリティを強化するようにしましょう。