2019年11月11日更新
LINEトークの復元をバックアップなしでやる方法!【Android/iPhone】
LINEトークのバックアップを取らずにアプリを消してしまった場合の復元方法!スマートフォンユーザーのほとんどが利用しているLINEのトーク履歴を、バックアップなしで復元する方法を【iPhone/Android】の機種別に分かりやすく解説します。

目次
- 1LINEのトークの復元をバックアップなしでやる方法!【Android/iPhone】
- ・バックアップなしで復元する方法【Android】
- ・バックアップなしで復元する方法【iPhone】
- ・バックアップしてない場合は十分注意すべき
- 2LINEトーク履歴の復元・バックアップを機種変更で行う
- ・Androidからの機種変更・引き継ぎ
- ・iPhoneからの機種変更・引き継ぎ
- 3LINEトーク履歴の復元のためにバックアップする方法
- ・Androidでトーク履歴をバックアップする
- ・iPhoneでトーク履歴をバックアップする
- 4LINEのトークルームの復元はバックアップなしで可能?
- ・削除したトークルームの復活はできる?
- ・トークルームやトーク履歴を削除した時に通知はある?
- 5LINEのトーク履歴バックアップ復元の留意点
- ・バックアップ復元のタイミングは1回限り
- ・LINEのトーク履歴バックアップの復元ができない理由
- 6LINEのトークの復元をバックアップなしで効率よく行う!
- ・LINEの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
LINEのトークの復元をバックアップなしでやる方法!【Android/iPhone】
今回は、LINEのトーク履歴をバックアップなしで復元する方法を解説します。
最近はメールや電話よりもLINEを使ってのやりとりが主流になっており、写真や動画などのメディアも簡単に共有できるので、スマートフォンユーザーのほとんどがLINEを利用しています。
バックアップを取っていないとLINEトークの復元はできないと思われがちですが、そんなLINEアプリでバックアップを取らずに消してしまった場合のトーク履歴の復元方法を【iPhone/Android】別に詳しく説明します。
バックアップなしで復元する方法【Android】
何かの間違いでバックアップをしてないのにLINEアプリを消してしまった場合、パソコン用ソフトをダウンロードすることで、トーク履歴や写真、動画などのメディアも簡単に復元することができます。まずはAndroidを使っている方にバックアップしてない状態でLINEのトーク履歴を復元する方法をご紹介します。
パソコン用ソフトを使ってAndroidでLINEのトーク履歴を復元させるには、「Phone Rescue for Android」という有料ソフトをダウンロードする必要があります。
このソフトを使えばsonyやSAMSUNGなどのAndroid端末のLINEのトーク履歴を、バックアップしてなくてもパソコン上に復元することができます。
購入するボタンをクリックしたら、画面の指示に従ってインストールを完了させます。
インストールが完了したら、ソフトを起動させます。
ソフトが起動したことを確認し、LINEアプリを使っていたAndroid端末をUSBケーブルでパソコンに接続します。接続して端末の情報が読み取られたら、ホーム画面でLINEにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
クリックするとスキャン方法が表示されます。ディープスキャンを選択するとデバイスがルート化されます。ルート化とはシステムがデバイスの権限にアクセスすることを許可することを指します。
デバイスがルート化されてスキャンが終了すると結果が表示されるので、①LINEを選択し、②復元したいトーク履歴を選択し、③パソコンへ復元をクリックします。
「復元完了」という画面が表示されたら、パソコンへの復元は完了です。少し時間を置くと、バックアップしてなくても、パソコン上にデータを復元することができます。
※「Phone Rescue for Android」はあくまでもパソコン上に復元できるだけなので、LINEアプリや端末本体に復元することはできません。
バックアップなしで復元する方法【iPhone】
次にパソコン用ソフトを使って、iPhoneのLINEトーク履歴をバックアップしてない状態で復元する方法をご紹介します。必要になるソフトは「Phone Rescue for iOS」というソフトです。
このソフトを使えば、簡単なステップでiPhoneのLINEのトーク履歴を復元することができます。バックアップしてなくても、iPhone上に存在していたデータを復元できるので、とても便利です。
まずパソコン上にソフトをダウンロードし、起動させます。起動を確認したら、復元させたいLINEアプリが入っていたiPhoneデバイスをUSBケーブルでパソコンに接続します。
iPhoneが接続されたのを確認して、①iOSデバイスからリカバリーを選択し、②「→」をクリックします。デバイスの情報が読み取られ、復元したいデータを選択する画面が表示されます。
この選択画面では①LINEを選択し、②「OK」をクリックします。他のデータも同時に復元することが可能ですが、時間をかけたくない方はLINEのみ選択しましょう。
データが抽出されたら、①LINEを選択し、②復元させたいトークを選び、③右下の「パソコンへ復元」ボタンをクリックします。
少し時間が経った後「データ復元が完了しました」という画面を確認できたら、LINEトーク履歴の復元は完了です。
※このソフトもAndroid用ソフトと同様に、パソコン上にはLINEのトーク履歴を復元できますが、デバイスやLINEアプリに復元することはできません。
Android/iPhoneのデータ復元パソコン用ソフトでは、復元させたいトーク履歴をプレビューできるので、必要なものだけ復元させることで時間も短縮できます。また両ソフト共に無料体験版でトークが復元できるのか確かめられるので、それを使ってあらかじめ確認しておくといいでしょう。
バックアップしてない場合は十分注意すべき
バックアップをしてなくても、LINEのトーク履歴は復元できるとご紹介しましたが、システムや接続の状態によっては復元できないことやデータが失われる可能性もあるので、バックアップしてない場合は十分に注意しましょう。
間違ってトーク履歴が全部消えてしまわないようにする
LINEのトーク履歴を失わないためには、こまめにバックアップを取る必要がありますが、何よりも重要なのは、バックアップをしてない状態でアプリやトークを消してしまわないようにすることです。失われたデータが確実に復元できるとは限らないということを忘れないようにしましょう。
LINEトーク履歴の復元・バックアップを機種変更で行う
ここからはデバイスを機種変更する際のLINEトークの復元・バックアップを行う方法をご紹介します。GoogleドライブやiCloudにバックアップを取っておくことで、パソコンを持っていない方も簡単に新しいデバイスへLINEのトーク履歴を復元することができます。
AndroidからiPhone、iPhoneからAndroidと種類の異なるデバイスに機種変更する際は、残念ながらLINEのトーク履歴をアプリに完全復元する方法はありません。ですが、データとして残しておくことやそのデータを閲覧することは可能なので、バックアップを取っておいて損をすることはありません。
Androidからの機種変更・引き継ぎ
まず、Androidから新しい端末に機種変更する際にはGoogleドライブを使います。GoogleドライブはGoogleアカウントユーザーならば誰でも使用することができ、無料で15GBまでデータを保存することが可能です。
AndroidからAndroid
まず、LINEアプリの設定メニューを開き「トーク・通話」を選択します。その中の「トーク履歴のバックアップ・復元」を選択し、「Googleアカウント」を押します。
現在使用しているGoogleアカウントが表示されるので選択し、Googleからのアクセスを「許可」します。ログインが完了したら、「Googleドライブにバックアップする」を選択しバックアップを行います。
すぐにバックアップが開始され、終了すると「前回のバックアップ」という履歴が確認できます。これでLINEトーク履歴をGoogleドライブにバックアップすることができました。
新しい端末にデータを復元させる下準備として、LINEにメールアドレスを登録することと、アカウント引き継ぎ設定をONにする必要があります。
メールアドレスは設定メニューのアカウントから登録できます。登録するのはGoogleドライブのログインに使用したメールアドレス以外でもOKです。
メールアドレスが登録できたら、設定メニューのアカウント引き継ぎ設定で「アカウントを引き継ぐ」をONにします。これをONにすることで初めてアカウントを引き継げるようになります。
次にGoogleドライブにバックアップを取った情報をもとに、新しいデバイスに復元させる方法を説明します。
まず新しい端末にLINEアプリをダウンロードし起動させたら、「ログイン」を押します。その後の画面で古い端末に登録したメールアドレスとパスワードを入力し「確認」を押します。
LINEはセキュリティー保護のため二段階認証になっており、メールアドレスを入力した後に電話番号での認証が必要になります。電話番号を入力するとメッセージが届くので、記載されている「4ケタの認証番号」を確認してLINEアプリ上に入力し、「次へ」を押します。
ログインが完了したら、設定メニューの「トーク・通話」から「トーク履歴のバックアップ・復元」を選び、「復元する」を選択します。アカウントを選択する画面になるので、バックアップを取ったGoogleアカウントを選択してOKを押します。
Googleアカウントを選択すると「復元中」と表示され、バックアップ履歴からの復元が始まります。「復元が完了しました」という画面を確認できたら、復元は完了です。
AndroidからiPhone
前にも説明した通り、AndroidからiPhoneにはLINEのトーク履歴を復元させることができません。そこで、LINEのトーク履歴をテキストデータとして残して閲覧できるようにする方法をご紹介します。
まず、「Evernote」というアプリをダウンロードする必要があります。このアプリはテキストデータを保存・閲覧するのに必要になります。
EvernoteをダウンロードしたらLINEアプリを開き、テキストデータとして残したいトークを開きます。トーク画面右上のボタンからメニューを開き、トーク設定からトーク履歴をバックアップ、「テキストでバックアップ」を選択します。
「テキストでバックアップ」を選択すると、共有できるファイルが表示されるので、その中から「Evernoteに追加」を選択します。
LINEのトーク履歴がバックアップされ、Evernoteに保存されるとHTML形式で閲覧することができます。
この形式ではスタンプの閲覧や写真の保存はできないので、あくまでも記録として残す手段だと覚えておきましょう。
iPhoneからの機種変更・引き継ぎ
iPhoneから新しいデバイスに機種変更する際は、iCloudにデータをバックアップしそこから復元させます。従来はiTunesにバックアップを取りそこから復元させるのが主流でしたが、システムの改善によりiCloudのバックアップからもLINEのトークを復元させられるようになりました。
iPhoneからAndroidへのLINEトークの復元はできないので、ここではテキストベースのトーク履歴をメールに添付して閲覧できるようにする方法をご紹介します。
iPhoneからiPhone
まずiPhoneからiPhoneにLINEのトーク履歴を復元させるには、iOSとLINEアプリを最新版にアップデートし、古いデバイスでiCloudにサインインしてiCloud DriveをONにする必要があります。
電話番号を使って認証するか、iCloudの設定を直接行うことで、iCloud DriveをONにすることができるようになります。iCloud Driveの設定が完了したら、LINEアプリを開き設定メニューの「トーク・通話」から「トークのバックアップ」、「今すぐバックアップ」と選択します。
バックアップが完了すると「アップロード中」から「バックアップ完了」という表示に切り替わり、バックアップした日付と時間が確認できます。これが確認できればiCloudへのバックアップは完了です。
このバックアップを元に、新しいデバイスへLINEのトーク履歴を復元させるには、Android端末と同じように「メールアドレスの登録」と「アカウントを引き継ぐ」をONにする必要があります。この2つの作業が完了したら、新しいデバイスでLINEを起動させます。
※この時、新しいデバイスのiCloud Driveが必ずONになっていることを確認してください。
新しいデバイスでLINEを開き、「ログイン」を選択したら旧LINEに登録したメールアドレスとパスワードを入力します。その後電話番号での認証が終了したら、トーク履歴の復元という画面で「トーク履歴をバックアップから復元」を押します。
iCloudからの復元が完了し初期設定を終えると、バックアップを取っていたトークを閲覧できます。
iCloudでバックアップを取る際に注意しておきたいのが、無料でデータを保存しておける容量は5GBまでだということです。それ以上は50GBで月額130円、200GBで月額400円の料金が発生します。
iPhoneからAndroid
前項で説明した通り、種類の違うデバイスへLINEのトークを復元することはできないので、ここではテキストベースのLINEトーク履歴をメールに添付して送る方法をご紹介します。
まずメールに添付して送りたいLINEトークを開き、右上のボタンから「設定」を選択します。
設定が開いたら、「トーク履歴を送信」を選択し、「メールで送信」をクリックします。
「メールで送信」を選択すると、自動的にメール作成の画面に移行するので、LINEのトーク履歴が添付されていることを確認して、自分が持っている別のアカウント(Gmail、Yahooメールなど)宛に送信すれば完了です。
この方法でもスタンプの閲覧や写真の保存などはできませんが、テキストデータとして残しておけるので、大事なトーク履歴がある場合は活用すると良いでしょう。
LINEトーク履歴の復元のためにバックアップする方法
LINEトーク履歴を確実に復元させるにはバックアップをとっておくのが有効です。前項で紹介した方法でトーク履歴のバックアップを取り、LINEトークの復元を成功させましょう。
Androidでトーク履歴をバックアップする
AndroidでLINEのトーク履歴をバックアップするにはGoogleドライブが必要です。GoogleドライブはGoogleアカウントを所有していれば誰でも使うことができ、パソコンを持っていなくてもバックアップが可能です。
iPhoneでトーク履歴をバックアップする
iPhoneでLINEのトーク履歴のバックアップを取るにはiCloudドライブの設定、iCloudをONにする必要があります。少し手順は複雑ですが、難しくはないのでiCloudにバックアップを取ってトーク履歴を復元させましょう。
バックアップの取り方については、詳しくは前項を参考にしてください。
LINEのトークルームの復元はバックアップなしで可能?
前に記述した通り、パソコンを持っている方であればソフトのダウンロード(有料)をすることによって、バックアップしてなくてもLINEのトークを復元することが可能ですが、トークルームに関しては少し違います。
削除したトークルームの復活はできる?
LINEのトークルームを削除してしまった場合、バックアップを取っていた履歴に限り復元することができます。トークルームの復活は、相手にメッセージを送信してもらうか、こちらからトークをすることで復活させることができます。
トークルームやトーク履歴を削除した時に通知はある?
トークルームやトーク履歴を削除した時に相手に通知されることは一切ありません。複数人のトークルームから「退出」する場合は、それ以前のトーク履歴は削除され、トークルームに「○○さんが退出しました」と通知されます。
LINEの画面からも分かる通り、削除されるのは自分のLINEトーク上でのみになり、相手のトークには履歴が残りますが、削除したとしても相手に通知されることは一切ありません。
LINEのトーク履歴バックアップ復元の留意点
LINEのトーク履歴をバックアップから復元させる際に注意しておきたいのが、「復元のタイミング」です。これを逃してしまうと、たとえバックアップが正常に行われていてもLINEのトークを復元できない可能性があります。
バックアップ復元のタイミングは1回限り
LINEのトークをバックアップから復元できるタイミングは、新しいデバイスでLINEを起動させ既存アカウントでログインする1回限りです。
LINEのトーク履歴バックアップの復元ができない理由
LINEのトーク履歴が正常に復元できないのには、「LINEアプリに不具合が生じている」「iCloudやGoogleドライブの空き容量が足りていない」など様々な理由が考えられます。
LINEのトーク履歴が復元できない理由や対処法については詳しくはこちらをご覧ください。

LINEのトークの復元をバックアップなしで効率よく行う!
LINEのトーク履歴をiCloudやGoogleドライブにバックアップするには数段階の手順が必要になります。また、バックアップを元にLINEアプリにトーク履歴を復元させるのも、タイミングが一度しかないので慎重に行わなければなりません。
パソコンを持っている方にはソフトをダウンロードして、バックアップなしで復元させる方法が、もっとも効率的でリスクが少ないと言えます。バックアップしてなくてもLINEトークの復元はできるので、便利なソフトを利用して効率よく復元を行いましょう。
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