2019年05月10日更新
LINEの軽量版LINE Liteとは?APKを入手して日本でもダウンロード!
便利な連絡手段のLINEは、海外でも利用が増えています。そこで登場したのがLINE Liteというアプリです。日本国内で普段使用しているLINEと違ったLINE Liteというアプリについて特集します。どのようなものなのか。また、ダウンロード方法も公開します。
目次
LINE Liteとは?
私たちが、普段友達とのコミュニケーションに使用している手段としてLINEが有名です。スマホやPCさえあれば、インターネット回線を通じてどこにいてもメッセージの交換や、ファイル送受信、もちろん電話でさえ簡単にできてしまいます。そんな便利なアプリLINEと名前が似ているもので、LINE Liteというアプリが存在します。
では、LINE Liteとはどんなアプリなのか、詳しく説明していきます。つぎをご覧ください。
LINEの簡略版
Liteという文字は、通常版に比べ、簡単にしたアプリであるという推測ができますが、まさにその通りのアプリです。日本で使っているLINEの通常版アプリを簡略化したアプリのことを指します。通常版のLINEアプリで事足りると思う方もいますが、様々な目的があります。
海外向けLINE
どのような目的があるかというと、LINE Liteは、日本ではなく海外ユーザー向けに開発、配信されているアプリだということです。LINE Liteは、簡略化したLINEですので、機能などが少し制限され異なっている点がありますが、簡略化されている分だけ軽量化もされているアプリです。
LINE LiteとLINEとの違いとは?
日本で多くのユーザーに使用されている通常版LINEと、海外ユーザーのために作られたLINE Liteでは、具体的にどのような違いがあるのかを検証していきます。LINE Liteの特性や、できること、できないことを次でまとめてありますので参考にしてください。
LINEよりストレージが軽量!
Liteという文字の通り、なんといってもLINEが軽量化されているという点が一番の特性になります。海外ユーザーにとってLINEが便利なものとして最初に好印象を抱きやすくなるような仕様になっています。これをきっかけに多くの海外ユーザーにLINEというサービスを試していただくチャンスになります。
わずか1MB
LINE Liteアプリの具体的な容量についてご紹介しましょう。なんとLINE Liteの容量はわずか1MB程になっています。非常に軽量化されていることがうかがえます。これでは、お使いのスマートフォンのスペックにあまり依存することなく、ストレス無しで使用することができるはずです。とはいえ、日本で使用したいという方には少し困難な点が存在します。
Androidだけ使えるAPKアプリ
実は日本では、このLINE Liteは、配信されておりません。App Storeや、Google Play Storeで検索をかけてみても、アプリ自体は見つかりますが、ダウンロードすることができません。例えばAndroidで検索をかけると、「お使いの国では使用できません」というような表示がされ、ダウンロードボタンが消されています。
しかし、Androidをお使いの方には、ダウンロードする方法があります。それは、Google Play Storeを経由したダウンロードではなく、別のサイトからAPKファイルをダウンロードするという方法です。APKとは、Androidで動作するアプリのファイル形式のことを言います。
こちらのAPKダウンロードの方法ですが、通常のアプリダウンロードより少しだけ難易度が上がりますので、やり方を確認したうえで行ってください。軽量化されたLINE Liteを使ってみたいという方に向けて、APKのダウンロード、インストール方法を後でご紹介しますので、そちらをご覧ください。
LINE Liteで使える機能一覧
それでは、LINE Liteを使ってできること、できないことをまとめましたので見ていきましょう。軽量化されたとはいえ、主要な機能が問題なく使えるような印象です。
1 | 音声通話 |
2 | トーク(通常LINEと同様) |
3 | スタンプの使用 |
4 | 友達管理 |
5 | ビデオ通話 |
基本的には、日本での通常版LINEで必要だと思われる機能が可能であることがうかがえます。もちろんトーク画面でLetter Sealingをすることもできます。セキュリティを気にしている方には安心です。Letter Sealingとは、トーク内容を暗号化する機能のことです。
LINE Liteで使えない機能は?
では、LINE Liteで使用できない機能を見ていきましょう。
1 | トークで画像などを送信する際のプレビュー |
2 | タイムラインの表示 |
3 | LINE Pay |
4 | バックアップ機能 |
5 | アルバムや投票など、特殊な機能 |
軽量化されているので、細かい機能が削られているようなイメージです。LINE Liteを使用する上で気を付けていただきたいのが、トーク履歴などのバックアップ機能です。スマートフォンを機種変更するなどして新しく引継ぎを行うことができません。トークを保存する必要がない方は心配せず使えます。
また、LINE Payをはじめとしたサービスを使用することもできません。そしてトークはできるものの、送信相手からアルバムや、投票機能などを用いて送信してきた場合は、それらを開くことができません。画像を見ることができる状態にするには、一枚一枚画像をトークに直接送信していく方法で送信してもらうようにしましょう。
自分から写真を送る際にも気を付ける必要があります。というのもプレビュー機能が軽量化に伴い、削られているからです。日本の通常版LINEでは何気なく使っているので、地味ですが意外と必要になると感じる機能です。画像を編集して送ることができないので、間違ってしまえばその画像は送られてしまいます。
以上に問題がないという方であれば気持ちよくLINE Liteを使うことができます。では、次でLINE Liteのダウンロード方法をご説明していきます。
LINE Liteのダウンロードの仕方
LINE LiteのAPKダウンロードはAndroidが搭載されたスマートフォンのみで可能ですので、注意してください。iPhoneではこの方法では行えません。ステップごとにご説明します。まずは、APKを配信しているサイトにアクセスします。以下のリンク先で配信しています。
サイトにアクセスし、LINE Liteのバージョン一覧が表示されますので、まずは一番最新のものをダウンロードしてみましょう。画像のようにダウンロードボタンをタップ、クリックしてください。その先のページに表示されるバージョン名をタップしましょう。
最後に表示されるページ内の"DOWNLOAD APK"をタップ、クリックすることでお使いの端末内にAPKファイルがダウンロードされていきます。この説明では、最新バージョンをダウンロードすることで進めていますが、お使いの端末が少し前のOSであるなどの場合は、ダウンロードしても適切に起動することができません。
もし、APKが使えない場合は、先ほどのLINE Liteのバージョン一覧のAPKで古いものをダウンロードしてみてください。ダウンロードが完了しましたら、お使いのスマートフォン内にインストールすることで完了します。インストールは、APKのダウンロードが完了し次第行えます。
APKアプリなので設定が必要
APKのファイルがダウンロードできない場合は、お使いの端末が提供元不明のアプリをインストールすることを禁止している可能性が考えられます。なお、Android 8.0のOSのスマートフォンをお使いの方は、APKをインストールする際に確認ダイアログが表示されますので、こちらのような設定は不要です。
設定方法
まずは、ホームボタンを押して待ち受け画面に戻りましょう。そこから設定を表示させ、"セキュリティ"をタップしてください。次に表示される画面の中に"提供元不明のアプリ"をタップしてオンにしてください。これで、Google Play Storeを経由したダウンロードでなくても行うことができます。
繰り返しになりますが、Androidのバージョンが最新の場合はこのメニューがありませんので、注意してください。また、LINE Liteのメリットとして大きいのがアプリの軽量化です。ですので、日本の通常版LINEより上の機能を求めている場合は、そのまま通常版LINEを使用することをおすすめします。
LINE Liteはトークと電話機能だけ使う人には最適
軽量化されているLINE Liteは1MB弱のデータ容量なので、明らかに日本で流通しているLINEよりスムーズに使えます。様々な用途に合わせてこのアプリをインストールするか検討してください。特にスマートフォンの保存領域に困っている方や、トーク、電話のみで良いと思っている方には最適です。是非試してみてください。