2019年06月15日更新
iPhoneのタイムラプス動画の撮影方法と使い方!標準カメラアプリで撮るコツを解説!
大人気の「タイムラプス」動画をiPhoneでも撮影できるのを知っていますか?本記事ではiPhoneの「タイムラプス」を使って、上手に「タイムラプス」動画を撮る方法や、「タイムラプス」に必要なおすすめのiPhone三脚を紹介していきます。
目次
- 1iPhoneのタイムラプス撮影とは?
- ・iPhoneを定点位置に固定し一定間隔の時間で撮影する手法
- ・タイムラプスで撮影した動画はどのようなもの?
- 2iPhoneの標準カメラアプリでタイムラプス動画を撮る方法
- ・iPhone標準カメラアプリを使ったタイムラプス動画の設定方法
- ・iPhone標準カメラアプリを使ったタイムラプス動画の撮影手順
- 3iPhoneの標準カメラアプリで上手にタイムラプス動画を撮るコツとは?
- ・iPhoneバッテリー残量を確認しておく
- ・iPhone専用の三脚で固定して撮影する
- ・iPhoneが水平設置できているか確認する
- ・タイムラプス撮影時間・再生時間を確認
- 4iPhoneで撮影したタイムラプス動画は「iMovie」アプリで編集しよう
- ・「iMovie」アプリとは?
- 5iPhoneでタイムラプス動画撮影に挑戦してみよう!
iPhoneのタイムラプス撮影とは?
iPhoneの「タイムラプス」を撮る方法を紹介する前に、そもそも「タイムラプス」とはどうった撮影方法なのか、また「タイムラプス」で撮影された動画とはどのように再生されるのかを紹介していきます。
iPhoneを定点位置に固定し一定間隔の時間で撮影する手法
「タイムラプス」撮影とはiPhoneやカメラを定点位置に固定して、一定間隔で写真を取り続ける技法です。一定間隔で撮影した写真をすべてつなぎ合わせて、コマ送りのような動画が撮影できます。長時間の風景の移り変わりを撮影する時に利用される撮影技法なので、風景を撮影するときによく利用される撮影技法となります。
タイムラプスで撮影した動画はどのようなもの?
それでは実際にYouTubeにアップロードされている「タイムラプス」動画を紹介していきます。これから「タイムラプス」撮影に挑戦したい方は、ぜひ参考にしてみてください。また、「タイムラプス」とはどういった形の動画に仕上がるのか確認してみましょう。
この動画は東京を舞台に4K画質で撮影された「タイムラプス」動画です。この動画の特徴はiPhoneを定点に設置せずに、「スタビライザー」と呼ばれる手ブレ補正機材を使って撮影されているので、動きのある「タイムラプス」動画楽しめます。このように、必要機材を利用すれば、移動しながら風景を「タイムラプス」動画として撮影できます。
上の「タイムラプス」動画は南アフリカで撮影された8K動画です。定点にカメラを設置して、1日の自然の移り変わりを撮影しています。iPhoneで撮影されたわけではないので、画角がことなりますが、「タイムラプス」動画とはどういったのものなのかを確認するには、非常に良い動画となります。
動画を見てわかったように、「タイムラプス」は通常の動画撮影では実現できないコマ送りの動画を撮影が可能となります。通常の動画撮影をして、早く送り編集することも可能ですが、それよりも圧倒的にデータ容量を抑え、なおかつ高画質で撮影できるのが「タイムラプス」で動画を撮る大きなメリットです。
iPhoneの標準カメラアプリでタイムラプス動画を撮る方法
本章ではiPhoneの標準カメラアプリで「タイムラプス」動画を撮る方法を紹介していきます。App Storeでは「タイムラプス」に対応しているアプリが複数公開されていますが、iPhoneの標準搭載の「カメラ」アプリでも、十分なクオリティの「タイムラプス」を撮ることができます。
本章で紹介するiPhoneの「カメラ」アプリを使った「タイムラプス」を読み進めながら、実際に「タイムラプス」動画の撮影に挑戦してみてください。
iPhone標準カメラアプリを使ったタイムラプス動画の設定方法
一眼レフやAndroidスマートフォンと違い、iPhoneには標準カメラアプリには「タイムラプス」のシャッター回数などは設定できません。そのため、タイムプラスをより高度な設定で撮影したい場合は、外部アプリを利用するか、別売りのカメラを購入する必要があります。
iPhone標準カメラアプリを使ったタイムラプス動画の撮影手順
iPhoneで「タイムラプス」撮影を開始する場合は、iPhoneのカメラアプリを起動し、下部の撮影モード一覧から「タイムラプス」を選択してください。「タイムラプス」は内カメラ・外カメラに対応しています。外カメラの方が画質が良いので、風景を「タイムラプス」で撮る場合は外カメラを利用してください。
iPhoneの標準カメラアプリで上手にタイムラプス動画を撮るコツとは?
前の章でまでは「タイムラプス」を撮る方法や設定方法を紹介してきました。実際に「タイムラプス」で撮ると、上手く「タイムラプス」動画を撮ることができないという人も多いでしょう。本章ではiPhoneのカメラアプリで「タイムラプス」を上手に撮る方法を紹介して行きます。
iPhoneのカメラアプリで「タイムラプス」を撮る場合は、下記の点について注意してください。
・iPhoneバッテリー残量を確認しておく
・iPhone専用の三脚で固定して撮影する
・タイムラプス動画の構図をチェックする
・iPhoneが水平設置できているか確認する
・タイムラプス撮影時間・再生時間を確認する
上記の各点を詳しく個別に解説していきます。
iPhoneバッテリー残量を確認しておく
「タイムラプス」の特性上、撮影の時間が非常に長くなります。目安としては5分ほどの「タイムラプス」撮影で5秒ほどの「タイムラプス」動画が完成します。実際にどれほどの長さの時間の動画を撮影するかによりますが、iPhoneを充電したまま撮影するか、十分にiPhoneが充電されているかを確認してから「タイムラプス」撮影をするのがおすすめです。
iPhone専用の三脚で固定して撮影する
「タイムラプス」を撮るときには、iPhone専用の三脚を購入して利用することをおすすめします。前の項目でも紹介しましたが、「タイムラプス」の撮影は長い時間、iPhoneを定点設置しておく必要があります。長い時間手で持ったまま撮影するのは現実的ではないので、AmazonなどでiPhone専用の三脚を購入すると良いでしょう。
iPhoneのタイムラプス撮影におすすめの三脚キット
iPhone用の三脚にはリモコン付きの商品もあります。遠隔操作でシャッターを利用できるのでおすすめです。また、三脚の段階伸縮機能や、先端部分が360度回転機能が付いているかという点も、三脚を選ぶ1つのポイントです。
iPhone専用の三脚には伸縮機能・360度回転機能がついていない三脚もあります。iPhoneの固定感が高いので、複数の三脚を持っておくことで幅広い撮影に対応することができます。
三脚に伸縮機能がついていて、ある程度の高さが出る三脚を利用すれば、「タイムラプス」動画の撮影場所に困りません。様々な場面・場所で「タイムラプス」動画を撮る場合は、三脚の伸縮機能が、どれほどの高さになるか確認しておきましょう。
iPhoneが水平設置できているか確認する
iPhoneの「タイムラプス」撮影には膨大な時間がかかると述べました。「タイムラプス」動画撮影前に、画面が水平に設定されているか確認しておきましょう。撮影後に画面が水平では無かった、ということになると、再度膨大な時間をかけて再撮影しなければなりません。
タイムラプス撮影時間・再生時間を確認
動画の再生時間 | 「タイムラプス」撮影時間 | シャッター間隔 |
---|---|---|
4秒 | 1分 | 0.5秒間隔 |
20秒 | 5分 | 0.5秒間隔 |
20秒 | 10分 | 1秒間隔 |
30秒 | 30分 | 2秒間隔 |
30秒 | 60分 | 4秒間隔 |
上記の様にiPhoneのカメラ機能は、「タイムラプス」の撮影時間によってシャッター間隔と、動画の再生時間が自動で変更されます。実際にどれほどの時間の動画を撮影したいか逆算しておきましょう。
iPhoneで撮影したタイムラプス動画は「iMovie」アプリで編集しよう
iPhoneで撮影した「タイムラプス」動画は、そのままでも楽しむことができますが、動画を編集することで、よりハイクオリティな「タイムラプス」を作成することができます。iPhoneには「iMovie」という標準インストールされている動画編集アプリがあります。iPhoneで撮影した「タイムラプス」は「iMovie」で編集しましょう。
「iMovie」アプリとは?
iPhoneの「iMovie」には、「タイムラプス」不要な部分のトリミングや再生時間を調整する機能が搭載されています。
4K動画の編集にも対応しており、音楽を挿入することも可能です。「iMovie」をiPhoneから削除してしまったという方は、上記リンク先にアクセスして再インストールすることができます。
iPhoneでタイムラプス動画撮影に挑戦してみよう!
iPhoneのカメラアプリで「タイムラプス」撮影する方法を紹介しました。まずは、実際にiPhoneを操作して「タイムラプス」撮影を開始してみましょう。必要であれば、本記事で紹介した設定方法、三脚などのツールを利用して、「タイムラプス」動画を楽しんでください。