2019年09月28日更新
iPhoneのSIMカードが取り出せない対処法!ピンがなくて抜けない時はクリップで代用可能!
iPhoneにはSIMカードが入っていますが、交換時などで取り出せないというアクシデントが起こる可能性があります。今回はこんなiPhoneからSIMカードが取り出せない時の対処法や代替品の活用を含めて、取り出し方をご紹介していきます。
目次
- 1iPhoneのSIMカードの取り出し方を確認!
- ・準備するもの
- ・iPhoneの電源をOFFにする
- ・SIMカードを取り出す
- 2iPhoneのSIMカードが上手く取り出せない対処法
- ・取り出せない対処法1:SIMピンを深く押し込む
- ・取り出せない対処法2:iPhoneを水平において作業する
- ・取り出せない対処法3:ゴミが入っていれば業者に頼む
- ・取り出せない対処法4:SIMトレーが開かないときは紙をつかう
- 3SIMピンがなくて抜けない時はクリップなどで代用可能!
- ・クリップで代用する
- ・安全ピンで代用する
- ・画鋲で代用する
- ・正規のSIMピンはAmazonで購入できる
- 4iPhoneのSIMカードを自分で取り出すときの注意点
- ・静電気対策をすること
- ・手をよく洗ってから取り出すこと
- ・SIMカードがなくならないようにすること
- 5iPhoneに新しいSIMカードを入れてみたけど、認識されない?
- ・SIMカードを入れ直してみる
- ・iPhoneの電源を入れ直してみる
- ・iPhoneを一度機内モードにしてから戻してみる
- ・SIMカードにホコリがついていないか確認する
- ・SIMカードを入れる向きが合っているか確認する
- 6どうしても取り出せないときは諦めて業者にいったほうがいい
iPhoneのSIMカードの取り出し方を確認!
iPhoneにはSIMカードが入っており、このSIMカードの取り出し方を間違えるとiPhone本体の故障につながるため危険です。また、SIMカードの取り出し方として専用のピンが必要です。このピンを使うことでSIMカードを取り出すことができますが、後ほど代用品での取り出し方もご紹介しますので、ピンを無くして開かない、抜けないという方もご覧ください。
準備するもの
iPhoneを購入すると、専用の箱に入れられてiPhoneが届けられます。この箱の中に入っているピンがSIMカードを取り出すために必要な唯一の道具です。まずは、このピンをご用意していただきiPhoneからSIMカードを取り出す準備をしてください。もしなければクリップで代用することもできますが、iPhoneを気づ漬ける原因にもなるためおススメはできません。できるだけ付属のピンで取り出す方法に従ってください。
iPhoneの電源をOFFにする
iPhoneのSIMカードを取り出し方法に入る前に、どうしてもやっていただきたいことがあります。それはiPhone本体の電源を落としてもらうことです。この工程を踏まないとSIMカードが抜けない、開かないということではありませんが、iPhoneの故障につながるため必要な工程となっています。ただし、iPhoneの電源の切り方は機種によって異なるため注意が必要です。
iPhone X 以降の電源の落とし方
まず、iPhoneX以降の機種に関しては音量調節ボタンとサイドボタンを長押しすることでスライダが表示されます。このスライダをドラッグすることで電源を落とすことができます。音量調節ボタンは上げるボタンと下げるボタンがありますが、どちらか片方で問題ありません。また、スライダを完全にスライドさせないと電源は落ちませんので、慌てずにゆっくりと実行してください。
iPhone 8 以前の機種のiPad・iPod touch の電源の落とし方
iPhone8以前の機種であったり、iPadやiPod touchの電源を落とす場合は上部のボタンかサイドボタンを長押ししてください。するとスライダが出現するので、先ほどと同様にスライドさせることで電源を落とすことができます。こうしてiPhoneの電源を切ることで、ようやくSIMカードの取り出し方の説明に入ることができます。
SIMカードを取り出す
iPhoneの電源が完全に切れたことを確認したら、iPhoneの側面にある小さな穴にピンを挿入します。すると、SIMトレーが出てくるので、この上に乗っているSIMカードを取り出すことができます。この穴にクリップを挿すことで同様の結果を得ることができますが、本体が傷つき、SIMカードが載っているトレーがもとに戻らなくなる原因にもなるため避けてください。
iPhoneのSIMカードが上手く取り出せない対処法
iPhoneのSIMカードが取り出せない原因としてはSIMカードを格納している箇所が抜けないもしくは開かないことに由来していることが多いです。よって、ここまでお伝えしてきたSIMカードの取り出し方に加えて、iPhoneから上手く抜けない、あるいは開かない時の対処法についてご紹介します。取り出せない時も焦らずに対処していきましょう。
取り出せない対処法1:SIMピンを深く押し込む
iPhoneのSIMカードを取り出そうにも抜けない、開かない時はピンを穴に深く、しっかり押し込むようにしてください。抜けない、開かない時の多くはピンがしっかりと入っておらず、トレーが出てこないことが由来しています。そのため抜けない、開かない時の取り出し方としてはピンがしっかりと穴に入れるようにすることから始めましょう。
ただし、SIMカードを取り出すときに使うピンはデリケートですので、抜けない、開かないと言って力任せに押し込むと破損することがあります。そのため取り出し方のコツとしては、ゆっくりとしっかりピンを挿し込むということになります。
取り出せない対処法2:iPhoneを水平において作業する
また、SIMカードが抜けない、開かない時はiPhone本体を水平な場所においてから、ピンを水平に挿し込むようにしてみましょう。これもピンがしっかりと奥まで挿し込まれていないために抜けない、開かないという状態になっています。ピンをiPhoneを水平方向に挿し込まないと、奥までピンが到達しないため抜けない、開かないということになります。
つまり、iPhoneからSIMカードの取り出し方としては水平にピンを挿し込むことが重要だと言えます。ここでも、やはりピンを無理矢理挿し込むのではなく、水平に挿し込むことであまり力を入れずに奥までピンを挿し込むことが肝要です。
取り出せない対処法3:ゴミが入っていれば業者に頼む
iPhoneからSIMカードが抜けない、開かない時にピンを挿し込む穴にゴミが詰まってしまっている可能性があります。この時にピンなどで除去しようとすると本体を傷つけることになるため業者に依頼しましょう。ゴミが詰まっているときの取り出し方は業者に任せて、万全な状態にしてからSIMカードを取り出すようにしましょう。
取り出せない対処法4:SIMトレーが開かないときは紙をつかう
iPhoneのSIMトレーが少しだけ開いたけれども、中でSIMカードが引っかかってしまい、完全には開かない状態もあります。このようにSIMカードが抜けない、完全に開かない時には紙を使って対処することができます。まずはSIMトレーの横幅よりも少し小さめの紙を用意してください。メモ用紙をちぎったものでも問題ありません。
紙が用意できたら途中まで開いているトレーに紙を挿し込み、ピンでSIMカードを下に落とすように小さな振動を与えてみてください。SIMカードが下に降りれば抜けない、開かない状態が改善されます。この取り出し方ではなく、ピンで直接SIMカードへ振動を与えるとSIMカードが傷つくためおススメできません。
SIMピンがなくて抜けない時はクリップなどで代用可能!
ここまでSIMカードを取り出す方法や上手く取り出せない方法をご紹介してきました。その前提としてはSIMカードを抜くための専用のピンがあることが挙げられます。そのため専用のピンが無い方には実行することができないやり方になっています。しかし、専用のピンが無くとも、その代替品があればSIMカードを取り出すことができます。
専用のピンの代替品としてクリップ(ゼムクリップ)が良く使われます。今回はこのクリップに加えて、他の代替品についても触れていきます。いずれの代替品についても専用のピンとは違い注意点がありますので、iPhoneを傷つけないようにSIMカードを取り出すようにしましょう。
クリップで代用する
最も安全な代用品としては、やはりゼムクリップでしょう、クリップの場合は専用のピンと同じ厚さであり、先端がとがっていないため専用のピンと同様に用いることができます。クリップをまげて専用のピンと同じような形状にすれば、これまでお伝えしてきた取り出し方法を同じように用いることができます。
ただし、クリップは耐久度が低いため先端が折れてしまうリスクがあります。そのため専用のピンよりも慎重に挿し込まないと、iPhone本体を傷つけてしまうことになるため注意が必要です。くれぐれも差込口に勢いをつけて挿し込まないようにしてください。
安全ピンで代用する
専用のピンは安全ピンでも代用することができます。取り出し方法は専用のピンと同じであり、特に変更する点はありません。しかし、安全ピンは先端がとがっており、種類によっては差込口よりも幅広の設計になってしまうためiPhoneの形状を変形させてしまう恐れがあります。そのため安全ピンを用いる際には幅広になっていないか確認する必要があります。
画鋲で代用する
奥の手として画鋲を代用品として用いることもできます。ただし、先端がとがっており、種類によっては奥まで挿し込むことができない場合もあります。そのため画鋲を代用品として用いる場合には十分な長さがあるかを確認しなければなりません。また、無理矢理ねじ込もうとするとiPhoneの故障につながるため、専用のピンの代用品としてはあまりお勧めできません。
正規のSIMピンはAmazonで購入できる
iPhoneの専用ピンはAmazonでも購入することができます。このピンはSIMカードを取り出すときにしか使わないということとピン自体が小さく無くしやすいことから紛失してしまう方もかなり多いです。中には5本セットというものもありますが1つあれば十分です。消耗品ではありませんので無くさないことから始めましょう。
iPhoneのSIMカードを自分で取り出すときの注意点
iPhoneからSIMカードを取り出す際にはいくつかの注意点があります。これらの注意点についてはSIMカード本体がとてもデリケートにできているということと、電気の影響を受けやすいことに由来します。SIMカードを抜くだけのシンプルな工程ではあるものの注意点に気をつけていただかないと思わない故障につながるため必ず一読する様にしましょう。
静電気対策をすること
SIMカードとはICチップのことであり、電気を通してデータの管理を行う重要な部品です。とても精密な部品であり、電気の影響を受けやすくなっています。そのため静電気に対してとても弱くなっているのがSIMカードの特徴です。SIMカードに触れる前には金属製のドアノブを触るなどをして静電気がSIMカードに影響を与えないようにしておきましょう。
手をよく洗ってから取り出すこと
またSIMカードに汚れが付着すると、それがたとえごく少量であってもデータの消失などに繋がってしまいます。そのためSIMカードを取り出す際には必ず手をキレイにしておき、汚れやほこりなどでSIMカードを傷つけないようにすることが重要となります。また、ほこりがあることで静電気の発生にもつながるので、事前に石鹸で自分の手を洗っておくことをおすすめします。
SIMカードがなくならないようにすること
SIMカードは小さく、ふとした拍子に無くしてしまうことはよくあります。すぐ見つかればいいですが、中には多くのデータが管理されており、iPhoneを使う上で大きな役割を持っている精密部品です。また、無くしてしまうと汚れなどが付着し使いモノにならなくなる恐れがあります。そのため取り出す際にはSIMカードを無くさないよう、細心の注意が必要です。
iPhoneに新しいSIMカードを入れてみたけど、認識されない?
iPhoneから古いSIMカードを取り出し、新しいSIMカードを挿入したが認識されないというケースもあります。この場合にはいくつかの対処方法が考えられますので、ぜひ実践してみてください。SIMカード本体は新品であれば問題なく使えるはずです。問題があるとするのならiPhone本体ということになるでしょう。
よってiPhone本体に問題があるときの対応策についてご紹介していきます。間違ってもSIMカードやiPhone本体を解体する必要はありません。問題解決を図り、iPhoneを使えるようにしていきましょう。なお、先ほどお伝えしたSIMカードに触れる前の準備は必ずする様にしてください。
SIMカードを入れ直してみる
SIMカードが上手く認識されない原因として、SIMカードが中途半端に挿し込まれていることが考えられます。SIMカードには挿し込み方があり、この方法を間違えてしまうと認識できなくなります。その点を考えてSIMカードを入れ直すことで改善する可能性は十分になります。入れ直す際にはIC部や端子部分を触らないように注意してください。
iPhoneの電源を入れ直してみる
iPhoneの電源を切らないままSIMカードを取り出したり、完全に切れる前にSIMカードを交換したりすると、iPhoneが上手く認識できない場合があります。こうした時にはiPhoneを再起動させることでSIMカードを認識してもらえることがあります。SIMカードを正常に挿し込んでいるけども認識してもらえない場合は是非試してみてください。
iPhoneを一度機内モードにしてから戻してみる
iPhoneを機内モードにすることでモバイルデータ通信ができない状態となります。日々更新されていく情報の受け入れを一旦ストップし、SIMカードの認識に集中してもらいましょう。iPhone内では驚くほどの情報を毎日処理しています。その処理を一度止めてもらうことでSIMカードを認識できるようにしましょう。
SIMカードにホコリがついていないか確認する
iPhone内部はもちろん、SIMカードにほこりやゴミは付いていませんか。これがあるとSIMカードとiPhoneでデータをうまく共有することができなくなります。もしホコリやゴミがあるようなら静電気や水気を与えないよう、細心の注意を払いながら除去してください。
SIMカードを入れる向きが合っているか確認する
SIMカードを入れる向きは定まっており、違う向きに挿入しても認識はされません。とはいっても、正しい向きでないとトレーが閉まらないようになっているため、間違うリスクはそこまで高くはありません。しかし、無理矢理入れようと思えば入ってしまうので、SIMカードの向きを確認し力を入れずに挿入する様にしましょう。
どうしても取り出せないときは諦めて業者にいったほうがいい
ここまでSIMカードの挿入方法や対処法、代替品の活用などをご紹介しましたが、どうしても挿入できない、認識してもらえないというケースがあります。そう言った場合には無理矢理に自分だけで解決するのではなく業者に頼む方が、より多くのものが手に入ります。