2019年07月21日更新
iPhoneのNumbersの使い方!iOSの無料の表計算・表作成アプリの便利機能を解説!
本記事ではiOSデバイスiPhone・iPadで利用できる無料表計算アプリ「Numbers」の使い方を紹介します。iPhone・iPadの「Numbers」を利用すればPC不要で表計算・表作成が可能です。Numbersの使い方をマスターしましょう。
目次
iPhoneのNumbersで書類の作り方
iOSデバイスのiPhone・iPadで利用できるNumbersアプリは、無料で表計算・表作成ができるアプリです。エクセルとの互換性もあり、スマートフォンをビジネスユースとして利用している人は、使い方をマスターしておくと、快適なiPhone・iPadライフを送ることができます。
無料で使えるiOS表計算アプリの使い方
iOS表計算アプリ「Numbers」の使い方を紹介します。利用方法は非常に簡単で、本格的なグラフ作成・表作成・エクセルファイルへの変換方法を画像つきで紹介していきます。
Numbersを利用しているiPhone・iPadユーザーと、Numbersファイルを共有すれば、チームで同一ファイルの編集・作成も可能です。更に詳しい使い方を知りたい人は、次の章から紹介する【iPhone Numbersでエクセルのオートフィルを使う】などの方法も確認しておきましょう。
テンプレートを使って書類を作成する
NumbersアプリをiOS(iPhone・iPad)デバイスで起動すると上の画面が表示されいます。新たな表作成・グラフなどのプロジェクトを作成する場合は、画面右上の「+」をタップしてください。
新規プロジェクトを開始すると上の画面が表示され、便利なテンプレートを利用できます。「基本」「個人財務」「パーソナル」「ビジネス」「教育」など、さまざまなカテゴリーからテンプレートを選択できるので、作成したい表のタイプを考えて、最適なテンプレートを選択してください。
テキストの追加の仕方
Numbersのテンプレートを開いたらテキストを追加してみましょう。テキストを入力したいセルをタップすると、iPhone・iPadの画面上にキーボードが表示されます。
キーボード上部に表示されている各種タブは「数式」「数字」「日付」「クイックフィルタ」機能です。Excelの様に各種数式を入力することも可能なので活用しましょう。
テキストのサイズを変え方
テキストサイズやフォントの変更は、テキスト部分をタップしたまま長押しして、表示されるメニューから「スタイル...」をタップしてください。
線の入れ方
Numbersで作成した表上に線や図形を追加することも可能です。画面上部の「+」をタップすると「図形」「線」「記号」など、さまざまなコンテンツを挿入することが可能です。
また新たなグラフの挿入も可能なので、より見やすい表・グラフを作成したい時に活用しましょう。表の追加方法は次の章で詳しく解説していくので、興味のある方は参考にしてください。
iPhone Numbersのアプリで表の追加の仕方
続いて本章では、iPhone・iPad専用のNumbersを使った表の追加方法、作成方法について紹介していきます。表を追加することで、1つのNumbersファイルの中に、複数の表コンテンツを保存しておくことができるので活用してみましょう。
パターンを選ぶ
Numbersのファイル上に表を追加する場合は、画面上部の「+」を追加して、上部メニュータブの一番左に表示されている「表」アイコンをタップしてください。表のテンプレート一覧が表示されるので、作成したいスタイルの表を一覧から選択しましょう。
上の画面の様に、Numbersの表上に「表」が追加されました。
新たに「Sheet」を追加して表を作成したい場合は、シートタブ一覧の一番左に表示されている「+」をタップしましょう。
行・列の増やし方と減らし方
表から行・列の減らしたい場合は、「A列」「1列」をタップして、表示されるメニューから「削除」をタップしてください。
表から行・列の増やしたい場合は「列アクション」「行アクション」を選択して「行」「列」を追加してください。
セルを結合する
表の複数セルを結合したい場合は、結合したいセルを選択して、メニューから「セルアクション」>「セルを結合」をタップして選択してください。
セル内の文字を配置する
セル内の文字を配置する場合は、テキストが入力されているセルをタップして「セルアクション」>「テキストの方向を逆転」をタップしてください。
iPhone Numbersでエクセルのオートフィルを使う
最後の本章では、iPhone Numbersでエクセルのオートフィルを使う方法を紹介します。表計算アプリのNumbersの中でも、特に覚えておきたい機能です。Numbersのグラフ作成方法も紹介するので、見やすい表やグラフを作成する方法をマスターしておきましょう。
セルアクション
セルアクションとして下記の項目・機能の使い方を紹介します。
- 【セルアクションの使い方1】セルの自動入力
- 【セルアクションの使い方2】エクセルと同じ計算式の使い方
セルの自動入力
【セルの自動入力】は特定のセル上に入力されている数字の規則性を利用して、表上で自動計算された数値をセルに入力していく機能です。上の画面では「10」「20」と10ずつ表で自動計算をする方法を紹介します。連続するセルに数字を入力して、「セルアクション」>「セルに自動入力」の順番にタップしてください。
複数選択したセルの回りが黄色い枠で囲われます。「=」部分を左右上下にスワイプしていくと自動計算入力されます。
計算式もエクセル代わりに出来る
Numbersではエクセルのような計算式を利用できます。計算式を入力したいセルをタップして、キーボード上部のタブから「=」を選択してください。数式入力バーが入力されるので、数式を入力してください。
この計算式をうまく活用することで、エクセルのようにNumbersを利用することができます。次の項目で紹介する「グラフの作成」にも、非常に役に立つので、しっかりと覚えておきましょう。
また同項目ページでは「オートフィル」以外にもさまざまな機能を利用することができます。「カレンダー」アイコンをタップすれば、日付やなどのを連続して入力することも可能なので、機能の使い方を応用していくことが重要です。
アプリでグラフを作成
iOS(iPhone・iPad)専用のNumbersアプリでも、グラフを作成することが可能です。グラフを作成する場合は、Numbers上部の「+」から「グラフ」アイコンをタップして選択してください。
グラフのテンプレート一覧が表示されます。「2D」「3D」「Intreractibe(棒グラフ)」の3つのタイプのグラフテンプレートから、作成したいグラフのタイプを選択してください。
グラフを選択したら、表の数値をグラフと連携させます。グラフ部分をタップして「参照を編集」をタップし、表上の数値範囲を選択してください。
印刷してみる
最後に形式を選択して印刷する方法を紹介します。Numbersアプリで作成したファイルを印刷する場合は、画面右上の「…」>「プリント」をタップして選択してください。
オプションで印刷の向きを変更
印刷する際に必要なサイズの調整を行います。画面下部の「自動調整」をタップすると最適なサイズに変更してくれます。画面上部の「歯車」アイコンをタップすると、「ページの方向」を「縦方向」「横方向」どちらかを選択できます。また、用紙サイズに合わせたい場合は、「歯車」>「用紙サイズ」で変更してください。
各種印刷設定が完了したら、画面右上に表示されている「プリント」をタップし、印刷プリンタを選択して、プリントを開始してください。またNumbersで作成した表ファイルをエクセルなどの互換性のあるデータファイルに変換したい場合は「…」>「書き出し」と進み「PDF」「Excel」「CSV」などの変換したいファイル形式を選択します。
iPhone Numbersで表を作成してみる!
本記事ではiOS(iPhone・iPad)で無料利用できる表計算ソフト「Numbers」の使い方を紹介しました。無料でここまでの機能を利用できるのは、iOS(iPhone・iPad)ユーザーの特権なのでその使い方を覚えておきましょう。更に詳しいNumbersの使い方は無料で下記のNumbers公式サイトで紹介されているので参考にしてください。