【Mac】Numbersの使い方!エクセルに変わる表計算アプリを活用しよう!

Macでは、Numbersという表計算アプリが使えます。表計算といえばエクセルがよく知られていますが、Numbersはシンプルで使いやすい表計算アプリといえます。Macで使える表計算アプリのNumbersの使い方をご紹介します。

【Mac】Numbersの使い方!エクセルに変わる表計算アプリを活用しよう!のイメージ

目次

  1. 1Macの表計算アプリ「Numbers」とは?使いやすさは?
  2. MacではエクセルよりNumbersが使いやすい?
  3. iPhoneやiPadでも利用できる
  4. 2MacのNumbersの基本的な使い方
  5. 豊富なテンプレートから書類やデータを作成しよう
  6. 3MacのNumbers「表とセル」の使い方
  7. 表の作成・項目を追加する方法
  8. セルの幅や高さを調整する方法
  9. チェックボックスを作成する方法
  10. 4MacのNumbers「関数」の使い方
  11. 5MacのNumbers「メニューバー」の使い方
  12. 6MacのNumbersの使い方をマスターしよう!

Macの表計算アプリ「Numbers」とは?使いやすさは?

Numbersとは、Appleが開発、提供している表計算のアプリで、モデルによっては最初から搭載されているものもあります。表計算といえば、Microsoftが開発したエクセルを思い浮かべる人が多く、Macユーザーの中には、エクセルを愛用していてNumbersを使ったことがない、という人もいます。では、Numbersは使いにくいのでしょうか。

MacではエクセルよりNumbersが使いやすい?

エクセルは表の作成に役立ちますが、Numbersも充実した機能と使いやすさで、表の作成をサポートしてくれます。しかし、使ったことがないから、エクセルに慣れているから、みんなエクセルを使っているから等の理由で、使いにくいとイメージを持つ人もいます。

パソコンで悩む女性


Numbersはエクセルと比べて、表示がシンプルで機能も覚えやすい表計算アプリです。エクセルに慣れている人なら、始めはシンプルさに驚きますが、簡単な操作で表が作成できるため、使いやすさを感じられます。Numbersは新しく表計算を覚える人にとっても、使い方を覚えやすい表計算アプリです。

iPhoneやiPadでも利用できる

Numbersは、iPhoneやiPadでも、App Storeから無料でダウンロードできます。家ではMacで、外出先ではiPadやiPhoneで、Numbersを使用して表の作成が可能です。

iPhoneのNumbers

上の画像は、iPhone版のNumbersです。画面の向きを縦にしていても操作できますが、横向きの方がMacのディスプレイで見る感覚に似ていますので、縦向きに慣れない方は、画面を横向きにしての操作がおすすめです。

MacのNumbersの基本的な使い方

MacのNumbersの基本的な使い方をご紹介します。Numbersには豊富なテンプレートがあり、テンプレート集から自分の作りたい表に近い形を選べます。また、文字や画像の編集方法もご紹介します。

豊富なテンプレートから書類やデータを作成しよう

Numbersを起動すると最初に、テンプレートを選択する画面が開きます。「空白」テンプレートを選べば、シンプルな表で作成できますが、今回はテンプレートを選ぶ方法でご説明します。使いたいテンプレートを押して、右下の「選択」を押すと、文字や画像等の情報が入った状態で表が編集できるようになります。

テンプレートの選択画面

文字の編集方法

文字を編集するときは、編集したい文字をダブルクリックします。編集できる箇所に縦線が表示されるので、文字を追加したり、削除したりできます。

文字の編集

画像の編集方法

画像を編集するときは、変更したい画像を選択した状態で、右のメニューから「イメージ」を押します。次に「置き換える」を押すと、ウインドウが開いて、デスクトップやフォルダにある画像を選択できるようになります。変更したい画像を選択すれば、元々あった画像と差し替えられます。

画像の編集

Numbersで画像を編集する方法はもう一つありますが、Macの写真アプリに入っている画像に限ります。使い方は、テンプレートに使われている画像の右下にあるアイコンを押して、使用したい画像を選択します。

画像の選択


画像右下のアイコンからMacの写真アプリに入っている画像を選択できますが、写真アプリに画像がなければ、上の画像のように”写真がありません”と表示されます。フォルダや、デスクトップにある画像はこの操作で編集できません。

画像を移動・スタイル変更する方法

画像を移動するには、動かしたい画像をクリック&ドラッグします。動かしたい場所へマウスを動かすことで、画像を移動できます。

画像の移動

重なり合った画像の重なり順を変更する方法は、右のメニューから「配置」を選択して、配置メニューの上側にある「最前面」などのアイコンを押します。例えば最背面を押すと、選択していない画像に重ねたとき、最背面にした画像が後ろに隠れるようになります。

画像の配置の変更

画像のスタイルを変更するときは、画像を選択した状態で、右側メニューの「スタイル」を押します。画像に枠線をつけたり、影等をつけたり、不透明度を調節したりできます。

スタイルメニュー

MacのNumbers「表とセル」の使い方

続いて、Numbersで表の項目を追加したり、セルの大きさを変更したりする方法をご紹介します。エクセルを使ったことがある人は、項目の追加方法がNumbersとエクセルで異なりますが、シンプルな操作で難しくはありません。なお、セルとは、画像のようなマス目ひとつのことを指します。

セル

表の作成・項目を追加する方法

Numbersでテンプレートを選択して表を作成し、表の編集を進めていると、表の項目を追加したい場面が出てきます。現在よりも縦に項目を多くするには、表の左側に表示されている数字の下にある「=」を押すと、空白の欄が縦にひとつ増えます。

Numbers作成画面

次に、横に項目を多くする方法です。表の上側に表示されているアルファベットの右側にある「=」を押すと、縦に増やしたときと同様に、横にも空白の欄がひとつ増えます。

Numbersの作成画面

「=」で項目を増やす操作とは逆に、不要な項目を削除する操作もシンプルです。項目の量を調節するには、右下に表示されている「」」をクリック&ドラッグすると、表の項目を調節できます。

Numbersの作成画面

セルの幅や高さを調整する方法

セルの幅や高さを調節する方法をご紹介します。ひとつ前の項目でご紹介したように、表には縦と横の項目があり、縦には1から始まる数字が、横にはAから始まるアルファベットが並んでいます。数字、またはアルファベットが並んでいる境界線にマウスを合わせると、画面上のマウスの形が↑から←→に変わります。

Numbersの作成画面

マウスの矢印の形が変わったことを確認したら、その状態でクリック&ドラッグすると、縦の項目はセルの高さを、横の項目はセルの幅を変えられます。

チェックボックスを作成する方法

チェックボックスを作成する方法をご紹介します。作成するセルを選択して、右側メニューの「セル」を押し、「データフォーマット」を押します。チェックが入っている"テキスト"の下に表示されている「チェックボックス」を選択します。選択したセルに、チェックボックスが追加されます。

Numbersの作成画面

MacのNumbers「関数」の使い方

Numbersで関数を使うには、関数を設定するセルを選択し、「=」を入力すると関数を設定する画面が表示されます。また、画面上部の「挿入」ボタンを押すと、よく使用する関数が選択できます

Numbersの作成画面


右側のメニューには関数の一覧が目的別にカテゴリ分けされて表示されます。一覧の下には、関数についての説明が表示されますので、どのような計算をする関数であるのか、確かめてから設定もできます。

MacのNumbers「メニューバー」の使い方

Numbersの編集画面の上側には、アイコンが並んでいます。これは”メニューバー”といい、表を作成するにあたって便利な機能が並んだものです。アイコンを押すと、各機能を使用できます。メニューバーにある機能を使えば、簡単な表ならすぐに作成できます。

メニューバー

「挿入」を押すと、ひとつ前の項目でご紹介したように、関数の中でも、よく使われる関数が表示されます。関数を挿入したいセルを選択してから、このアイコンを押しましょう。

挿入

「表」を押すと、表のテンプレートが複数表示されます。この中から、作成したいイメージに近い表のテンプレートを選択すると、作成中の表の下に、新しい表として追加されます。

表

「グラフ」を押すと、「表」のように、複数のテンプレートが表示されます。2Dの表だけでなく、3D等、様々な形のグラフを挿入できます。

グラフ

「テキスト」を押すと、文字を入力できるテキストボックスが追加されます。セルを選択しても文字入力ができますが、この機能を使うと、整ったレイアウトでテキストが挿入できます。

テキスト

「図形」を押すと、挿入できる図形一覧が表示されます。矢印や、丸、四角などの基本図形だけでなく、動物や食べ物等、様々な図形を挿入できます。また、図形を選択して挿入した後、図形の周りに表示されている小さな四角をクリック&ドラッグすると、図形の大きさを変えられます。

図形

「メディア」を押すと、写真や動画等を挿入できます。写真アプリに画像を入れている人は「メディア」から「写真」を押すと、画像を挿入できます。デスクトップやフォルダの写真を追加する場合は、「メディア」メニューの一番下に表示される「…選択」を押すと、写真アプリ以外に保存した写真を選択できます。

MacのNumbersの使い方をマスターしよう!

Macで使える表計算ソフトの、Numbersについてご紹介しました。エクセルや、csvや、pdfにも互換性があり、エクセルで見られるファイルも作成可能です。テンプレートや関数等を活用して、Numbersの使い方をマスターしましょう。

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