iPhoneのExcelの使い方!エクセルファイルの閲覧・編集・編集・保存方法を解説!

Excelといえばパソコンでの作業を思い浮かべる人が多いですが、iPhoneでも使えるのをご存知でしょうか?場所を気にせずiPhoneでエクセルファイルの閲覧・編集・保存ができます。iPhoneのExcelの基本的な使い方について解説します。

iPhoneのExcelの使い方!エクセルファイルの閲覧・編集・編集・保存方法を解説!のイメージ

目次

  1. 1iPhoneでExcelを使うには?
  2. iPhoneのExcelは基本機能や表計算が無料で使える
  3. Officeアカウントが必要
  4. 2iPhoneのExcelのデータ閲覧・確認方法
  5. エクセルファイルの閲覧方法
  6. 3iPhoneのExcelのデータ作成・編集方法
  7. エクセルファイルの新規作成方法
  8. エクセルファイルのデータ編集方法
  9. エクセルファイルのデータ保存方法
  10. 4iPhoneで作ったExcelファイルを共有する方法
  11. DropBoxで共有する
  12. OneDriveで共有する
  13. 5iPhoneでExcelを使ってみよう

iPhoneでExcelを使うには?

Excelはパソコンで使う機会の多い代表的な表計算ソフトですが、iPhoneでもExcelを使えます。iPhone版のExcelの使い方を解説します。

iPhoneのExcelは基本機能や表計算が無料で使える

iPhoneで使えるExcelは専用のアプリがリリースされています。App Storeから”エクセル”や”えくせる”で検索すると簡単に見つけられます。アプリは無料で利用でき、ファイルの閲覧だけでなくExcelの基本的な機能や表計算が使えます。

App Store

Officeアカウントが必要

iPhoneでExcelを使うには、エクセルの製作元であるMicrosoftが提供するサービスであるOfficeのアカウントが必要です。パソコンからでもiPhoneのブラウザからでも無料で作成でき、Web上でMicrosoftのサービスを利用できます。基本無料ですが、できることが増える有料版もあります。

Microsoftアカウントのページ
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iPhoneのExcelのデータ閲覧・確認方法

iPhoneでExcelを閲覧する方法を紹介します。ExcelのアプリをダウンロードしてiPhoneでも確認できる環境を整えていれば、ChromeやSafariといったブラウザで検索をしているときでも、開いたデータがエクセルファイルだから見られない、ということが無くなります。

Excelアプリ

また、iPhoneのExcelは縦画面でも操作できますが、横画面の方が表全体の表示がパソコンに近く感じられます。自分にとって操作しやすい方を選びましょう。iPhoneのソフトウェアキーボードを使用せず、iPhone対応の外付けキーボードを使用するのも方法のひとつです。

エクセルファイルの閲覧方法

iPhoneでエクセルファイルを閲覧するには、まずiPhone向けにリリースされているExcelアプリをダウンロードします。アプリはMicrosoft公式の基本無料のアプリですが、利用に必要なMicrosoftのOfficeアカウントには”Office 365”等、より便利にOfficeアカウントの機能を使える有料のサービスもあります。

iPhoneのExcelアプリを開くと初期設定から始まるので、Microsoftのアカウントにログインしたり、iPhoneへの通知設定をしたりしましょう。初期設定は後からでもできるので、このとき設定しない場合は”次へ”で初期設定をスキップできます。

Excelアプリの初期設定画面

アプリが開いたら画面下のメニューから「開く」をタップします。

エクセルファイルの閲覧方法

”場所”の画面が表示され、ファイルを保存している場所を選択できます。今回はパソコンで作成したテストデータをOneDriveに保存しているので、「OneDrive」をタップします。

エクセルファイルの閲覧方法

ファイルが保存されているフォルダが一覧で表示されるので、作成したファイルを保存したフォルダをタップします。

エクセルファイルの閲覧方法

フォルダ内にエクセルファイルが保存されています。閲覧したいファイルをタップします。

エクセルファイルの閲覧方法

エクセルファイルが閲覧できます。

エクセルファイルの閲覧方法

エクセルファイルをiPhoneで見る方法は、Excelアプリだけではありません。Google公式の表計算ソフトである、スプレッドシートもiPhoneアプリとしてリリースされています。Excelではありませんが、エクセルファイルをiPhoneでも閲覧でき、編集・保存も可能です。

スプレッドシートでもエクセルファイルが見られない場合の確認方法として、オンラインストレージサービスのDropBoxがあります。アプリをダウンロードしてメールアドレスとパスワードを設定すれば、無料でエクセルファイルを閲覧できます。

容量の大きいエクセルファイルの場合はデータのダウンロードに時間がかかることもあるので、iPhoneのデータ通信料には注意しましょう。

iPhoneのExcelのデータ作成・編集方法

iPhoneのExcelの使い方を紹介します。データの新規作成・編集・保存をしてみましょう。MicrosoftのOfficeアカウントを作成し、アプリを起動します。Microsoftアカウントへサインインしなければエクセルデータの作成・編集はできませんので、初期設定画面でサインインしなかった場合は「設定」をタップしてサインインしましょう。

Excelアプリ画面

設定画面が開いたら「サインイン」をタップして登録したメールアドレスとパスワードを入力します。

Excelアプリの設定画面

エクセルファイルの新規作成方法

Excelのアプリを起動すると、新規作成の画面が表示されます。種類の豊富なテンプレートから選んで作成でき、「空白のブック」を選べば白紙の状態でエクセルファイルを作成できます。

Excelアプリ画面

エクセルファイルのデータ編集方法

新規作成で開いた空白のブックを編集してみましょう。基本的な使い方はパソコン版Excelとほとんど同じですが、機能ボタンの場所や一部機能の操作方法が少し異なります。あまり難しくはないのでパソコンでExcelを使ったことがある人は、すぐに覚えられます。

まず、セルの選択と文字入力の方法です。セルは1回タップすれば選択でき、選択されたセルの左上・右下にある「●」をスワイプすれば複数のセルを選択できます。文字入力は、セルをダブルクリックするとソフトウェアキーボードが表示されます。

Excelアプリの基本操作

次に、よく使う機能を紹介します。画面左下の四角が並んだアイコンを1回タップすると、画面下部のメニュー表示が切り替わります。

Excelアプリ画面

「…」をタップすると、ツールメニューが表示されます。パソコン版のExcelでは画面上に表示されるツールバーです。

Excelアプリ画面

”ホーム”ではフォントの大きさや色を設定でき、セルの罫線や塗りつぶし色を設定できます。オートSUMやセル結合中央揃えといった、よく使われる機能が表示されます。「ホーム」をタップすると、ツールメニューの切り替えができます。

Excelアプリ画面

ツールメニューそれぞれの使い方を簡単に解説します。

Excelアプリ画面

  • 「挿入」画像や図形、テキストボックスやグラフを挿入できます。
  • 「描画」オブジェクトの選択や、手書き操作への切替ができます。
  • 「数式」数式の挿入ができます。”日付/時刻”等、カテゴリ分けされています。
  • 「データ」入力した数字等のデータの並べ替えや、フィルターを付けられます。
  • 「レビュー」コメントを追加できます。
  • 「表示」作業中のエクセルシートの表示設定や拡大・縮小ができます。

エクセルファイルのデータ保存方法

エクセルファイルのデータ保存は、初期状態では自動保存になっています。名前をつけて保存する場合は画面右上の「…」をタップして設定できます。保存や印刷についてのメニューが表示されるので「保存」をタップします。

エクセルデータの保存

エクセルファイルの名前を変更でき、”場所”から保存先を選択できます。最後に「保存」をタップすればデータ保存ができます。

エクセルデータの保存

iPhoneで作ったExcelファイルを共有する方法

Excelファイルを共有する方法を紹介します。まず、シートの右上にある「右向き矢印のアイコン」をタップします。

エクセルデータの共有

共有メニューが表示され、ユーザーを招待したり、リンクをコピーしたり、コピーをメールで送信したりできます。

エクセルデータの共有

この方法以外にもアプリ内には”共有”というメニューがありますが、Office365サブスクリプションのユーザーに限定される機能のため、無料では使えません。また、iPhoneのExcelアプリで作成したエクセルデータはストレージサービスを利用してパソコン等の他のデバイスに共有できます。こちらではDropBoxとOneDriveを紹介します。

DropBoxで共有する

DropBoxとは、自身のiPhoneやパソコンで作成したデータをWeb上にあるサーバーに保存できるサービスです。データの共有だけでなく、バックアップとしても利用されています。容量の大きなデータも、数多くのデータもスムーズに共有でき、Dropboxを利用していないユーザーでも共有できます。利用可能容量に応じて料金が異なります。

OneDriveで共有する

OneDriveとは、Microsoftが提供するWeb上にデータを保存できるサービスです。iPhoneでExcelを利用するためにはMicrosoftのOfficeアカウントが必要ですが、OneDriveもOfficeアカウントがあれば利用できます。

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iPhoneでExcelを使ってみよう

iPhoneのExcelの基本的な使い方について解説しました。MicrosoftアカウントとアプリがあればiPhoneでどこにいてもエクセルデータを閲覧・作成できます。基本無料で作成できるMicrosoftのOfficeアカウントと、無料で入手できるExcelアプリを使って、iPhoneでExcelを使ってみましょう。

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