2019年09月16日更新
iPhoneで特定のアプリをロックする方法!2つの制限機能と設定方法を解説!
iPhoneにインストールされている特定のアプリをロックする方法があるのを知っていますか?本記事では、小さな子供にiPhoneを買い与える際に覚えておきたい、特定アプリのロック方法を紹介します。iPhoneの標準機能でアプリロックできるので覚えておきましょう。
目次
iPhoneで特定のアプリをロック(利用制限)する2つの設定方法
iPhoneの標準機能を利用することで、特定のアプリをロックし利用制限をかける方法があります。大きく分けて2パターンの方法があり、それぞれのアプリロック機能は性質が異なります。本記事冒頭の本章では、iPhoneにインストールされている特定のアプリをロックできる2つの方法の解説と特徴を詳しく解説していきます。
アプリをロックすることで子供の利用を制限することも可能
iPhoneにインストールされている特定のアプリをロック(利用制限)するメリットは多数ありますが、主に小さな子供に適さないアプリを制限する形で利用されます。
アプリによっては、有料課金が必要なアプリや子供に有害なコンテンツを含むものもあります。そういったアプリを子供の年齢に合わせて設定することで、最適なアプリのみを楽しむことができます。
iPhoneの標準機能で、特定のアプリをロック(利用制限)できるのは、下記の2つの機能を利用します。
iPhoneで特定のアプリをロックする方法1 | ペアレンタルコントロール |
iPhoneで特定のアプリをロックする方法2 | アクセスガイド |
前の章でも述べた通り、上記の2つのアプリロック設定方法は根本的な性質が異なるので覚えておきましょう。上記の「ペアレンタルコントロール」と「アクセスガイド」の特徴を個別に紹介していくので、自分にあった設定方法を選択して、特定のアプリをロックしていきましょう。
ペアレンタルコントロール
自分のiPhoneを確認するだけでなく、子供のiPhoneを確認し、コンテンツやプライバシーの制限なども行うことが可能です。これがペアレンタルコントロールです。子供のiPhoneとペアになり、子供が誤っておかしなサイトに入ったり、高額の課金をしないようiPhoneをコントロールします。
子供が勝手に親のクレジットカードを利用し、高額な課金をするというケースは、実は珍しいことではありません。親が気づいた時には、もう返金もできず、崩れ落ちるしかないという悲しい結果になることもあります。スクリーンタイム機能でペアレンタルコントロールすれば、子供からiPhoneを取り上げることなく、離れたところから子供の安全が守れます。
アクセスガイド
アクセスガイドはiPhoneのアプリを一つだけ利用できる様に設定するための機能です。こちらもペアレンタルコントロールに似た機能ですが、ペアレンタルコントロールでは利用できアプリ・制限するアプリを複数選択できます。アクセスガイドでは一つのアプリのみを利用できるように制限するものになるので、機能の性質が異なります。
アクセスガイドはアプリ上の機能を制限することも可能です。誤操作の多い小さな子供がiPhoneを利用する際に有効的な機能です。
iPhoneのペアレンタルコントロールで特定のアプリ・機能を制限する設定方法
本章では、iPhoneのペアレンタルコントロールで特定のアプリ・機能を制限する設定方法を紹介します。
STEP1 | iPhone・iPadを起動して「設定」>「スクリーンタイム」を選択します。 |
STEP2 | 「スクリーンタイムをオンにする」を選択してください。 |
STEP3 | 子供用のiPhone・iPadとして設定する場合は 「これは子供のiPhoneです」を選択してください。 |
STEP4 | 「スクリーンタイム・パスコードを使用」をタップしてパスコードを入力・ 設定してください。 |
STEP5 | 「コンテンツとプライバシーの制限」からロック・利用制限したい アプリや機能を選択してください。 |
iPhoneのアクセスガイドで特定のアプリ・機能を制限する設定方法
STEP1 | iPhone・iPadの「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」の順に選択します。 |
STEP2 | 「アクセスガイド」>「アクセスガイド」のスイッチをオンにします。 |
STEP3 | 「パスコード設定」>「アクセスガイドのパスコードを設定」 の順に選択してください。 |
STEP4 | パスコードを二度に入力して アクセスガイドロック解除に必要なパスコードを設定します。 |
STEP5 | 同画面でFace ID・Touch IDで解除したい人は別途設定しておきましょう。 |
iPhoneのアプリをロックできるおすすめの外部アプリ
iPhoneのアプリをロックできるおすすめの外部アプリ1 | Lockdown Lite |
iPhoneのアプリをロックできるおすすめの外部アプリ2 | Lockdown Pro |
iPhoneのアプリをロックできるおすすめの外部アプリ3 | Applocker |
iPhoneのアプリをロックできるおすすめの外部アプリ4 | BioLockdown |
本記事最後の本章では、iPhoneのアプリを個別にロックできる外部アプリを紹介します。しかし、全てiPhoneを脱獄する必要があるのでおすすめできません。あくまでも参考までに覚えておきましょう。
Lockdown Lite
アプリのインストール料金 | 無料 |
個別アプリのロック機能 | 個別アプリロック可能 |
アプリの開発元 | BigBoss |
Lockdown Pro
アプリのインストール料金 | 無料(一部有料) |
個別アプリのロック機能 | 個別アプリロック可能 |
アプリの開発元 | BigBoss |
Applocker
アプリのインストール料金 | 有料 |
個別アプリのロック機能 | 個別アプリロック可能 |
アプリの開発元 | OriKadosh |
BioLockdown
アプリのインストール料金 | 有料 |
個別アプリのロック機能 | 個別アプリロック可能 |
アプリの開発元 | Ryan Petrich |
iPhoneのアプリをロックする方法を覚えて快適なiPhoneライフを送ろう
本記事ではiPhoneの特定アプリをロックして利用制限する方法を紹介しました。ペアレンタルコントロール・アクセスガイドを利用することで、簡単にアプリの利用制限をかけることができるので、小さなお子様にiPhoneを買い与える際は有効活用しましょう。