2019年06月25日更新
iPhone(Safari)のポップアップ広告をブロックする設定方法と解除する方法を解説!
iPhone(Safari)のポップアップ広告をブロックするには、「設定」から、「Safari」を選択し、iPhoneの「ポップアップブロック」の欄の、右側にある丸をオンにします。解除するには、iPhoneの「ポップアップブロック」の欄を、オフにします。
目次
iPhoneでポップアップ広告をブロックするメリット
iPhoneのポップアップとは、iPhoneのWebページに勝手に表示される広告のことです。iPhoneでポップアップ広告をブロックするメリットは、iPhoneでフィッシングサイトによる、個人情報の漏洩を防げることです。
ポップアップ広告は、以前は頻繁に利用されてきました。しかし、iPhoneユーザーがポップアップ広告を嫌ったため、現在では下火になってきています。それでも、広告主のメリットが大きいため、必要に応じたポップアップは、現在でも多く使われています。
iPhoneでは、本物のサイトを装った、偽物サイトも多く存在します。見ず知らずのうちに、iPhoneの、Safariのポップアップをクリックして、フィッシングサイトに飛ばされることもありますので、iPhoneのポップアップ広告のブロックは、設定しておいた方が良いです。
iPhoneのSafariでは、ポップアップを個別にブロックすることができます。必要なポップアップもWeb上には存在するので、個別にポップアップブロックを設定し、自分の環境に適したポップアップブロックをする必要があります。
今回は、Safariでのポップアップブロックの設定と解除、リーダー表示機能を使ったポップアップブロック、追跡型広告のポップアップブロック、アプリを使ったポップアップブロックの方法を説明します。
iPhone(Safari)のポップアップ広告をブロックする方法とは
iPhoneで、Safariのポップアップをブロックする方法を説明します。iPhoneの「設定」から設定する方法と、iPhoneのSafariの「リーダー表示機能」を使ってブロックする方法があります。
ポップアップ広告をブロックする設定方法と解除方法
iPhoneのポップアップ広告の、設定と解除方法を説明します。iPhoneのポップアップ広告をブロックするには、iPhoneの「設定」から、「Safari」を選択します。
以下のような画面になります。iPhoneの「ポップアップブロック」の欄の、右側にある丸をクリックし、iPhoneのポップアップブロックを設定します。
iPhoneのポップアップブロックを解除するには、iPhoneの「ポップアップブロック」の欄の右側の丸をクリックし、設定を解除します。
iPhoneのポップアップブロックが解除されます。
Safariのリーダー表示機能を使って広告を消す方法
iPhoneのSafariのリーダー表示機能を使って広告を消すには、iPhoneのSafariのページを開いて、左上の三本線を長押しします。
以下のように表示されます。iPhoneの、Safariで、このページのみ広告を省くよう設定するには、上の「"paypay.ne.jp"で使用」クリックします。ページによってこの表記は変わります。
iPhoneの、全てのページに広告を省くよう設定するには、下の「すべてのWebサイトで使用」をクリックします。
iPhoneのSafariで、ポップアップ広告の設定が解除されて、以下のような表示になります。
iPhoneの追跡型広告をブロックする方法
iPhoneの、追跡型広告をブロックする方法を説明します。iPhoneの、追跡型広告のブロックは、「設定」の「プライバシー」の「広告」から行います。
追跡型広告のブロック手順
iPhoneの追跡型広告とは、自身の検索履歴に応じて、Webサイトが勝手に、好みに合うものを分析して、表示される広告のことです。iPhoneの追跡型広告をブロックするには、「設定」の「プライバシー」を選択します。
以下のような画面になります。下にスクロールし、「広告」をクリックします。
「追跡型広告を制限」の欄の、右側の丸をクリックし、オンにします。
解除するには、「追跡型広告を制限」の欄の、右側の丸をクリックし、オフにします。
ポップアップ広告をブロックできるiPhoneのおすすめアプリ
iPhoneの広告を非表示にするには、コンテンツブロッカーという機能も便利です。iPhoneのSafariの拡張機能の一つで、iPhoneに、自動的に必要のないコンテンツ表示を解除してくれるアプリです。iPhoneの、App Storeからダウンロードし、「設定」から使用できます。
iPhoneのコンテンツブロッカーを利用することで、iPhoneに、余計なコンテンツが表示されなくなる分、ページの読み込みスピードが上ります。また、iPhoneの読み込むデータ量が減るので、iPhoneの通信料が節約できます。
AdFilter
AdFilterは、日本のサイトに適したコンテンツブロッカーです。190以上の広告サイトをブロックでき、iPhoneで、それぞれ個別に、表示、非表示を選択できる機能も付いています。iPhoneのAdFilterのダウンロード、設定は以下の手順で行います。
iPhoneの、App Storeで、「AdFilter」と検索し、「入手」をクリックします。
「Safari」をクリックします。
「コンテンツブロッカー」をクリックします。
「AdFilter」の欄の、右側の丸をクリックし、設定をオンにします。
280blocker
280blockerは、iPhoneの広告をブロックするだけでなく、SNSのアイコンを非表示にする設定も可能です。iPhoneのSafariに表示される煩わしい広告を、ブロックし、さらに、TwitterやFacebookの共有ボタン、動画のブロックもされます。
250円と、有料ですが、非常に評価が高く、条件定義も常に新しく更新されており、余計な広告に困っている方は、知っておいて損はないアプリです。280blockerは以下の手順でiPhoneにダウンロード、設定します。
iPhoneのAppStoreで、「280blocker」と検索し、「入手」をクリックします。「設定」から、「Safari」をクリックします。
「コンテンツブロッカー」をクリックします。
「280blocker」の欄の、右側の丸をクリックし、オンに設定します。
Firefox Focus
Firefox Focusは、コンテンツブロックと、トラッキングの保護ができるブラウザとして、使われていますが、iPhoneのSafariのコンテンツブロッカーとしても利用できます。無料で、容量が軽いため、重宝するアプリです。
Firefox Focusのダウンロードと設定は、次の手順で行います。iPhoneの、App Storeで「Firefox Focus」と検索し、「入手」をクリックします。「設定」の「Safari」をクリックします。
コンテンツブロッカーをクリックします。
「Firefox Focus」の欄の、右側の丸をクリックし、オンに設定します。次にFirefox Focusのアプリを開きます。右上のアイコンをクリックします。
「Safari」の欄にある丸をクリックし、オンにします。
iPhoneのポップアップ広告をブロックしよう
iPhoneのポップアップ広告は、現在あまり使われなくなってきています。嫌われ者のため、広告を出した側が嫌悪感をもたれること、フィッシングの詐欺に悪用されること、ポップアップブロッカーが発達したことが理由です。
また、一番利用されているGoogleの検索サイトで、ポップアップ広告に対して制裁が科せられたことも大きい理由です。Googleでは、検索サイトに悪質なポップアップが使われている場合、検索結果を下に表示するという措置がとられるようになりました。
しかし、iPhoneで、必要なサイトがポップアップを使っている場合もあります。全てをいっぺんにブロックすると、ちゃんとしたサイトまでブロックすることになりかねません。
実際、ポップアップは、ユーザーに注意喚起したり、リアクションを起こさせるために、有効なUIと言われています。IDやパスワード、メールアドレスを入力する際に、ポップアップはよく使われます。そうすることによって、ユーザーが操作しやすいためです。
iPhoneで、ポップアップをブロックする際は、全てのポップアップをブロックするのではなく、例外の設定も忘れないようにしてください。iPhoneやAndroidで、ポップアップブロッカーを利用している割合は2割ともいわれています。
iPhoneで、ページがサクサク表示され、ギガを節約するためにも、iPhoneのポップアップ広告をブロックするように設定しましょう。