iOS13でiPhoneのバッテリーが異常消費する原因は?消耗を抑える解決方法も紹介
iOS13にアップデートすると、バッテリーの消費が異常に速いという声が、多く上がっています。原因としてOSのバグの他に、設定で対処できる点もいくつかあります。この記事では、iOS13のバッテリーが異常に消耗する原因と、その対処法を詳しく解説します。
目次
iOS13のバッテリー消費が異常に早い不具合が続出中!
iOS13がリリースされてから、半年以上経ちました。すでに何度かiOS13のアップデートも行われていますが、アップデートするたびにバッテリー消費が異常に速いといった意見が、多く上がっています。
つーかiOS13ってマジでメモリの使い方下手くそになったよな・・
— しんこ (@syunowe) April 12, 2020
どんだけタスク保持しようとすんの。汚部屋くんかよ。バックグラウンドにアプリあるとバッテリーの減り半端ないからね
こちらのツイートの方は、バックグラウンドアプリが動いているときのバッテリー消費が速すぎると感じています。
多分ios13.4でバッテリーがすぐ死ぬからずっと充電状態にしてるのが良くない気がする。おのれApple
— ワッシャー (@wasshawassha) April 10, 2020
中には、充電器からiPhoneを離せなくなる方もいるようです。
#iOS13.4.1
— 江戸米 (@edogin1881) April 9, 2020
アップデートしたら、バッテリーの減りが早くなった。
バッテリーの消耗が怖いから、あえてアップデートしない方も少なくありません。しかし、ついうっかりアップデートしてしまうと、マッハで減っていくバッテリーに悩む日が待っているようです。
iOS13のバッテリーの消耗が激しい原因と対処方法について
iOS13は、目に優しいと言われているダークモードを採用しています。ダークモードを採用した理由は、黒い背景の部分を発光させずに、バッテリーの消費を抑えるためだとも言われています。しかし、上記のツイートの様に、バッテリーの異常な消耗に悩む声は後を絶ちません。
ここからは、iOS13のバッテリー消費が異常に速い原因と、その対処法を詳しく解説します。
電池残量の表示の問題
iOS13のバッテリー消費が激しく見えるのは、バッテリー残量表示の不具合の場合があります。実際にはバッテリーは消耗していないのに、バッテリー残量の表示だけ、残量が減ったように見えてしまうのです。
端末の再起動で改善することが
この場合の解決方法は、端末を再起動させてみることです。iPhoneを再起動させて、バッテリー残量が大幅に増えていたら、表示の問題だったことがわかります。
バックグラウンドで動いているアプリが原因
ご紹介したツイートにもあったように、バックグラウンドで動いているアプリがあると、バッテリー消費が激しくなる場合があります。iOS12までの時とは、メモリの使い方を変更させていることが原因のようです。
バックグラウンド処理を手動にする
この場合は、バックグラウンドで自動でアプリが動くように設定しているのを、手動で動かすように変更しましょう。
設定方法はiPhoneの「設定」から「一般」>「Appのバックグラウンド更新」を開きます。そちらに、バックグラウンドで動くアプリが一覧で表示されています。バッテリーの異常消費の原因となっていると思われるアプリの、バックグラウンド処理をオフにします。
通信機能やGPSが原因の可能性も
もしも、1年以上使っていて、そろそろバッテリーがヘタり始めているiPhoneを使っている場合は、OSやアプリには特に原因がなくても、バッテリー消費が気になってしまいます。特にGPSやWi-Fi、Bluetoothなどの通信機能をオンにしていると、iPhoneがキャッチできる電波がないか常に探している状態になります。
常に電波を探し続けている状態では、バッテリーを余計に消耗してしまいます。バッテリーのパワーが十分にある、買ったばかりのiPhoneであれば気にならない程度の消費です。しかし、古くなりかけているiPhoneでは、バッテリーが異常消費しているように感じる場合があります。
Wi-FiやBluetoothなどをオフに設定してみる
GPSやWi-Fi、Bluetoothなどの無線通信機能は、利用するときだけオンに設定して、利用しないときはこまめにオフに切り替えるようにしましょう。
アプリやOSのアップデートが原因の場合も
アプリやOSを自動でアップデートするように設定しておくと、容量の大きなプログラムの場合は、ダウンロードやインストールに、かなりの電力を消費します。自動アップデート設定が原因で、バッテリー消費が激しく感じる場合があります。
自動アップデートではなく手動アップデートにする
アプリのアップデートが原因の場合は、自動アップデートから手動アップデートに切り替えましょう。設定方法は、iPhoneの「設定」から「iTunes StoreとApp Store」を開き、「Appのアップデート」をオフにします。
尚、手動アップデートにしてしまうと、重要なセキュリティアップデートも自動では行われなくなるため、こまめにアップデートのチェックを行うように注意しましょう。
iOS13そのもののバグが原因の可能性も
ここまで原因と対処法を見てきましたが、iOS13のバグが原因のこともよくあります。
修正プログラムのアップデートを待つ
iOS13のバグが原因の場合は、自分でできることはありません。いろいろと試してみても、バッテリー消費が改善しない場合は、修正プログラムのアップデートを待つしかありません。
iOS13のバッテリー消費が異常なときにはできることから対処してみよう!
この記事では、iOS13のバッテリー消費が激しい原因と対処法を解説しました。iOS13のバッテリー消費が異常だと思ったら、まずは自分でできる対処法を試してみましょう。それでもだめなら、修正アップデートが配布されるのを待つしかありません。
バッテリー消費に異常が出る可能性が高いので、iOS13のアップデートが発表されたら、できればしばらくアップデートは控えましょう。Twitterなどで情報を収集し、大丈夫だと確信出来てからアップデートしたほうが安心です。