インスタグラムとツイッターを連携して投稿できない?写真付きで連携する方法は?
インスタグラムに投稿するだけでツイッターにも投稿され、TLに写真もきちんと表示される方法をご存知でしょうか。インスタグラムに投稿後、ツイッターのフォロワーにも共有することで人の目に留まる機会が増えます。たった一つのアプリとの連携で、それが叶う方法を紹介します。
目次
インスタグラムとツイッターを連携して投稿できる
写真や画像などを投稿できるインスタグラムと、文章での投稿がメインのツイッター、どちらも幅広い層が日常的に使用している人も多い、人気のツールです。インスタグラムに投稿後、ツイッターでも共有のため、インスタグラムの投稿をツイートをしたことがある人も多いのではないでしょうか。
無料でダウンロードできるアプリを使って、インスタグラムとツイッターを連携することで、インスタグラムに投稿するだけで、ツイッターにも写真付きで投稿できます。一手間がなくなること、また写真が表示されることで、より便利にインスタグラム、ツイッターも使えます。その方法を、ご紹介します。
インスタグラムとツイッターを連携する方法
まず、インスタグラムとツイッターの標準的な連携のやり方を紹介していきます。連携は、プロフィール画面から設定できます。
自分のプロフィール画面から設定する
まず、インスタグラムのトップ画面から、自分のプロフィール画面に移動します。プロフィール画面には、画面右下の人のアイコンをタップして移動します。
次に、インスタグラムのプロフィール画面に移動したら、画面右上のオプション設定のボタンをタップします。
それから、インスタグラムのプロフィールのオプション設定画面に移動後、画面を下部にスクロールし、「リンク済みアカウント」をタップします。
続いて、インスタグラムのプロフィールのリンク済アカウント画面に移動後、「Twitter」をタップします。
すると、インスタグラムとツイッターとのアプリ連携画面に移動します。画面の案内に従い、連携させたいツイッターアカウントとパスワードを入力し、「連携アプリを認証」ボタンをタップします。
インスタグラムとツイッターの連携が成功すると、プロフィールの「リンク済みアカウント」画面へ戻ります。そこで、ツイッターとリンク(連携)が確認できます。ログインできない場合は、ツイッターのアカウント情報を確認してください。
標準機能のやり方だとリンクしか表示されない
これで、インスタグラムの投稿がツイッターにも投稿される為の基本的な準備ができました。しかし、このままインスタグラムでの投稿をツイッターにも投稿すると、インスタグラムの投稿へのリンクしかツイートされず、ツイッターでは写真や画像が表示されません。
このように、インスタグラムへ移動するためのリンクしか表示されず、写真は表示されません。写真を見るためには、このリンクをタップしインスタグラムに移動しなければならず、ツイッターからインスタグラムへの誘導が難しくなります。ツイッターに投稿したときのように、写真を表示させることはできないのでしょうか。
インスタグラムとツイッターを写真付きで投稿する方法
インスタグラムは、写真の投稿がメインのツールです。ツイッターのフォロワーにもその投稿を紹介したい場合、ツイッターにも写真が表示されることで、より興味を持ってもらいやすくなります。もう1つアプリを使って連携させることで、写真付きでツイッターにも投稿できます。そのやり方を、紹介していきます。
アプリIFTTT(イフト)を使って連携
そのアプリは、IFTTT(イフト)といいます。iphone、Androidでダウンロードできるアプリで、その機能のすべてが無料で使えます。
IFTTTとは
IFTTTとは、異なるWebサービスやアプリを連携し、ユーザーがそれらにしてほしい「トリガーとなる行動」と「その結果アクションする内容」を登録しておくことで、その一連の行動をした際に登録しておいた内容を自動的に実行するようにできるサービスです。この一連の流れを、IFTTTでは「アプレット」と呼びます。
IFTTTは、ブラウザ版とアプリ版があります。どちらも内容は英語表記となっていますが、連携ができない訳ではありません。基本的なやり方が分かれば、誰でも簡単に使えます。
IFTTTでどんなことができる?
IFTTTのアプレットは、組み合わせ次第で様々な行動が実現できます。例えば、以下のようなアプレットが作成できます。
- AのWebサービスにテキストを保存すると、Bのチャットツールにその内容を自動投稿
- CのSNSに投稿した写真を、Dのクラウドストレージに自動保存
- 指定の時間に、Eの天気予報サービスで公開された天気の情報をFのサービスで自動取得
連携できるWebサービスやアプリは300を超えており、特定の情報をもれなく把握したいときや、誰かに情報や行動を共有したいときなど、やり方次第で幅広く、便利に使えます。インスタグラムとツイッターをIFTTTの仲介で連携させることで、写真付きのツイートが、自動でできます。
IFTTTを使ってインスタグラムとツイッターを連携する方法
それでは、IFTTTでの連携のやり方、アプレットを設定するための手順をご紹介します。英語が苦手でうまく理解できない、アプレットがうまく作れない、できないという方も、一度試してみてください。本記事では、アプリでのやり方を紹介します。
アプリをダウンロードする
ます、iOSユーザーの方はApp Store、Androidユーザーの方はGoogle Playにアクセスし、アプリをダウンロードしてください。検索ウィンドウに「IFTTT」と入力すれば、表示されます。
IFTTTのアプレットを設定する
ダウンロードが完了したら、アプリを立ち上げます。表示された画面を、右側にスワイプしていきます。
画面を右にスワイプしていくと、ログイン画面に辿り着きます。任意のGメールアドレスやFacebookアカウントに連携するか、メールアドレスを入力するなどして、IFTTTのアカウントを作成します。
アカウント作成後、IFTTTのトップ画面に移動します。続いて、画面右下にあるアイコンをタップします。
すると、画面右下のアイコンが「My Applets」という表記のアイコンに変わります。チュートリアルの案内表示の「Next」ボタン、続いて「Got it」ボタンをタップし、チュートリアルを終了させます。
それから、My Applets画面の右上にある、「+」ボタンをタップします。ここから、アプレットを登録していきます。
「+」ボタンをタップすると、「New Applet」のポップアップが表示されます。新しいアプレットを作るため、「Start」ボタンをタップします。
すると、アプレットの登録画面に移動します。4つの英単語が並んでいますが、この内「this」が「トリガー」の登録、「that」が「アクション」の登録です。まず、トリガーとなるインスタグラムと連携するため、「this」をタップします。
トリガーとなるアプリの選択画面に移動します。インスタグラムの画像をタップします。
続いて、インスタグラムのトリガーの選択画面に移動します。今回登録する「Any new photo by you」=「あなたが新しい写真を投稿したら」というトリガーのボタンをタップします。
インスタグラムとの連携トップ画面に移動します。画面の「Connect」ボタンをタップします。
インスタグラムのログイン画面に移動します。任意のアカウントの情報とパスワードを入力し、ログインボタンをタップします。ログインできない場合は、インスタグラムのアカウント情報を確認してください。
この時、インスタグラムの情報の使用を許可するための画面に移動します。IFTTT側にトリガーの権限を与えるということです。連携のため、「Authorize(権限を与える)」ボタンをタップします。
インスタグラムのアイコンがNew Applet画面に表示され、連携が確認できました。次に、「that」のアクションをするツイッターとの連携のため、「that」をタップします。
アクションのアプリの選択画面に移動します。ツイッターの画像をタップします。
ツイッターのアクションの選択画面に移動します。今回登録する「Post a tweet with image」=「写真と一緒に投稿する」というアクションのボタンをタップします。
ツイッターとの連携トップ画面に移動します。画面の「Connect」ボタンをタップします。
ツイッターのアプリ連携画面に移動します。任意のアカウントの情報とパスワードを入力し、「連携アプリを認証」ボタンをタップします。ログインできない場合は、ツイッターのアカウント情報を確認してください。
すると、アクションの詳細を登録する画面に移動します。画面中央の「Tweet text」の下にある、「Caption」の位置がテキストボックスとなっているため、「Caption」の後ろをタップします。
画面に表示された、「Add ingredient」(追加)ボタンをタップします。
すると、追加できる要素(=ツイートに含ませる内容)の候補が表示されます。デフォルトで入力されている「Caption」は、インスタグラムに投稿した際のキャプションのことです。ここでは、画面に表示されている要素すべてを選択します。
内容は、以下に記載します。自分がツイッターでのツイートに含ませたい内容によって、選択してください。
- Url…インスタグラムに投稿した際のURL
- SourceUrl…インスタグラムに投稿した写真のURL
- CreatedAt…インスタグラムに投稿した日時
- EmbedCode…埋め込みコード
すべて選択し終えたら、画面下部の「Create action」ボタンをタップします。
最後に、アプレットの作成完了画面に移動します。これで、インスタグラムとツイッターの連携と、アプレットの作成が完了しました。
この画面を終了するため、画面を下にスクロールし、「Finish」ボタンをタップします。この時、その上にある「receive notifications when this applet runs」という項目をオンにしておくといいでしょう。「このアプレットが実行されたときに通知を受け取る」という意味で、通知が届きます。
これで、インスタグラム、ツイッターの連携の設定は完了します。アプレットの設定画面の「On」が有効となっている場合、このアプレットは自動的に実行されます。必要ない場合などは無効に設定することで、アプレットを保持しつつ、自動実行を停止できます。
IFTTT連携後、実際にインスタグラムに写真を投稿してみたところ、指定した内容がツイッターにも写真付きで自動的に投稿されました。ただ、自動投稿は数秒から1分ほど時間差があるので、すぐに自動投稿されないと不安な場合も、少し待つようにしてください。
複数画像の投稿はできない
便利なIFTTTのアプレットですが、この設定はインスタグラムへの投稿が複数画像だった場合は実行されません。なぜ、インスタグラムに投稿した複数画像の投稿は、ツイッターでは投稿できないのでしょうか。
ツイッターでは、投稿できる画像は4枚が上限です。そのため、インスタグラムで5枚以上投稿されたものは、ツイッターには投稿できないことが考えられます。ツイッターへ自動投稿したい場合は、インスタグラムへの写真の投稿を1枚のみにすることをおすすめします。
インスタグラムとツイッターを写真付きで連携してみよう
インスタグラムとツイッターの連携方法、またIFTTTを利用した、写真付きでのツイッターへの自動投稿のやり方について紹介しました。インスタグラムとツイッターをうまく連携させ、アプリを便利に使うことで、あなたの投稿にもっと興味を持ってもらいやすくなるでしょう。是非、IFTTTでの連携を試してみてください。