2019年04月26日更新
WindowsにIE11(Intetnet Explorer11)をインストールできない対処法!
WindowsでIE11を使いたいが、インストールできないというトラブルが起きています。ここでは、IE11をインストールできない原因についてポイント別に説明し、さらにその対処法についてWindows7/10両方について違いも含めご紹介します。
目次
- 1Windows7にIE11をインストールできない原因
- ・必須の更新プログラムがインストールされていない
- ・他のIEがアンインストールされていない
- 2Windows7にIE11をインストールできない時の対処法
- ・Windows7用のシステム更新プログラムをインストール
- ・自分のWindows7の仕様の確認方法
- ・32ビット版なのか64ビット版なのか
- ・他のIEをアンインストール
- ・IE11をインストール
- ・インストールを失敗したときは再起動してみる
- 3Windows10にIE11を再インストールできない原因
- ・MicrosoftサイトではIE11がインストールされている状態
- 4Windows10にIE11を再インストールできない時の対処法
- ・使用しているPCから設定してインストール
- 5Windows7/10ではIE11をインストールできない時の対処法が違う
- ・Internet Explorerの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
Windows7にIE11をインストールできない原因
最初はWindows7にIE11をインストールする場合について説明します。Windoes7にIE11をインストールしようと思ったら、「インターネットサイトhttp://www.microsoft.com/ja-jp/download/confirmation.aspx?id=40920を開くことができません。」とエラー表示が出てしまい、インストールに失敗してしまった、ということがあります。ここでは、まずエラー表示が出る原因について解説していきます。
必須の更新プログラムがインストールされていない
大前提として、IE11をインストールする前に、必須の更新プログラムをインストールしておく必要があります。とはいっても、普通ならばIE11をインストールするときに必須の更新プログラム(ソフトウェアとコンポーネント)は自動的にインストールされるので、特別な作業をする必要はありません。
しかし、更新プログラムのインストールに失敗すると、その先のIE11のインストールができない状態になります。こうなってしまった場合、手動で更新プログラムをインストールしなくてはなりません。
他のIEがアンインストールされていない
IE11をインストールするときに、以前に使用していたIEがインストールされたままであると、IE11のインストールに失敗してしまいます。IE10からIE11にバージョンアップする際は、アンインストール作業をしなくても自然にIE10のアンインストールがされます。
しかし、その前のバージョン(IE9など)からIE11にバージョンアップする場合は、手動でIEをアンインストールしなくてはいけません。
Windows7にIE11をインストールできない時の対処法
Windows7にIE11をインストールできない原因は大きく2つに分けられました。この2つの原因の対象法についてこれからご紹介しますが、Windows7の場合、自分が使用しているパソコンの仕様を知らなければインストールできない場合があります。なので、自分のパソコンの仕様の調べ方も合わせてご紹介します。
Windows7用のシステム更新プログラムをインストール
自動で行われるはずのWindows7の更新プログラムがインストールされていない場合、手動で行わなくてはなりません。ですが、面倒な操作はないのでサクサクっとできちゃいます。まず、「設定」から「Windows Update」にアクセスします。トップページに「更新プログラムの確認」が表示されるので、その中からWindows7の更新プログラムを探します。
Windows7の更新プログラムを見つけたら、「インストール」ボタンをクリックします。これで、手動での更新プログラムのインストールは完了です。
次に、Windows Updateでの更新プログラムのインストールに失敗してしまったときの対処法についてですが、Microsoftでしっかり用意されています。Microsoftのホームページから「Windows7のシステム更新準備ツール」というのがダウンロードできるようになっており、このツールを使うことでインストールに失敗するという問題は解決されます。
しかし、この方法を使用する場合、自分のWindows7が32ビット版なのか64ビット版なのかで、ダウンロードする更新準備ツールが変わってしまうので、確認が必要です。
自分のWindows7の仕様の確認方法
自分が使用しているWindows7の仕様が何であるか分からないと、先述した更新準備ツールが使用できないとお伝えしましたが、その確認方法はとても簡単です。右クリックしたときに表示される欄の1番下にある「プロパティ」で確認できます。表示されたページの「システムの種類」の横に書かれているのが、自分のWindows7の仕様です。
32ビット版なのか64ビット版なのか
自分のWindows7が32ビット版なのか、64ビット版なのか分かったところで、いよいよMicrosoftのホームページから更新準備ツールをダウンロードします。
Windows7 32ビット版をダウンロード
32ビット版は以下のURLよりダウンロードできます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=3132
ページ真ん中にある「ダウンロード」ボタンをクリックすると、ダウンロード画面が開きます。指示に従って操作し、ダウンロードが完了したら、そのままインストールの作業に入ります。インストールも指示に従って行うだけで完了します。これで、更新準備ツールのインストールが終わり、IE11のインストールに進めます。
Windows7 64ビット版をダウンロード
64ビット版は以下のURLよりダウンロードできます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=20858
ダウンロード、インストールの方法は上記の32ビット版と変わりません。そちらを参照してダウンロードとインストールを行ってください。
他のIEをアンインストール
他のIEをアンインストールするためには、「更新プログラムのアンインストール」というページから対象のIEを見つけてアンインストールの操作をする必要があります。まず、「設定」を開き、Windows Updteにアクセスします。「更新プログラムのインストール履歴を表示」というボタンをクリックします。
IE11をインストール
IE11のインストールに失敗した時の対処法をすべて行い、インストールの準備が整ったらいよいよダウンロードです。IE11のダウンロードは以下のページから行えます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/internet-explorer-11-for-windows-7-details.aspx
表示される指示に従って作業することで、ダウンロードとインストールは完了です。
インストールを失敗したときは再起動してみる
システム更新プログラムをインストールした後や他のIEをアンインストールした後で必ず再起動を行ってください。上記の作業を行った際、コンピューターの再起動を行うか確認画面が表示されるのですが、再起動せずにIE11のインストール作業に入ると失敗します。確認画面が表示されたときに、再起動してしまうのがおすすめです。
Windows10にIE11を再インストールできない原因
Windows10でIE11をインストールするときは、先述したWindows7ほどトラブルはありません。しかし、一方でIE11をうっかりアンインストールしてしまった、アンインストールしたもののIE11をまた使いたくなった、というような状況で再インストールできないというトラブルが起きています。
ここではまず、なぜ再インストールできないかについて説明します。
MicrosoftサイトではIE11がインストールされている状態
IE11のインストールは、Microsoftダウンロードセンターで行えます。そのため、再インストールも同様にダウンロードセンターからインストールすれば解決すると思いがちですが、残念ながら「すでに最新のIEがインストールされている」と表示され、インストールに進むことができません。
Windows7であれば、ダウンロードセンターから再インストールすることもできたのですが、Windows10では違う方法を取らなければいけません。
Windows10にIE11を再インストールできない時の対処法
Windows10にIE11を再インストールできないときの対処法はWindows7と同様ではないとお伝えしました。ここからはWindows10での再インストール方法についてご紹介します
使用しているPCから設定してインストール
Windows10でIE11を再インストールする場合、「設定」の「アプリと機能」の活用がポイントとなります。まず、「設定」から「アプリ」にアクセスし、「アプリと機能」を開きます
ページ右側中央に表示される「オプション機能の管理」をクリックします。オプション機能の欄の上の方に「機能の追加」ボタンが表示されるので、クリックすると一覧が表示されます。その中にIE11があるので、インストールし再起動すれば、再インストールは完了です。
Windows7/10ではIE11をインストールできない時の対処法が違う
Windows7からWindows10にバージョンアップした時に、今までと操作性が全く変わりました。そのため、IE11をインストールするときのトラブルや対処法もWindows7であるか、10であるかでそれぞれ異なってしまいました。そのため、インストールするときは必ず自分のパソコンのバージョンを把握して行うことが大きなポイントとなります。
Windows7でも10でもIE11は便利なブラウザです。ぜひ、インストール時のトラブルを解決してIE11を活用できるようになりましょう。