2019年04月26日更新
IEのバージョン確認方法!Internet Explorerのバージョンを調べるには?
理由は様々ありますが使用中のInternet Explorer(IE)のバージョンを確認したい方もいるのではないでしょうか。今回はIEのバージョンを確認するために調べる方法を紹介します。その他どのWindowsのOSに対応しているバージョンも紹介します。
目次
IE(Internet Explorer)のバージョンを調べる方法
Internet Explorerにはいくつものバージョンがあります。使用されているInternet Explorerのバージョンが古いと使用できないアプリや機能があるので、必要な時に使えないということにならないためにも今現在使わてれているInternet Explorerのバージョン情報はあらかじめ知っておく必要があります。
Internet Explorerのバージョンを確認することが必要となる場合はアプリなどを利用したい時にInternet Explorerのバージョンが○○以上と条件がある時やInternet Explorerの不具合を解決するためのプログラムであるセキュリティパッチを適用する時などです。
歯車アイコンから「バージョン情報」を確認
早速Internet Explorerのバージョンを調べる方法を紹介します。その方法はInternet Explorerを起動して右上にある「歯車アイコン」から「バージョン情報」を確認します。それでは順番に説明していきます。
1.Internet Explorerを起動して、画面右上にある「歯車アイコン」をクリックします。
2.「メニュー」から「バージョン情報」をクリックします。
3.Internet Explorerのバージョン情報の1行目のバージョン:の後の数字を確認します。
IEはWindowsのOSによって使えるバージョンが異なる
WindowsのOSが違うと使用できるInternet Explorer(IE)のバージョンも違います。WindowsのOSに標準装備されているIEはWindowsのOSと同じように機能や性能の向上のために何度もバージョンアップされてきています。
今現在使用しているWindowsのOSを把握していないと新しくソフトをインストールしても正常に動作しない場合もあるため注意が必要です。どのWindowsのOSでどのIEのバージョンが利用できるのか知りたい方の為にも紹介します。
対応OS一覧
Windows OSで利用できるInternet Explorerのバージョン
Windows 2000 Professionalは「IE5」が搭載されていて「IE5.5」「IE6」がインストールできます。
Windows XPは「IE6」が搭載されていて「IE7」「IE8」がインストールできます。
Windows Vistaは「IE7」が搭載されていて「IE8」「IE9」がインストールできます。
Windows 7は「IE8」が搭載されていて「IE9」「IE10」「IE11」がインストールできます。
Windows 8は「IE10」が搭載されています。
Windows 8.1は「IE11」が搭載されています。
Windows 10は「IE11」と「MicrosoftEdge」が搭載されています。
IE11以前の古いバージョンはすでにサポート終了
Internet Explorerの古いバージョンのサポートはほとんど終了しました。米国時間の2016年1月12日を過ぎると、最新バージョンのInternet Explorerだけ技術サポートとセキュリティアップデートを受けられます。
使用しているWindowsのOSによってInternet Explorerの最新バージョンは異なるので紹介します。
使用している Windows OS |
IEの最新バージョン |
Windows vista SP2 | Internet Explorer 9 |
Windows Server 2008 SP2 | Internet Explorer 9 |
Windows 7 SP1 | Internet Explorer 11 |
Windows Server 2008 R2 SP1 | Internet Explorer 11 |
Windows 8.1 update | Internet Explorer 11 |
Windows Server 2012 | Internet Explorer 10 |
Windows Server 2012 R2 | Internet Explorer 11 |
Windows 8 | Windows 8.1への アップデートが必要となります。 |
バージョンの古いIEを使い続けるのは危険
IEだけでなくこのようなアプリケーションはサポートが終了すると寿命となります。そうなるとデメリットがあるのです。
1.新規セキュリティパッチの無償提供が停止してしまうため、新しい脆弱性が修正されないで放置されるのでセキュリティに対する更新が行われません。不正アクセスや情報漏えいなどの脅威にもさらされて、今までより危険な状態で利用することになるのです。
2.最新のバージョンでは立体的なデザインだったりしても、古いInternet Explorerで見ると簡単なデザインで表示されたり、動きのあるコンテンツも静止画になっていたりすることがあるので、インターネット利用の楽しみも減ってしまうこともあります。
IEのバージョンを確認して安全にインターネットを使おう
Internet Explorerのバージョンを確認するために調べる方法を紹介しました。古いバージョンではサポートが終了しているため危険な状態にありますので、今使用されているWindowsのバージョンを把握していない場合は、一度確認することをお勧めします。古いパソコンを使用されている方は新しいWindowsにアップデートできない場合もあるので、最新のIEをインストールできません。安全にインターネットを楽しむためにも、この機会に新しいパソコンを購入することをお勧めします。