Googleでのホームページ作成方法！GoogleサイトでのWebサイトの作り方は？

自分だけのWebサイトを作りたいと思っても、作成するための知識がないと悩む方も多いと思います。専門書を手に取っても、HTMLなど難しい単語の数々に長続きしないという方も少なくはありません。Googleなら、専門知識が無くても簡単にホームページが作れるんです。

Googleが提供している「Googleサイト」は、誰でも簡単に無料でWebサイトが作れるサービスです。Webサイトを制作するための専門的知識が無くても、手軽に自分のイメージに近いサイトが作れるのは嬉しいことでしょう。

Googleサイトは、手軽で簡単、無料という点が魅力的なポイントです。Webサイトを作るのが初心者という方におすすめのサービスといえるでしょう。

Googleサイトで無料ホームページを作る前に、作成に必要な最低限の道具をチェックする必要があります。

Googleサイトを作成する上で、一番に必要なのがパソコンです。2019年3月現在、GoogleサイトはPCユーザー向けの制作サービスのため、iPhoneなどのスマートフォンには対応しておりません。iPhoneやスマートフォンで、Googleサイトで制作後のホームページの閲覧は可能ですが、制作や編集には携われないので注意してください。

Googleサイトは、基本的に多種のブラウザやスマホなどのモバイル端末からも閲覧は可能です。しかし、Googleサイトの編集や作成にはChromeか、Mozilla® Firefox®に限られています。これはGoogleサイトの作り方として、公式ページにも記されていることです。

インターネットエクスプローラー（Internet Explorer）を使用している方は、Chromeをダウンロードしましょう。Chromeは無料でダウンロードでき、機能性も高いのでおすすめです。

Googleサイトでホームページを作るには「G suiteアカウント」が必要になりますが、これはGoogleアカウントのことです。Gmailや、YouTubeなどを利用している方は、利用しているIDがGoogleアカウントとなります。このGoogleアカウントも、無料で取得が可能です。

それでは実際に、Googleでホームページを作ってみましょう。作り方を詳しく紹介するので、実際に試してみてください。

まずはGoogleにログインをし、Googleサイトにアクセスをします。するとGoogleサイト上に「最初のサイトを作成してみましょう」という画面が出てきます。

Googleサイト右下の、＋ボタンを押すと新しいホームページが作られます。これでGoogleサイト上での新しいホームページの土台が作られました。

Googleサイト上での、ホームページのドキュメント名を決めます。上部の「無題のサイト」という部分に入力するのですが、これはサイトが管理しやすいようにするための名前なので、自分が管理しやすければ何でもかまいません。次に、その下の「サイト名を入力」の部分にサイト名を入れます。これは自分のホームページの名前なので、ぴったりな名前を考えてあげてください。

「デザイン」と聞くと、どんな風にすればよいのだろうと難しく捉えられてしまうかもしれませんが、テンプレートや画像はGoogleサイトで用意されています。作り方としては、Googleサイト上の画像の選択を押せば、上記のように画像リストが出てきますので、自分のホームページにぴったりな画像をチョイスしてください。

Googleサイト上でホームページのデザインが決まったら、いよいよテキストを入力していきます。文体に気を付けて、自分のホームページがどんなものであるかを表現していきましょう。

トップページにテキストを入れる作り方は、まず右側の挿入からテキストボックスを選びます。そうすると上の画像のようにテキストを入力する画面が現れるので、テキストを入力してください。ここはGoogleサイトのトップページになるので、ホームページの説明を入れるのがベストです。そうすることで、訪れた方が「どんなサイトであるか」を理解して入室しやすくなります。

Googleサイト上でトップページができたら、次はトップページ以外の作成です。作り方としては、まず右側上部のページというタブをクリックしてください。すると右下に+ボタンが出るので、カーソルを合わせると新しいページとでてきます。新しいページをクリックすると、Googleサイト上にページが作成されます。

自分のホームページにあったページ作成が必要ですが、どんなジャンルでも「管理人への連絡先」を作るのは、ホームページ運営者として暗黙のルールといえると思います。1点だけ重要な注意点としては、連絡先であるメールアドレスの＠マークを「☆」などの記号に変えることです。こうすることで、迷惑メールの防止になります。

Googleには、Googleフォームという便利な機能があります。Googleフォームを通すことで迅速かつ安全に意見を回収できます。Googleフォームを連絡先として活用するのもおすすめです。

Googleサイト上で全てのページの制作が完了したら、いよいよWebサイトにホームページの公開です。ホームページを公開する時は、右上にある青い公開ボタンを押しましょう。すると「ウェブへの公開」というボックスが出てくるので、自分のホームページにあったウェブアドレスを設定します。

入力し終えると灰色の公開ボタンの色が変わるので、公開ボタンを押してホームページを完成させましょう。公開ボタンを押すと、GoogleサイトからWebサイト上にアップされ、他の方もホームページの閲覧が可能となります。

とても簡単に作成ができるGoogleサイトですが、ホームページを作成する上でメリットやデメリットも存在します。Googleサイトのメリットとデメリットを詳しくつかんでいきましょう。

Googleサイト一番のメリットといえるのが、作り方が簡単という点です。専門知識が無い方でも気軽にホームページが制作でき、なおかつハイクオリティに出来上がると喜びの声も多く上がっています。また、無料サーバーとなると付いて回るのが広告表示です。しかし、Googleサイトは無料提供なのに広告が表示されません。

どんなにオシャレなホームページを作っても、広告のせいで台無しになってしまうという心配がなく、自分の思うままのWebサイトを制作することが可能です。自分を表現する場として、ビジネスの場としても嬉しいメリットであるといえます。

Googleサイトは、Googleが提供するサービスだけあり、GmailやGoogleフォームなど他のサービスとの連携が取れやすくなっています。一般の趣味の範囲から飛び出て、会社運営やハンドメイドなどビジネスの場としても幅広く利用されています。

便利なGoogleサイトですが、専門知識を熟知した上級者から見ると、いま一つ使い勝手が悪い感じることもあるといいます。Googleサイトのデメリットはなんでしょう。

Googleサイトの美麗な画像やテンプレートの数々に、充実しているように見えます。しかし、細かい設定ができないことがデメリットなんです。例えば、画像を左寄せにしたい、右寄せにしたいといった、細かな設定が利きません。

知識がある方は、HTMLやCSSなどを活用してよりハイクオリティなホームページを作りたいと思うかもしれません。そんな時は、自分でソースを組んだり、ホームページ作成ソフトを活用するなどしてホームページを制作することをおすすめします。

通常のホームページ制作でしたら、Googleサイトでも十分クオリティが高いホームページが作れます。簡単、広告なしという点を見れば、大きなデメリットとはいえないでしょう。

2017年にGoogleサイトはリニューアルされました。旧Googleサイトでは、ホームページの容量制限が100MBとされていました。十分な容量だとは思いますが、画像や動画を多く掲載している方から見れば、少ないと感じたと思います。Googleサイトがリニューアルされてからは、容量制限がなくなりました。

正確には新しいGoogleサイトは、ドライブの一部であるということです。そのため、サイト自体は保存容量にカウントされません。つまり、スプレッドシートと同様にホームページを管理できるということです。これにより、Googleサイトのデメリットとされていた容量制限から解放され、より使いやすくなりました。

Googleサイトは、ホームページを作りたくても作り方が分からないという方に向けた、ホームページ制作サービスです。無料でホームページが作れる上に、面倒な広告がつくこともありません。

思う存分に、自分らしいホームページを制作できます。ホームページを作りたいと思っている人は、ぜひGoogleサイトを使って、自分だけの美麗なホームページを制作してみてください。