2019年07月18日更新
GarageBand for iOSでの録音方法!iPhoneでボーカルの音声を録音しよう!
GarageBand for iOSでボーカル音声を録音・レコーディングする方法を紹介します。GarageBand for iOSを使えば、誰でも無料でオリジナル音源を録音・作成し、YouTubeなどの動画共有サイトに投稿することが可能です。
目次
GarageBand for iOSでボーカルレコーディング(録音)は可能?
誰でも無料で音楽を作成できる、iOSやMac専用の音楽作成・レコーディングアプリ「GarageBand」ですが、そのボーカル録音・レコーディングも可能です。本記事では、iPhoneを使って、GarageBandアプリでボーカル音声を録音する方法を紹介していきます。
気になるGarageBandの録音・GarageBandのレコーディング音声のクオリティや、うまくGarageBandを使ってボーカル音声を録音・レコーディングする方法も紹介するので、興味のある方は参考にしてみてください。
GarageBandのAudio recorderを使えばボーカル録音・レコーディングが可能に
GarageBand for iOSアプリに搭載されている「Audio Recoreder」を利用することで、ボーカル録音・レコーディングが可能となります。iPhoneのマイク機能を使って録音・レコーディングするので、レコーディング用のマイクとク比べると、音質は見劣りします。
しかし、iPhoneのマイク部分に不要になったTシャツなどの布を巻いておくことで、録音・レコーディングの音質は高まります。高音質なレコーディングを実現したい人は、ぜひ試してみてください。
GarageBandアプリをすでにiPhone・iPadから削除してしまったという人は、上記のリンク先から無料でGarageBandアプリインストールできます。本記事を読み進めていくためには、GarageBandアプリが必要です。次の章に進む前に、GarageBandアプリをiPhone・iPadにインストールしておきましょう。
GarageBandを利用するメリットは、ボーカル音声の録音・レコーディングだけでなく、作成した楽曲をiCloudやSound Cloudなどに共有できるという点です。GarageBandで作成したオリジナル楽曲・ボーカル音声を世界の人々に公開してみましょう。
GarageBand for iOSの使い方【設定編】
本記事では、あくまでもGarageBand for iOSアプリを使った、ボーカル音声の録音方法を紹介していきます。GarageBand for iOSアプリでは、ドラム・ギター・シンセサイザーなど、さまざまな楽器を使って楽曲やBGMを作成することも可能です。GarageBandで楽曲作成する方法を知りたい方は、上記のApple公式ヘルプページを参照にしてください。
GarageBand for iOSアプリを起動したら、上の画面が表示されます。アプリ画面右上の「+」をタップしてください。
画面上部の「TRACKS」をタップして選択してください。各種GarageBandで利用できる楽器一覧が表示されるので、画面を左右どちらかの方向にスワイプして「AUDIO RECORDER」を検索してください。「LIVE LOOPS」は、打ち込み系の音楽作成方法で、EDMなどの音楽を作成するのに適している機能なので覚えておきましょう。
「AUDIO RECORDER」を見つけたら「ボイス」をタップしてください。「音源」では、楽器などの音声を収録・レコーディングするのに適しているレコーディング方法です。生楽器の音声を録音したい時に活用すると良いでしょう。
【オーディオ入力】を設定する
「AUDIO RECORDER」が起動します。上の画面で各種録音に必要な設定を進めていきます。設定方法は非常に簡単なので、難しく考えずに使い方と設定方法を読み進めてください。
まずは、画面左側のフェーダーでマイクの入力音声を設定します。上にスライドすれば、音量が大きく録音されます。
画面中のスイッチでは下記の項目を設定します。
Tone | 録音時の音声のトーンを調整します。 |
Pitch Control | 録音時の音声のピッチを調整します。 |
Compressor | 録音時の音声のコンプレッサーを調整します。 |
Drive | 録音時の音声のドライブを調整します。 |
Vocal Hall | 録音時の音声のホール音響を調整します。 |
画面右上の「歯車(設定)」アイコンをタップして「曲の設定」を選択すると、録音音声の「コード」やメトロノームのピッチを調整できます。
画面中央に表示されている各種アイコンは、録音時のエフェクト効果です。歌声以外にも、ナレーション用の音声を録音したい時に活用してください。通常の音声録音をする場合は「Clean」を選択します。
ノイズを除去してクリアなボーカル音を録音する
ノイズを除去してクリアなボーカル音を録音する「ノイズゲート」という機能があります。上の画面で赤く囲われているアイコンをタップしてください。
「ノイズゲート」のトグルをオンにして、フェーダーでノイズを調整してください。
GarageBand for iOSの使い方【録音編】
GarageBand for iOSの使い方【録音編】を紹介します。各種録音に必要な設定が完了したら、本記事で冒頭で紹介したiPhoneのマイク部分を布で包み、外部のノイズがない場所に移動してレコーディングの準備を進めましょう。レコーディング準備完了したら、画面上の「録音」アイコンをタップしてください。
「録音」アイコンをタップすると、4秒間のキューが開始され、録音が開始されます。録音を終了する場合は「四角」の停止アイコンをタップしてください。「再生」アイコンをタップすると、録音済みの音声を再生して確認することができます。
一度、テストで音声を録音し、再設定をしながら、最後に本番のレコーディングを実行すると上手に音声を録音することができます。
レコーディングが完了したら、画面右上の「▽」をタップし「My Songs」を選択します。録音した音声ファイルは自動でGarageBand内に保存され、「最近使った項目」で確認することができます。GarageBandの基本的な使い方の解説は以上となります。次の章では、レコーディングした音声ファイルをiCloudに保存する方法を紹介します。
GarageBandで作成した音楽をiPhoneからiCloudにアップロードする方法
GarageBandで作成した音楽をiPhoneからiCloudにアップロードする方法は、iPhoneの「設定」>「Apple ID」>「iCloud」の順番にタップして進み、「iCloudを使用しているAPP」の項目一覧にある「GarageBand」アプリのトグルをオンにしてください。これで、GarageBandで作成した音楽ファイルはiCloudに自動保存されます。
iCloudに保存された音楽ファイルを確認する場合は、GarageBandアプリのトップ画面、下部にある「ブラウザ」タブを選択し、「iCloud Drive」から確認してください。
iCloud Drive内に「iOS用GarageBand」というフォルダが自動で生成され、GarageBandで録音・作曲した音楽ファイルはすべてこのフォルダ内に自動保存されています。
GarageBand for iPhoneで無料DTMを作成・編集しよう!
本記事では、GarageBand for iOSのボーカル録音方法を紹介しました。本文中でも述べた通り、本記事で紹介したGarageBandの機能はごく一部です。GarageBandがあれば、レベルの高いDTMを作成することができます。本記事を参考に、GarageBandを使って、素敵な楽曲を作成してみてください。