カスタムキャストに男性キャラクターが実装！作り方やパーツ・機能について解説！

「カスタムキャスト」は、日本のIT関連企業である株式会社ドワンゴとS-courtが共同開発したアプリで、スマホだけで3DのバーチャルYouTuber「アバター」を作成し、ニコニコ生放送に配信できます。「カスタムキャスト」の人気と反響は驚異的で、「カスタムキャスト」アプリのリリース後、わずか11日でダウンロード回数が100万を超えるほどでした。

最上もがさんなどの有名人も「カスタムキャスト」を愛用しており、人気にさらなる拍車がかかりました。ただ、「カスタムキャスト」のリリース当初は女性キャラクターのみの実装しか行えませんでした。しかし「カスタムキャスト」で男性キャラクターの実装も行いたいという多くのユーザーからの要望が後を絶ちませんでした。

その要望に応える形で、2019年1月30日に、「カスタムキャスト」アプリに男性パーツが追加されました。追加されたのは男性キャラクターの顔が5種類、ボディーが1種類、コスチュームが3セット、ズボンが1種類です。これにより、女性キャラクターだけでなく、男性キャラクターの作成やカスタマイズも行えるようになりました。

これまで「カスタムキャスト」を使い続けているユーザーにとって、女性キャラクターの作成やカスタマイズはお手のものでも、新しく追加された男性パーツの使い方には、まだ精通していないという人もいるはずです。それでこの記事で具体的にどのように、男性キャラクターの作成やカスタマイズなどを行えるのか説明します。

最初に紹介するのは、「カスタムキャスト」で男性キャラクターを新規作成し、アプリ内でどのように女性パーツを男性パーツに切り替えることができるかということです。パーツの切り替え手順をステップ・バイ・ステップで説明します。まずスマホにインストールした「カスタムキャスト」を開きます。

トップ画面の下部にあるメニューから「カスタマイズ」を選択します。次の画面の下部にあるメニューから「新規」を選択します。

続く画面で作成するキャラクターの性別を選択します。「男性」を選択し「はい」をクリックします。作成する男性キャラクターの氏名を入力して「はい」をクリックします。

新規作成した男性キャラクターが表示されます。画面下のメニューから「カスタマイズ」を選択します。カスタマイズできる項目が表示されます。「ボディカスタム」「ボディパーツ」「ドレスパーツ」「パーツカスタム」「プリセット」「ランダム」の6つの項目です。ここでは「ドレスパーツ」を選択します。

カスタマイズできる「ドレスパーツ」が表示されます。ここでは「上着」を選択します。続く画面に「カテゴリフィルタ切替」の小さいアイコンが表示されています。このアイコンは、女性パーツから男性パーツに切り替えるためのものです。それでパーツを切り替えるためにこのアイコンをクリックします。

すると「男性向け」という黄色い表示が表れ、男性キャラクターに使用できる男性向けの上着が表示されます。女性向けにしか準備されていないパーツの場合は、「カテゴリフィルタ切替」が表示されることはありません。

次に紹介するのは、「カスタムキャスト」で男性アイテムとパーツの拡大と縮小を行う方法です。特に髪や瞳などのパーツは拡大や縮小が可能です。ここでは「髪」を例として取り上げます。手順を説明します。「カスタムキャスト」のトップ画面に戻ります。画面下にあるメニューから「カスタマイズ」を選択します。そして「ボディパーツ」を選択します。

その後メニューにある「パーツカスタム」を選択します。拡大と縮小が可能なカスタマイズのオプションが選択されるので、その中から1つを選択します。

続く画面で髪の長さを調整できます。

続いて紹介するのは、「カスタムキャスト」で男性アイテムとパーツの色の調整を行う方法についてです。ここでも「髪」を例に取り上げて説明します。「カスタムキャスト」のトップ画面から「カスタマイズ」→「ボディパーツ」→「髪」と進んで行きます。

髪のパーツを選択したら「カテゴリフィルタ切替」をクリックします。選択可能な髪の色の一覧が表示されます。

男性キャラクターの髪の色をさらにカスタマイズして、オリジナリティの強い色を作り出すこともできます。手順を説明します。選択可能な髪色の一覧が表示されています。一番左側に「FREE」があるのでそれを選択します。「FREE」画面で髪色の詳細カスタマイズが行えます。

ここまで、「カスタムキャスト」で行う男性キャラクターの切り替え方法とカスタマイズ機能の使い方について考えました。ここからは、「カスタムキャスト」を使って、どのように男性キャラクターを作成するのかを考えます。男性キャラクターの作り方は2つあります。1つ目はアプリ内のサンプルリセットに上書きしてその後カスタマイズする作り方です。

「カスタムキャスト」のサンプルリセットは3つアプリ内に実装されていますが、「カスタムキャスト」に男性キャラクターのサンプルリセットはまだ実装されていません。もう1つの作り方は、新規で作成する作り方です。「カスタムキャスト」で新規作成を行う方法についてはこの記事ですでに紹介しました。

最初に、どのように「カスタムキャスト」で新規作成した男性キャラクターをカスタマイズするかを解説します。3つの機能を使って行います。それら3つの機能の使い方をこれから1つずつ紹介します。

最初に紹介する「カスタムキャスト」の機能の使い方は「プリセット」です。プリセット機能は、作成中あるいは作成をした男性キャラクターの保存や読み込みをするのに使用します。ゲームでいうところの「セーブ」機能です。使い方を説明します。

「カスタムキャスト」のトップ画面に戻り、画面下部にあるメニューから「カスタマイズ」を選択し、その後「プリセット」を選択します。

次に紹介する「カスタムキャスト」の機能の使い方は「ランダム」です。「ランダム」機能は、特にこれと言ったテーマが決まっていない男性キャラクターや、奇抜な男性キャラクターを作成したいときに用います。機能の使い方を説明します。「カスタムキャスト」のトップ画面から「カスタマイズ」→「ランダム」と進みます。

表示される「全選択」または「全解除」を選択し「実行」を選択します。アプリが自動的に男性キャラクターを作成してくれます。

最後に紹介する「カスタムキャスト」の機能の使い方は「ポーズと背景」です。アプリ画面上の男性キャラクターのポーズや背景を変更するのがこの機能の目的です。使い方を説明します。トップ画面下のメニューから「ポーズと表情」を選択します。「ポーズ」と「表情」の2つが表示されるので、好きなポーズと表情を選択します。

背景の選択は、メニューにある「背景」を押して選択します。

次に紹介するのは、「カスタムキャスト」で作成した男性キャラクターの保存方法です。手順を説明します。男性キャラクターのカスタマイズが終了したら、画面下のメニューから「保存 終了」を選択します。「変更を保存しますか？」と聞かれるので「はい」を選択します。保存された情報は、「サンプルリセット」の下に表示されます。

次に紹介するのは、「カスタムキャスト」で作成した男性キャラクターをTwitterに投稿する方法です。手順を説明します。投稿したい男性キャラクターの画面を立ち上げます。画面左上にある「3つの点を繋いだトライアングル」をクリックします。投稿が可能な3つのSNSが表示されるので「Twitter」を選択します。

コメントやツイートを入力したら「ツイート」をクリックし投稿します。

この記事の最後に取り上げるのは、「カスタムキャスト」で作成した男性キャラクターをVTuberに加工する方法です。作り方は2つのステップで構成されています。まず「配信モード」で男性キャラクターを自分の動きに合わせること、そしてニコニコ生放送アプリでライブ配信するという2つのステップです。

作成した男性キャラクターをVTuberに加工する最初のステップは、「配信モード」で自分の動きに男性キャラクターを合わせる作業を行うことです。手順を説明します。「カスタムキャスト」トップ画面下にあるメニューから「配信」を選択します。配信したいVTuberを次の画面から選択します。続く画面で背景を選択します。

背景を選んだ後、「リップシンク」の設定を行います。リップシンクとは、音声と口元を同期させることです。設定が完了したら「次へ」をクリックします。続く画面で「フリック」の設定を行います。「フリック」の設定行うことにより、画面をフリックすることによって、男性キャラクターにあらかじめ指定した動きをとらせるようにします。

完了したら「次へ」をクリックします。この瞬間から配信モードが始まります。配信モードが始まると、顔の表情や傾き、口元の動きなどが認識され、アプリ内のVTuberが同じ動作をするようになります。

作成した男性キャラクターをVTuberに加工する2番目のステップは、ニコニコ生放送アプリから配信することです。手順は、VTuberの配信モード画面をiPhoneの画面キャプチャ機能を使いニコニコ生放送アプリに転送します。そしてニコニコ生放送アプリからVTuber動画が配信されます。詳しい情報は下記のリンクから参照してください。

「カスタムキャスト」は、誰でも手軽に楽しくVTuberを作成できるアプリです。男性パーツが追加されたので、女性キャラクターだけでなく、男性キャラクターの作成やカスタマイズができます。さらに、VTuberのライブ動画の配信もできます。女性パーツから男性パーツへの切り替えも簡単です。「カスタムキャスト」を使って男性キャラクターを作ってみましょう。