クリスタ全種類の値段を比較!おすすめの購入方法や機能の違いを解説!
イラストや漫画を描く人にとって欠かせないクリップスタジオ(クリスタ)ですが、機能が違う種類がいくつかあり値段も違います。この記事では購入方法によっても変わるクリスタの値段の違いを比較して、どれを買うのがいいのか検証してみます。
目次
- 1値段がいろいろ!クリスタ(クリップスタジオ)について
- ・CLIP STUDIO(クリップスタジオ)とは?
- ・クリスタは多彩なシーンで利用されている!
- 2値段が高くてもクリスタが支持される理由とは?
- ・プロの漫画家も認める多彩な機能!
- ・アニメの制作現場でも使える抜群な書き味!
- ・デザインの現場ではアートワークの幅を広げる!
- ・多彩な表現によるカスタマイズ性!
- 3クリスタを購入するときには値段に注意!
- ・クリスタには種類がいろいろとある
- ・同じ種類でも購入方法によって値段に違いが!
- ・PC版かiPad版かでも値段に違いが!
- 4値段に違いがあるクリスタのラインナップの機能を比較すると
- ・漫画を描くならEX
- ・イラスト用ならPRO
- ・無料利用も可能なDEBUTも!
- 5購入できるクリスタの種類と値段の違いについて
- ・パッケージ版とダウンロード版がある
- ・月額利用できるバリュー版も選べる
- ・iPad版は同じ種類でも値段が変わる
- ・値段の一覧表
- 6クリスタの値段はどれを選ぶのがお得?
- ・PCならダウンロード版がお得
- ・iPadなら年額払いがお得
- 7クリスタは値段が高い?バリュー版もおすすめ!
- ・バリュー版のメリットとは?
- 8クリスタを使うのなら値段は高くてもタブレットやペンタブも必要!
- ・マウスでは線が上手く描けない
- ・iPadは最強
- ・ペンタブもおすすめ!
- 9クリスタを選ぶときには値段も気を付けよう!
値段がいろいろ!クリスタ(クリップスタジオ)について
イラストや漫画を制作する人にとっては絶対に欠かすことができないアプリにCLIP STUDIO(クリスタ)があります。クリスタには、イラストや漫画を制作する人にとって、かゆいところに手が届くような、本当に必要な機能がギュッと詰まっています。
しかし、CLIP STUDIOを購入しようと思っても、種類や値段が色々とありすぎてどれを買ったらいいのか困ってしまいます。同じクリスタでも値段が違うバージョンがあるので、この記事ではクリスタの種類によって変わる値段の違いについて解説します。
CLIP STUDIO(クリップスタジオ)とは?
クリスタの種類や購入方法によって変わる値段の違いについて詳しく見て行く前に、まずは
CLIP STUDIOとはどのようなアプリなのかということについて見ていきましょう。
イラスト作成用アプリ
CLIP STUDIOとは、イラストを作成するためのアプリです。イラストを作成するためのアプリも様々なものがリリースされています。そんな中で、漫画やイラストを描いている人たちに、最も選ばれているアプリがCLIP STUDIO、すなわちクリスタです。
ただ絵を描くだけではなくて、漫画を描くために必要な機能や、アニメーションを制作するために必要な機能が、これでもかと搭載されているアプリがCLIP STUDIOです。
PC版とiPad版がある
CLIP STUDIO、クリスタはPC版とiPad版がリリースされています。PC版はWindows版とMac版がそれぞれ販売されているので、どのようなPCを使っていても、ほとんどのPCでクリスタを利用することができます。イラストを描く機会はタブレットでも多いのですが、クリスタのタブレット版はiPad版しか販売されていません。
iPadを使わずにAndroidタブレットを利用している人も多いのですが、残念ながらクリスタのAndroid版は販売していません。iPadを使わないのであれば、クリスタを使うのならWindowsタブレットやペンタブでWindows版を使用することをおすすめします。
クリスタは多彩なシーンで利用されている!
CLIP STUDIO、クリスタの特徴としては、ひじょうに多くのクリエイティブなシーンで利用されているという点があります。イラストの制作だけではなくて、マンガやアニメのプロの現場でも使える機能が満載です。
また、デザインやアートなどの現場でもクリスタを活用する場面が広がっています。同人誌などを出している場合には、小冊子を作成する機能も付いていることで、小説や漫画の同人の編集にも活用されています。本当に幅広い活用のシーンがある点がクリスタの特徴といえます。
世界中の漫画家やイラストレーターから支持されている
CLIP STUDIO、クリスタの特徴は世界中のクリエイターたちから大きな支持を集めているという点も特徴です。クリスタは素人の同人活動からプロの制作現場まで活用できる使い勝手で、2015年から2019年までのグラフィック系ソフトの売り上げNo.1を記録しています。
また、クリスタは世界一のイラストのSNSであるpixivでのペイント用ツールとしての利用率のNo.1も記録しています。世界中の漫画やイラスト、グラフィックアートを制作しているクリエイター達から評価されているのがクリスタです。
クリエイティブ系のスクールでも導入が!
CLIP STUDIO、クリスタはスクールでも導入が進められているという点も大きな特徴です。イラストや漫画、アニメ、デザインを学ぶためのクリエイティブ系のスクールでは、現在日本国内で50校を超えるスクールでCLIP STUDIO、クリスタが導入されています。
未来の日本のクリエイティブを担う人材養成の機関で教育のために導入されているということは、それだけクリスタがどこの現場でも使われていて、間違いのない選択肢だということを表しています。
値段が高くてもクリスタが支持される理由とは?
CLIP STUDIO、クリスタは値段がちょっと高いのが難点です。プロの制作現場で使うのであれば、たいした値段ではないでしょう。素人で同人活動や趣味の範囲でイラストや漫画を描いている人にとっては、購入するのを戸惑ってしまう値段です。
しかし、値段が高いにもかかわらず、クリスタがpixivでは使用されているソフトNo.1を記録しているように、値段だけではない価値を世界中のクリエイターがクリスタに認めています。こちらでは、値段が高いのにクリスタが支持されている理由について見ていきましょう。
プロの漫画家も認める多彩な機能!
CLIP STUDIO、クリスタが値段が高くても多くの人たちから支持されている理由には、プロの漫画家やアニメーターでも十分に質の高い作品を作り込むことができる多彩な機能があります。
ブラシの種類だけでも驚くほどたくさんの種類があります。また、絵を描くときの位置を決めるのに重要な定規も、通常のスケールだけではなく、平行線定規や対称定規、同心円定規、放射線定規などより臨場感あふれるイラストや漫画を描くために必要な定規を、必要な場合に応じて簡単に選べます。
さまざまな体形の3Dデッサン人形でモデルを頼まなくても、人の動きを完璧に再現することが可能です。このような多彩な機能がついていて、この値段なら、かえって安いくらいだと言う声も聞かれます。
アニメの制作現場でも使える抜群な書き味!
CLIP STUDIO、クリスタが値段が高くても多くの人たちから支持されている理由には、書き味が抜群に良いという理由もあります。もちろん、書き味はペンタブとタッチペンの種類や相性によって大きく左右されます。しかし、ソフト面だけで言えば、紙に自然に書いているような、自然でなめらかな書き心地で充分に書けます。
あとから線の微調整ができるベクター描画ができる点も素人だけではなくてプロからも大きな支持を得ています。納得いくまで微調整して、書き味を自由自在にカスタマイズできるという点も、値段が高くてもNo.1の実力を持つクリスタの大きな特徴といえるでしょう。
デザインの現場ではアートワークの幅を広げる!
CLIP STUDIO、クリスタが値段が高くても多くの人たちから支持されている理由には、漫画やイラスト制作だけではなく、描画が必要なデザインの世界でも使える機能がたくさん備わっているという点にもあります。
デザインの現場でも「描く」「塗る」「飾る」といったイラストと同じような作業が必要になることがあります。そんな時にCLIP STUDIO、クリスタを使うことで、より表現の幅を広げることが可能になります。
PhotoshopやIllustratorといったいつものソフトと合わせて使うことで、より広くデザインの幅を広げられるという点も、値段が高くても支持されている理由になります。
多彩な表現によるカスタマイズ性!
CLIP STUDIO、クリスタが値段が高くても多くの人たちから支持されている理由には、多彩な表現を自由自在に使いこなせる機能が備わっている、という点があります。クリスタのペンやブラシには、鉛筆、水彩、油絵、パステルなど、さまざまなものを選ぶことができます。
ベクター描画により、1つ1つの線を納得いくまで修正でき、最高のアートを作り上げる事ができるという点は、値段が高くても多くのクリエイター達からクリスタが支持されている理由になります。
クリスタを購入するときには値段に注意!
このようにとても幅広い表現が自由自在にできるということで、多くのクリエイター達から支持を集めているお絵描きアプリのCLIP STUDIO、クリスタですが、購入するときには注意しなければいけない点があります。
それは、クリスタには値段に違いがあるいくつかの種類があるという点です。こちらでは、クリスタの値段の違いや、値段の違いでどのように変わるのか、といったことについて見ていきましょう。
クリスタには種類がいろいろとある
CLIP STUDIO、クリスタにはいくつか種類があります。種類によって値段が変わる点には注意が必要です。クリスタの種類には、EXとPRO、DEBUTの3種類があります。この3つの種類は機能面での違いがとても大きくあります。3つの種類は使える場面も大きく変わるので、購入するときには違う種類を買わないように注意しなければいけません。
EXとPRO、DEBUTの3つの種類の機能や値段の比較は「値段に違いがあるクリスタのラインナップの機能を比較すると」から後で詳しく解説しているので、そちらで確認してください。
同じ種類でも購入方法によって値段に違いが!
CLIP STUDIO、クリスタを購入する場合には、購入方法でも値段に違いがあり、同じ種類を購入しても、値段が変わることがある点にも注意しましょう。クリスタの購入はそれぞれの種類に、パッケージ版とダウンロード版、それから月額で利用できるバリュー版があります。
パッケージ版はインストールするためのCD-ROMが付いているもので、万が一のことがあった場合にすぐに再インストールが可能です。また、ダウンロード版と比較して値段が高いのですがオフラインのPCでもインストールが可能です。
一方でダウンロード版は、同じ種類でもパッケージ版と比較すると値段が安いというメリットがあります。値段を比較すると違いますし、どちらにもメリットとデメリットがあります。選ぶときには値段だけではなくて、それぞれのメリットとデメリットも比較して選ぶことをおすすめします。
PC版かiPad版かでも値段に違いが!
CLIP STUDIO、クリスタを購入する場合には、PC版とiPad版でも値段が変わる点にも注意が必要です。
PC版のクリスタではダウンロード版とパッケージ版の買い切りの値段を選ぶことができるのに対して、iPad版ではクリスタのアプリの月額利用料と、年額の利用料から選ぶしかありません。iPad版では買い切り価格の値段を選ぶことができないという点にも注意が必要です。
値段に違いがあるクリスタのラインナップの機能を比較すると
クリスタにはラインナップがEXとPRO、それからタブレットやソフトに同梱されていれば無料で使えるDEBUTの3種類があります。EXとPRO、DEBUTはそれぞれ使える機能が違ってきます。こちらでは、クリスタのEXとPRO、DEBUTの機能の違いがどのように変わるのか比較してみましょう。
クリスタのEXとPRO、DEBUTの機能の違いを比較した一覧表です。
機能 | 説明 | EX | PRO | DEBUT |
イラストレーション・アートワーク制作 | 下描き、ペン、色塗りなどのイラスト作成に必要な標準の機能。イラストやワークアートを快適に制作できます。うごくイラストの作成も可能 | 〇 | 〇 | 〇 |
デザインワークのサポート | 様々な種類の定規やガイドの表示、ブラシのカスタマイズなどのデザインワークのサポート機能 | 〇 | 〇 | - |
マンガ表現 | カラーやモノクロの漫画作成に必要な機能。DEBUTは一部機能のみ | 〇 | 〇 | △ |
複数ページの管理 | 複数ページの原稿や本の作品単位での管理 | 〇 | - | - |
ベクター形式の描画 | 拡大、縮小をしても描いた線の美しさを保てるベクター形式での描画ができる | 〇 | 〇 | - |
ツールのカスタマイズ | ペンやブラシの自由なカスタマイズ | 〇 | 〇 | - |
複数ページ作品の印刷・書き出し | 複数ページの作品を一括して印刷もしくは指定した形式での出力(iPad版では一部機能不可) | 〇 | - | - |
3Dモデルによる作画支援 | 3Dのデッサン人形にポーズを付けて作画の下絵として活用できる | 〇 | 〇 | 〇 |
素材の収録数 | PROとEXは同数の素材を収録。DEBUTは一部素材の使用不可 | 〇 | 〇 | - |
LT変換機能 | 写真や画像、3Dデータをイラスト風に変換できる機能 | 〇 | - | - |
共同制作の管理支援機能 | 複数人でページごとに作業を分担することができる機能(iPad版では利用不可) | 〇 | - | - |
プラグイン機構 | フィルターや機能をプラグインで追加できる(iPadでは利用不可) | 〇 | - | - |
ストーリー作成支援機能 | 漫画のストーリー作成やテキスト配置をサポートできる機能 | 〇 | - | - |
入稿支援機能 | 印刷会社への入稿データの作成をサポート | 〇 | - | - |
プロ向けアニメーション制作機能 | プロのアニメ制作現場でも利用できるレベルのアニメーション制作機能を搭載 | 〇 | - | - |
漫画を描くならEX
クリスタの種類によって変わる機能の比較の一覧表を見るとわかるように、漫画やアニメを制作するのに必要な機能はすべてEXに詰められています。クリスタのEXはPROと比べると値段がとても高くなるのですが、その理由は、漫画やアニメを制作するのに必要な機能がEXには含まれているためです。
EXには小冊子を編集するための機能も付けられています。同人などでも漫画を描くのであれば、他のクリスタと比較するとEXを購入することをオススメします。
イラスト用ならPRO
漫画やアニメを制作するのではなく、イラストを描いたりデザインをしたり、アート作品を制作したりするのであれば、PROがおすすめです。クリスタでの書き心地や、絵を描く上での機能というのは、EXとPROを比較しても特に変わる点はありません。
しかし、漫画やアニメを書いたり編集したりするためには、とても複雑な機能が必要なので、PROと比較するとEXの値段はとても高くなっています。その点、漫画やアニメ制作といった用途が必要ないのであれば、PROならEXと比較するとリーズナブルな値段で購入できます。
EXだけではなくイラスト制作用の他のソフトと比較しても、クリスタのPROの値段は購入しやすい値段になっています。EXの機能が必要ないのであれば、PROのクリスタで十分でしょう。
無料利用も可能なDEBUTも!
尚、クリスタには無料で利用できるDEBUTもあります。機能の比較表でわかるように、DEBUTの機能は大きく制限されているという違いがあります。しかし、クリスタのPROやEXを購入してまで使うほどでは無いけれども、高性能なお絵かきソフトが欲しいという人にはおすすめです。
クリスタのDEBUTはDEBUTだけでは配布されていません。タブレットや、他のアプリなどに同梱されていれば利用できます。
購入できるクリスタの種類と値段の違いについて
クリスタの種類は以上のとおりですが、PROとEXのそれぞれ、購入方法によって値段に違いが出てきます。こちらでは、購入方法によって変わるクリスタの値段の違いについて見ていきましょう。
パッケージ版とダウンロード版がある
クリスタの購入方法には、パッケージ版とダウンロード版のどちらかを選んで購入する方法があります。パッケージ版を購入すれば、インストール用のCD-ROMが付いてきます。そのかわり、ダウンロード版と比較すると値段が高くなります。
ダウンロード版は値段は安いのですが、再インストールが必要になったときにCD-ROMを使えません。どちらを選んだらいいのかは、値段だけではなくて必要な状況に応じて選ぶようにしましょう。
月額利用できるバリュー版も選べる
また、クリスタにはクリスタのアプリを買い切りするのではなく、月額利用できるバリュー版も選べます。バリュー版には「クリスタは値段が高い?バリュー版もおすすめ!」でお伝えするようなメリットもあります。クリスタは他のソフトと比較すると値段が高いと感じる場合には、バリュー版の利用も検討してみましょう。
iPad版は同じ種類でも値段が変わる
クリスタにはiPad版もあります。iPad版の購入方法では、クリスタのアプリを買い切りするという方法はありません。月額払いか年額払いでの利用方法のみの選択となります。尚、iPad版でもEXとPROで値段が変わります。また、同じ月額払いにしても、PC版とiPad版の同じ種類のクリスタでも値段が変わるので、その点には注意しましょう。
値段の一覧表
クリスタの種類と購入方法によって変わる値段の違いの一覧表です。
EX | PRO | |
ダウンロード版 | 23,000円 | 5,000円 |
バリュー版 | 月額500円 | 月額500円 |
パッケージ版 | 37,200円 | 9,200円 |
iPad版(月額) | 月額900円 | 月額480円 |
iPad版(年額) | 年額7,800円 | 年額2,800円 |
公式ガイドブックモデル | 37,800円 | 10,200円 |
クリスタの値段はどれを選ぶのがお得?
クリスタは、種類と購入方法によって値段がかなり変わってきます。漫画やアニメを製作するのであればEXで、イラストやアートワークに使うのであればPROを購入すれば大丈夫だという違いは理解できたでしょう。しかし、PROとEXの中でも、購入方法によって値段が変わるので、どの購入方法で購入したらお得なのか見ていきましょう。
PCならダウンロード版がお得
PC版はWindows版でもMac版でも値段は同じです。しかし、購入方法をダウンロード版かパッケージ版にするかで値段が変わるので悩む所です。お値段だけで見ればダウンロード版のほうがCD-ROMが付いてない分だけ安いのでお得です。
ただし、パッケージ版は、インターネットに接続していないPCにもインストールできるというメリットがあります。また、万が一PCがクラッシュした場合に、インストール用のCD-ROMが手元にあるのですぐにインストールできるというメリットもあります。
しかし、これらのメリットが必要ないのであれば、EX版は1万4,000円も、PROは4,800円もダウンロード版を購入したほうがお得です。
iPadなら年額払いがお得
年額払いと月額払いで選べるiPadの場合には、長く利用するつもりであれば年額払いを選択した方が得です。EXを月額980円で12か月利用すると、11,760円になります。一方でEXの年額版は7,800円で、差額は4,000円近くも変わります。
数ヶ月しか使わないことがわかっているのであれば、月額払いを選択してもいいですが、8ヶ月以上契約することがわかっているのであれば、年額払いにした方がお得です。
クリスタは値段が高い?バリュー版もおすすめ!
クリスタを購入したいけれども、値段が高くて手が出せない、という声もよく耳にします。iPad版であれば月額払いも選べますが、iPadを持っていない人の場合には、PCに接続したペンタブを使っている人も少なくありません。
ペンタブを利用する場合には、PC版を利用するのでどうしてもPROやEXを購入するのは値段が高いと躊躇してしまいます。そんな人にお勧めな購入方法がバリュー版を購入するという方法です。です。こちらでは、バリュー版は、ダウンロード版やパッケージ版を購入するのと何が変わるのかということについて見ていきましょう。
バリュー版のメリットとは?
バリュー版を購入することには、次のようなメリットがあります。
初期費用が必要ない
もしもあなたがクリスタのEXを購入したいと考えているのであれば、ダウンロード版でも23,000円という初期費用が必要になります。人によってはおいそれと出せる金額ではありません。バリュー版を使うと何が変わるのかというと、この初期費用が必要なくなるという点です。
クリスタのバリュー版はEXもPROも月額500円で利用することができます。買い切りのクリスタを購入できるお金を用意できなくても、月額500円なら問題なく用意できるという人は多いでしょう。初期費用を用意しなくても、クリスタを使い始めることができるという点は大きなメリットといえます。
必要な時だけクリスタを使える
また、いつもはクリスタを使っていないけれども、クリスタをいつも使っている人と一緒に作業をすることになって、一時的にクリスタが必要になる、という場合もあるでしょう。クリスタを使う期間が決まっているのに、パッケージ版やダウンロード版を購入するは躊躇してしまう、という場合にもバリュー版は便利です。
一時的にしか利用することが分かっていない場合には、バリュー版を使うことで、必要なときだけクリスタを使えるというのはとても便利な店だと言えるでしょう。
自動延長でその都度購入する手間が必要ない
クリスタの購入方法として、リーズナブルにクリスタを利用することができるということで便利な購入方法のバリュー版ですが、バリュー版は月額払いになっています。しかし、月をまたいで利用しなければいけないこともよくあるでしょう。
クリスタのバリュー版では、購入をやめる手続きをしなければ、自動で利用期間が延長されます。そのために、その都度購入する手間が必要ないという点はとても便利な点です。
クリスタを使うのなら値段は高くてもタブレットやペンタブも必要!
ここまでは、クリスタの値段が購入方法や種類によってどのように変わるのか、という事について詳しく見てきました。しかし、クリスタを使うときに値段が気になるのは、クリスタ自体の値段だけではありません。クリスタを使うのであれば、タブレットやペンタブが必要になり、そちらにもお金が必要です。
こちらでは、クリスタでイラストを描くときに必ず必要になる、タブレットやペンタブについて見ていきましょう。
マウスでは線が上手く描けない
クリスタでイラストを描くのに、タブレットやペンタブが必要になる理由というのは、マウスでは線がうまくかけないためです。PCでイラストを描くのに、マウスだけで鍵を書く人もいるのはいます。ちょっとしたお絵描き程度のであればマウスでも十分でしょう。
しかし、クリスタで描く絵はプロではなく素人が描く絵であっても、かなり本格的なものになります。個人の楽しみのためだけにクリスタを使う人は少ないのが現実です。同人やpixivのような場で発表するための漫画やイラストを描くためにクリスタを使っています。
発表できるレベルの絵を描くためには、マウスではどうしても上手に絵が描けません。タッチペンを使ってタブレットやペンタブで描く必要があります。また、クリスタだけではなくて、PC用のお絵描きソフトの多くが、マウスではなくてペンタブを使って利用することを想定して作られています。
そのために、マウスだけの操作では上手な絵を開くことができないので、タブレットやペンタブが必要となるのです。
iPadは最強
それでは、どんなタブレットやペンタブを使ったらいいのかということが大きな問題になります。まず、タブレットであれば、iPadが最強です。コスパを考えればWindowsタブレットもありますが、お絵描きに最適化されたWindowsタブレットは販売されていないのが現実です。
iPadであれば、筆圧によって線の太さが変えられる機能が付いているうえに、まるで紙の上に描いているかのような感覚でペンを滑らせることができるので、とても軽い使い心地でお絵かきができます。値段は他のタブレットと比べるととても高いのですが、iPadはお絵かき用としては最強のタブレットです。
ペンタブもおすすめ!
iPadを使わないのであれば、Windowsタブレットという選択肢もありますが、Windowsタブレットはお絵かきに最適化されているものがないので、あまりおすすめできません。Windowsタブレットを利用するのであれば、PCに接続してタッチペンで家を書くことができるペンタブをおすすめします。
ペンタブであれば、お絵かきをするために開発されたものなので、スケッチブックに描いているのと同じような使い心地でイラストを描くことができます。ペンタブには、液晶タブと板タブがあります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、この記事の最後に液晶タブとか板タブの違いについてどのように変わるのか見ていきましょう。
液晶タブのメリットとは?
液晶タブというのは、液晶画面が付いていて、その上に専用のタッチペンでお絵描きできるものです。PCの画面と別にもう一つの画面を表示して、液晶画面上にお絵かきできるのが液タブです。ペンを置くのと同じ位置で、実際に描いているものを確認できるので、イラストを描くときにはとても使いやすいのが液タブです。
ただし、液タブは値段が高価な点がデメリットです。10万円以上する液タブも珍しくありません。お金がない人はちょっと手が出せない値段です。
液タブを買う余裕がある場合には、おすすめなのは「Wacom Cintiq Pro 16」です。筆圧によって線の太さを変えられる機能や、ディスプレイの隅まで正確に描くことができる点などは、他の液タブにはない優れた点です。
板タブレットのメリットは?
液タブの方が使い勝手はいいのですが、どうしても高額になってしまうので手が出せない、という人も少なくありません。そのような人には板タブを使いましょう。板タブは値段が安くてリーズナブルです。ただし、ペンを置く画面上に液晶画面がついていないので、実際に描いているものはPCの画面上で確認することになります。
板タブのお薦めは「Wacom Intuos Small ベーシック」です。1万円を切る値段で、コンパクトなデザインで、持ち運びに便利な点がおすすめポイントです。もちろん、筆圧を感知する機能はしっかりとついています。
クリスタを選ぶときには値段も気を付けよう!
この記事ではクリスタの値段について詳しく見てきました。クリスタには機能が違う種類がいろいろとある上に、購入方法によっても値段が変わってきます。ぜひ、必要な機能が付いているクリスタを購入するとともに、値段もよりお得に買えるように、いろいろなパターンを検討して購入することをおすすめします。