2019年06月04日更新
iPhoneのApple PayにVISAカードが対応!できること・できないことを端末別に解説!
iPhoneで利用できる便利なApple PayがVISAにカードに対応したのを知っていますか?iPhoneのApple PayにVISAカードを登録しておくことで、財布がなくても簡単に支払い決済が可能です。便利なApple Payをマスターしましょう。
目次
Apple PayにVISAカードが対応?
iPhoneユーザーならぜひ利用したい非常に便利な機能「Apple Pay」ですが、VISAカードを登録して簡単にクレジット決済ができるのを知っていますか?本記事で冒頭の本章では、VISAカードをiPhoneのApple Payの登録に対応しているクレジットカード一覧や、国際ブランドのVISAカードの利用制限について詳しく解説していきます。
Apple Payを知らない人のために、Apple Payとはどういった機能なのかを簡単に説明します。Apple Payは、iPhoneデバイスにクレジットカードや「Suica」などのICカードを登録しておくことで、iPhoneを読み取り端末にかざすだけで簡単に決済ができる、iPhone専用のデバイス機能となります。
クレジットカードやICカードをiPhoneのApple Payに登録しておくことで、財布を持ち運ばなくても簡単決済が可能で、決済のキャッシュレス化が進む日本で非常に注目されているサービスです。
そんなApple Payですが、以前はVISAカードを登録することができませんでしたが、2019年6月現在一部機能制限があるものの、利用することが可能になりました。Apple PayにVISAカードを登録してできること、使えない機能は本記事中程の章で紹介しているので参考にしてください。
国際ブランドなどは機能が一部しか使えない
VISAカード以外にも国際的に利用できるクレジットカードブランドは多数あり、「MasterCard」「JCB」「American Express(アメリカンエクスプレスカード)」「Diners Club(ダイナーズクラブカード)」が日本では有名です。これらの国際ブランドのクレジットカードは、一部の機能をApple Payで利用することができません。
発行元によって機能の制限が違う
また、それぞれの国際ブランドクレジット・カードによって、Apple Payで利用できる機能が制限されるので、Apple Payにクレジット・カードを登録する場合は、どのような機能が利用できるかを事前に確認しておくことをおすすめします。
Apple Payに対応しているクレジットカード
Apple Payに対応しているクレジットカード一覧は下記のリストを参照してください。また、発行された国によってはApple Payで使えないクレジットカードがあるので注意が必要です。
Apple Payに対応しているクレジットカード一覧 | |||
---|---|---|---|
JCB | Oricoカード | 三菱UFJニコス | American Express カード |
クレディセゾン | ビューカード | エポスカード | au WALLETクレジットカード |
ジャックス | アプラス | 三井住友カード | TS CUBIC CARD |
イオンカード | dカード | ポケットカード | Softbankカード |
上記Apple Payに対応しているクレジット・カード一覧は一部のみ紹介しています。お持ちのクレジット・カードがApple Payに対応しているかは、クレジット・カード公式ホームページなどので確認してください。
VISAカードがApple Payでできること
本章では、VISAカードをApple Payに登録してできることを紹介していきます。これからiPhoneに買い替えをして、VISAカードをApple Payに登録したいと考えている人は参考にしてみてください。
店舗での決済
Apple PayにVISAカードを登録すれば、店舗で買い物した代金をApple Payで決済することができます。Apple PayでVISAカード決済すると、「QUICPay(クイックペイ)」「iD(アイディー)」で決済されます。これらの決済サービスはクレジットカードど連携・紐づけされVISAカードで決済がされるという仕組みになっています。
Apple PayにVISAカードが利用できなかった背景に、これらの決済サービスが普及されていなかったという背景があります。Apple Payが日本に導入された際に、VISA表記がなかった理由として、VISAカードの決済通信規格「FeliCa(フェリカ)」という独自規格を採用していたからとなります。
「FeliCa(フェリカ)」という独自規格は、「非接触型ICチップ」方式の内の1つの規格です。「FeliCa(フェリカ)」が利用されている主な電子マネーは「WAON」「Suica」などのが有名で、国際規格「NFC(TypeA/B)よりも処理速度が早いという特徴があります。
上記の理由から、引き続きApple PayのVISAカードでは制限されている機能があるので、次の章でVISAカードでApple Payができないことを確認しておく必要があります。
VISAカードがApple Payでできないこと
続いてiPhoneのApple PayにVISAカードを登録しても、使えない機能やサービスを紹介します。VISAカードをメインでApple Payに利用する前に、使えない機能を把握しておかなければ、後々面倒なので、しっかりとした認識を持っておくことをおすすめします。
オンライン決済
Apple PayにVISAカードを登録しても、Apple Payのオンライン決済は使えないので注意してください。例えばiTunesやApp Storeから有料の音楽コンテンツや有料アプリを購入する際に必要なTouch IDを使ったオンライン決済は、2019年6月現在に日本では使えないという状況になっています。
オンライン決済が使えない理由は前の章でも紹介した、決済規格が原因となります。その他のクレジットカードをApple Payに登録しておけば、クレジットカード取得の歳のオンライン決済が可能になるので参考にしてください。
またネットショッピングなどでオンライン決済する場合も、同じくVISAカードは使えないので注意してください。
Apple Payのチャージ
Apple PayにはSuicaを登録しておくことで、クレジットカードからチャージすることが可能ですが、VISAカードではApple Pay経由でSuicaなどのICカードへのチャージができないので注意が必要です。詳しい情報は下記の「JR東日本公式ページ」を参考にしてください。
VISAカードをApple Payに登録する方法
前の章ではApple PayにVISAカードを登録してオンライン決済などのできないことについて紹介してきました。これらの要素を踏まえて、VISAカードをiTunesのApple Payに登録したいという人は、本章で紹介するiPhoneのApple Pay登録方法を参考に、VISAカードを登録してみてください。
iPhoneのWalletにVISAカードを登録する
iPhoneの「Wallet」アプリを起動して、画面右上に表示されている「+」をタップし「続ける」を選択します。iPhoneにカメラが起動するので、枠内にクレジット・カードを映し出してください、読み込みが正常にされるとクレジット・カードが自動スキャンされます。
表示されるクレジットカード情報を確認して、問題がなければ「セキュリティ・コード」を入力し、利用条件を確認してから「同意する」をタップしてください。iPhone以外のiOSデバイスでもApple Payにクレジット・カードを登録することが可能です。下記のApple公式サポートページで手順が紹介されているので参考にしてみてください。
Apple PayでVISAカードを認証する
前の項目で紹介した手順が完了したら、最後にカードの認証を完了すればApple PayのWalletにVISAカードが登録されます。カードの認証方法はSNSで実行され、認証コードを入力すれば、登録完了です。
Apple PayにVISAカードを登録して店舗で利用してみよう
本記事ではApple PayにVISAカードを登録する方法や、利用できる機能について詳しく解説しました。Apple PayにVISAカードを登録してもオンライン決済機能が使えないというデメリットがありますが、カフェやレストラン、コンビニなどでの決済は可能です。
VISAカードをメインで利用している人は、本記事を参考にApple PayのWalletアプリに追加して利用してみてください。