Apple IDが変更できない原因と対処法!変更のデメリットと注意点も解説!
Apple IDを変更しようとして、変更できなかったことはありませんか。携帯会社を変更したときなどは、Apple IDを変更しなければいけません。本記事では、Apple IDが変更できない原因と対処法などを、詳しく解説していきます。
目次
- 1Apple IDを変更する方法とは?
- ・PassFab iPhone Unlockerを使って変更する方法
- ・Appleの公式サイトで変更する方法
- 2Apple IDが変更できない原因と対処法
- ・利用しているサービスからサインアウトしていない
- ・iPhoneを探すを無効にしていない
- ・新しいApple IDの入力が条件を満たしていない
- ・通信環境が不安定
- ・iOSが最新バージョンに更新されていない
- 3Apple IDのメールアドレスが変更できない!
- ・メールアドレスのみの変更はできない
- 4Apple IDをリセット・変更するデメリット
- ・新しいApple IDでの登録が必要
- 5Apple IDをリセット・変更する注意点
- ・注意点
- 6Apple IDが変更できない原因を探ろう!
Apple IDを変更する方法とは?
Appleのサービス(iTunes Store・App Storeなど)を利用するには、アカウント作成が必要になり、メールアドレスの登録をしなければいけません。そして、メールアドレスを登録すると、登録したメールアドレスが、Apple IDになります。
しかし、携帯会社やメールアドレスを変更する場合は、Apple IDを変更しなければいけません。そんなとき、Apple IDをうまく変更できず困ったことはありませんか。ここでは、Apple IDを変更できない原因と対処法を解説していきます。
まずはApple IDを変更するための2つの主要な方法について解説します。
PassFab iPhone Unlockerを使って変更する方法
Apple IDの変更が必要な場合には、PassFab iPhone Unlockerというツールを使うととても簡単に変更できます。有料のツールですが、パスワードを忘れてしまい、iPhoneに登録している前のApple IDの解除ができない場合にはとてもおすすめの方法です。こちらの動画を見るとわかりやすいでしょう。
PassFab iPhone Unlockerを使ったApple IDの解除方法なら、iPhoneを初期化する必要もないので、データを失うこともありません。
PassFab iPhone Unlockerを使ってApple IDを変更する方法は次のとおりです。
まずはこちらのページから「PassFab iPhone Unlocker」を購入してダウンロードします。ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックして実行するとインストールできます。
PassFab iPhone Unlockerのインストールが完了したら、起動します。「Apple IDを削除」をクリックします。
PassFab iPhone Unlockerの画面が変わったら、iPhoneをLightningケーブルでPCへ接続します。iPhoneに「このコンピューターを信頼しますか」と表示されたら「信頼」をタップします。
PassFab iPhone Unlockerの画面に接続したiPhoneの名前が表示されたら、Apple IDを削除するiPhoneか確認します。iPhoneの確認ができたら、「削除開始」をクリックします。
すると、iPhoneからApple IDが削除されます。同時に、「iPhoneを探す」がオフになります。また、Apple IDでサインインしていたiCloudからもサインアウトします。
完全にiPhoneからApple IDが削除されると、PassFab 4uKey(iphone unlocker)の画面に「Apple IDの削除に成功しました」と表示されます。その後、新しいApple IDでサインインしてみましょう。
Appleの公式サイトで変更する方法
Apple IDを変更する方法は、Appleの公式サイトから変更する方法もあります。Apple IDのパスワードが分かる場合にはこちらの方法がおすすめです。Appleの公式サイトで変更する方法は次のとおりです。
まずはAppleの全てのサービスから「サインアウト」してください。
サインアウトできたら、「Apple公式サイト」のサインインページを開きます。「Apple ID」と「パスワード」を入力してログインします。
認証コードがメールで届くので、「認証コード」を入力します。
「編集」を選択します。
アカウントの横にある、「Apple IDの変更」を選択します。
「新しいメールアドレス」を入力して、Apple IDを変更してください。変更後、確認メールが届くので、メールからリンク先にアクセスすれば、Apple IDの変更が完了します。変更するメールアドレスは、携帯アドレスではなく、GmailやYohooメールなどを入力することをオススメします。
なぜなら、携帯アドレスのように変更することがないためです。変更が完了したら、Appleのサービスである、「iTunes Store・App Store・iCloud・Face Time・iPhoneを探す・iMessage」にアクセスしてください。
Apple IDが変更できない原因と対処法
Apple IDが変更できないときには、変更できない原因があります。また原因ごとの対処法もあります。Apple IDが変更できない原因がわかっている場合の、原因の詳細と原因ごとの対処法について見ていきましょう。
利用しているサービスからサインアウトしていない
Appleのサービスは、iTunes Store・App Store・iCloud・Face Time・iPhoneを探す・iMessage・Apple Musicなどがありますが、各種サービスを利用する際は、ログインが必要です。
しかし、利用しているサービスからサインアウトしていないと、新規のApple IDでログインしようとしても、古いApple IDの入力を求められるなど、うまくログインすることができません。新規でApple IDを作成する際は、利用しているサービスからサインアウトしてください。
iTunes StoreとApp Storeからサインアウト
iTunes StoreとApp Storeからサインアウトする手順は、「設定」⇒「iTunes StoreとApp Store」を選択します。
画面一番上にある、「Apple ID」を選択します。
下のような画面が表示されるので、「サインアウト」を選択すれば、サインアウトできます。
iCloudからサインアウト
iCloudからサインアウトする手順は、「設定」⇒画面一番上にある「ユーザー名」を選択します。
画面一番下にある、「サインアウト」を選択すると、サインアウトできます。
Face Timeからサインアウト
Face Timeからサインアウトする手順は、「設定」⇒「Facetaime」を選択します。
「Apple ID」を選択すると、下のような画面が表示されるので、「サインアウト」を選択すると、サインアウトできます。
iMessageからサインアウト
iMessageからサインアウトする手順は、「設定」⇒「メッセージ」を選択します。
「送受信」を選択します。
「Apple ID」を選択すると、下のような画面が表示されるので、「サインアウト」を選択すると、サインアウトできます。
iPhoneを探すを無効にしていない
iPhoneを探すを無効にしないまま、Apple IDを変更してしまうと、iPhoneを探すを無効にできなくなってしまうことがあります。Apple IDを変更する場合は、iPhoneを探すを無効にしてから行う必要があります。iPhoneを探すを無効にする手順は、「設定」⇒画面一番上にある「ユーザー名」を選択します。
「iCloud」を選択します。
「iPhoneを探す」を選択します。
iPhoneを探すを「無効」にしてください。
新しいApple IDの入力が条件を満たしていない
Apple IDを登録するためには、いくつかの条件を満たしていないとうまく登録できず、Apple IDの変更ができないことがあります。登録における条件は、以下のようになっています。
- 登録するメールアドレス(Apple ID)のパスワードは、8文字以上にする
- 登録するメールアドレス(Apple ID)のパスワードは、英大文字・英小文字・数字をそれぞれ1つ以上使う
- 登録するメールアドレス(Apple ID)のパスワードは、同じ文字を連続で3回以上入力しない
- 登録するメールアドレス(Apple ID)のパスワードは、過去1年以内に使ったものは使えない
条件を満たしているかを確認して、登録するようにしてください。
通信環境が不安定
Apple IDを変更するときは、安定した通信環境が必要です。通信環境が不安定だと、変更作業がスムーズに進まない場合があります。通信環境を確認して、悪い場合は安定した環境にしてから、Apple IDを変更してください。
iOSが最新バージョンに更新されていない
iOSが最新バージョンに更新されていない場合、Apple IDが変更できないことがあります。iOSはバージョンアップをして、最新の状態にしておいてください。また、バージョンアップをする前には、大切なデータが消える可能性も考えられるので、必ずバックアップを取るようにしてください。バージョンアップの手順は、「設定」⇒「一般」を選択します。
「ソフトウェア・アップデート」を選択して、アップデートを行って下さい。アップデートには、時間がかかるので、安定した通信環境で行うようにしてください。
Apple IDのメールアドレスが変更できない!
Apple IDを取得していて、メールアドレスのみを変更しようと思っても、変更することができない場合があります。ここでは、Apple IDのメールアドレスを変更する場合の方法を解説していきます。
メールアドレスのみの変更はできない
Apple IDを作成するには、メールアドレスの登録が必要ですが、メールアドレスだけを変更しようと思っても、変更することはできません。なぜなら、Apple ID=メールアドレスになっているため、仕様上変更することができないのです。
Apple IDを新規作成する
Apple ID=メールアドレスになっていると、メールアドレスを変更することはできないのかというと、そうではありません。Apple IDを新規作成することで、メールアドレスを変更することができます。どうしても、メールアドレスを変更したい場合は、Apple IDを新規作成してください。
Apple IDをリセット・変更するデメリット
Apple IDをリセット・変更することで、デメリットも多少あります。Apple IDは、Appleのサービスに全て連携しています。よって、Apple IDを変更した場合は、デメリットとして登録し直す必要があります。
その作業が面倒に感じるかもしれませんが、Apple IDを変更するためには仕方ありません。変更することは簡単ですが、デメリットがあることを頭に入れておいてください。
また、先にも述べたように、Apple IDの変更を避けるためには、登録するメールアドレスは、GmailやYohooメールなどを登録するようにしてください。また、Apple IDとパスワードは必ずメモを取っておくようにすることをオススメします。
新しいApple IDでの登録が必要
Apple IDをリセット・変更したら、新しいApple IDで、Appleのサービスである、iTunes Store・App Store・iCloud・Face Time・iPhoneを探す・iMessageにサインインし直す必要があります。インストールしたアプリに関しても、再度インストールし直す必要があります。
Apple IDをリセット・変更する注意点
Apple IDが変更できない原因と対処法を解説しましたが、次は、Apple IDをリセット・変更する注意点を解説していきます。
注意点
リセットする際の注意点は、以下のようになっています。
- リセットする前に、Appleのサービスである、iTunes Store・App Store・iCloud・Face Time・iPhoneを探す・iMessageから全てログアウトする
- 変更することがないように、登録するメールアドレスは、GmailやYohooメールなどを登録する
- Appleのサービスである、iTunes Store・App Store・iCloud・Face Time・iPhoneを探す・iMessageに、新しいApple IDでログインする
Apple IDを変更するときは、デメリットや注意点を踏まえた上で行うようにしてください。
Apple IDが変更できない原因を探ろう!
今回は、Apple IDが変更できない原因と対処方法及び、変更のデメリットと注意点を解説しました。Appleサービスからサインアウトしていない・登録時の入力条件を満たしていない・通信環境・iOSのバージョンアップが、主な原因です。
変更できないときは、原因を1つずつ確認してください。また、注意点やデメリットもあることを充分理解した上で、変更するようにしてください。