2019年11月11日更新
【Android】留守電サービスは有料!無料の伝言メモを使う方法を解説!
Androidの留守電は、有料の契約会社の留守番電話サービスを使っていますか。留守番電話サービスと無料の伝言メモの違いを確認し、自分のライフスタイルに合う留守電を選びましょう。Androidの伝言メモは無料ですが、とても優秀な機能です。
目次
- 1Androidの留守電の設定・聞き方・再生方法・料金
- ・キャリアがau
- ・キャリアがdocomo
- ・キャリアがソフトバンク
- ・格安スマホ
- ・キャリア別の保存数と時間
- 2Androidの留守電ではなく無料の伝言メモが便利!
- ・留守番電話と伝言メモの違い
- ・伝言メモが使用できないのは
- ・伝言メモの録音時間
- ・通話料がかからない
- 3Androidの留守電を伝言メモで設定する方法
- ・伝言メモを設定する方法
- ・伝言メモを聞く方法
- 4Androidの留守電に伝言メモ機能がない場合
- ・伝言メモ機能がない機種
- ・伝言メモがない場合の代わりのサービスは?
- ・伝言メモは国内メーカー端末のみ
- 5Androidの留守電は有料!無料の伝言メモを活用しよう!
Androidの留守電の設定・聞き方・再生方法・料金
ガラケーからスマホに移行された方は多いのではないでしょうか。ガラケーの時は留守番電話サービスに契約するだけで特に難なく留守電の録音メッセージを聞くことが出来ていました。しかし、スマホになってからは自身のスマホのキャリアや格安スマホによって、留守電の設定方法が違います。
Androidの留守電の設定・聞き方・再生方法・料金をそれぞれ確認していきましょう。購入時に留守番電話サービスを申し込んだ場合は、すでに設定されていますのでサービスの停止やその他設定は自身のAndroidから行いましょう。
キャリアがau
Androidスマホのキャリアがauの場合、3Gやガラケーの「お留守番サービス」と、4GLTEの「お留守番サービスEX」、待ちうたや三者通話サービス、迷惑電話撃退サービスなどいろいろな機能がついている「電話きほんパック」「電話きほんパック(V)」と種類があります。
留守電の設定方法
キャリアがauのAndroidスマホの場合、設定方法は2種類あります。電話に出れないときに留守電になるように設定するには、留守電を設定したいAndroidスマホから「1413」に電話をかけましょう。これで留守番電話が設定されます。もう一種類は、電話に出れない時と通話中の時に留守電になるような設定です。
電話に出れない時と通話中の時に留守電にする場合は、同じように留守電を設定したいAndroidスマホから「1411」に電話をかけましょう。また、留守番電話のサービスを停止したい場合は、「1410」に電話をかけましょう。
再生方法
キャリアがauのAndroidスマホに留守番電話の録音がある場合は、SMSや着信履歴でお知らせがあります。メッセージを再生するには、留守電メッセージが録音されているAndroidスマホから電話アプリを起動させ、「1417」に発信しましょう。音声ガイダンスが流れ、録音されたメッセージを再生することが出来ます。
留守電メッセージを聞き終わり、削除してよさそうであればガイダンスが流れますのでダイヤルの「9」を押して削除しましょう。
料金
「お留守番サービス」は無料で使用することが出来ます。「お留守番サービスEX」「電話きほんパック」は月額300円、「電話きほんパック(V)」は月額400円で利用できます。
キャリアがdocomo
Androidスマホのキャリアがdocomoの場合は、留守電の設定方法や聞き方などはauとあまり違いはありませんが、留守番電話アプリがあります。
留守番電話アプリ
Androidスマホのキャリアがdocomoの場合、Android版の留守番電話アプリがあります。対応機種が限られているため、すべてのdocomoのAndroidユーザーが使えるわけではないですが、留守番電話サービスとspモードを契約することによって対応機種であれば、「ドコモ留守電アプリ」をインストールすることが出来ます。
留守番電話にメッセージが録音されると、ホーム画面に通知され、アプリから留守電メッセージの再生・削除を行うことが出来ます。
留守電の設定方法
Androidスマホのキャリアがdocomoで留守番電話アプリがない場合は、留守番電話を設定したいAndroidスマホから「1411」に電話をかけましょう。留守番電話のサービスを停止したい場合は、「1410」に電話をかけましょう。また、docomoのAndroidスマホの場合は、ホーム画面から設定していくことも可能です。
ホーム画面の「通話アプリ」を起動させます。画面右上の3つの黒点マークをタップし、「通話設定」を選択しましょう。
「ネットワークサービス」をタップしましょう。
次に、「留守番電話サービス」をタップしましょう。
「留守番電話サービス開始」をタップし、確認画面が出ましたら「OK」をタップし、留守番電話を設定しましょう。
また、サービス停止する場合は、「留守番電話サービス」内の「留守番電話サービス停止」をタップし、確認画面が出ましたら「OK」をタップしましょう。
再生方法
留守番電話アプリがない場合は、電話アプリを起動させ、「1417」に電話をかけましょう。留守電メッセージの確認と留守電メッセージの再生を行うことが出来ます。
料金
docomoの留守番電話サービスは月額300円の有料です。
キャリアがソフトバンク
Androidスマホのキャリアがソフトバンクの場合は、無料の「留守番電話」サービスと有料の「留守番電話プラス」があります。スマホの料金プランがスマ放題の場合は、「スマートフォン基本パック」または「留守番電話プラス」に加入する必要があります。
留守電の設定方法
キャリアがソフトバンクのAndroidスマホの場合、設定方法は2種類あります。呼び出し音がなっても電話に出れないときに留守番電話に設定するには、設定したいAndroidスマホから「1406」に電話をかけましょう。ガイダンスに沿って設定を行い、設定したい機能を選びましょう。ダイアルキーで「431♯」を入力しましょう。
これで呼び出し時間20秒で留守番電話になるように設定が完了しました。もう一種類は、呼び出し音が鳴らずに、すぐに留守番電話になる設定です。同じように「1406」に電話をかけ、ガイダンスに従い、「432♯」を入力しましょう。サービス停止する場合は「1406」に電話をかけ、ガイダンスに従い「400♯」を入力しましょう。
再生方法
電話アプリを起動させ、「1416」に電話をかけましょう。ガイダンスが流れると自動的に新しい順に留守電メッセージを再生できます。メッセージ後、ダイヤルキーの「7」を押すと留守電メッセージを削除できます。
料金
30件を72時間預かってくれる「留守番電話」サービスは無料で使えます。伝言を100件まで一週間預かってくれる「留守番電話プラス」は月額300円です。
格安スマホ
格安スマホでもキャリアのスマホと同じように留守電の設定を行います。例えば、UQモバイルのnanoSIM/microSIMでは、留守電が2種類あり、無応答時と通話中に留守電に設定する場合は「1411」に電話をかけ、通話中にかかってきた電話は留守電に設定しない場合は「1413」に電話をかけましょう。また、留守電の停止は「1410」に電話をかけましょう。
UQモバイルは月額380円です。
キャリア別の保存数と時間
各キャリアによって留守電のメッセージの保存数と保存期間がそれぞれ違いますので注意しましょう。
保存数 | 時間 | |
au(お留守番サービス)(無料) | 3分×20件 | 48時間 |
docomo(留守番電話サービス)(月額300円) | 3分×20件 | 72時間 |
ソフトバンク(留守番電話)(無料) | 3分×30件 | 72時間 |
UQモバイル(留守番電話サービス)(月額380円) | 3分×99件 | 一週間 |
Androidの留守電ではなく無料の伝言メモが便利!
Androidの留守電では、各契約会社によっては有料であり、留守電のプランも様々です。できることなら料金は安く済ませたいが、留守電はないと困るという方は無料の伝言メモを利用しましょう。
留守番電話と伝言メモの違い
契約会社や機種によっても異なりますが、留守番電話はスマホの電源が入っていなかったり、圏外であったり、通話中でも留守電メッセージを録音することが出来ます。また、Androidの留守番電話は有料であったり、録音された留守電メッセージを再生するために電話をかけるため通話料がかかります。伝言メモは電源が入っているときのみ留守電メッセージを録音できます。
通話中は留守電メッセージを録音することはできません。伝言メモは無料で使用でき、スマホ内にメッセージを残すのでメッセージ再生時には通話料はかかりません。
伝言メモが使用できないのは
格安スマホのAndroidですと、伝言メモ機能が搭載されていないものもあります。その場合は、無料で使える留守電アプリもありますので、使い勝手は違いますがそちらを試してみてください。
伝言メモの録音時間
伝言メモのメッセージ録音時間は、60秒以内です。
通話料がかからない
伝言メモは留守電と違い、Androidスマホの中に保存されるのでメッセージ再生時には通話料はかかりません。Androidに容量さえ残っていれば保存することが出来ます。よって、保存期間もありません。再生時に通信をすることもありませんので、圏外であっても留守電メッセージを再生することが出来ます。
Androidの留守電を伝言メモで設定する方法
では実際にAndroidに伝言メモの設定を行いましょう。無料の伝言メモを設定することで有料の留守電を使うより節約を行っていきましょう。
伝言メモを設定する方法
Androidのホーム画面から「電話アプリ」を起動させましょう。電話アプリが起動しましたら、右上の3つの黒点マークをタップし、「設定」を押しましょう。
「音声・伝言メモ」を選択しましょう。
「応答メッセージ設定」を選択し、「応答時間設定」で呼び出し時間を設定しましょう。設定が終わりましたら、「伝言メモ設定」をタップし、「ON」をタップしましょう。
伝言メモを聞く方法
Androidの伝言メモにメッセージが残されると、通知が来ます。その通知をタップし、伝言メモを再生することが可能です。通知から伝言メモを再生せずに通知を消してしまった場合は、Androidのホーム画面から「電話アプリ」を起動させましょう。電話アプリが起動しましたら、右上の3つの黒点マークをタップし、「設定」を押しましょう。
「音声・伝言メモ」を選択しましょう。
「伝言メモリスト」をタップすると、保存されているすべての伝言メモリストの再生、削除、保護/解除を行うことが出来ます。
Androidの留守電に伝言メモ機能がない場合
Androidの留守電に伝言メモ機能がついているものがほとんどですが、まれに伝言メモ機能のついていないものもあります。
伝言メモ機能がない機種
NifMoやDMM mobileなどは留守電に一般的な伝言メモ機能が付いていません。伝言メモ機能がないSIMフリースマホは伝言メモでメッセージを受け取ることが出来ません。
伝言メモがない場合の代わりのサービスは?
伝言メモ機能がないSIMフリースマホの、「伝言メモ」非対応機種の場合は、キャリアの留守番電話サービスやスマート留守電を使いましょう。
キャリアの留守番電話サービス(有料)
自分の留守電を設定したいAndroidスマホの契約会社の留守番電話サービスを利用しましょう。有料オプションになり、Android端末上で操作が出来ていた伝言メモと比べると手間と時間がかかり不便に感じることもありますが、留守電が必要な方はキャリアの留守番電話サービスを利用しましょう。
スマート留守電(有料)
「スマート留守電」という、ソースネクストが提供するアプリを利用してみましょう。利用料金はAndroid版が月額310円で、mineo、BIGLOBEモバイル、楽天モバイルなどでも提供されており、MVNOでは月額290円で利用が可能です。スマート留守電とは、留守電に録音されたメッセージをテキスト化し、文字で受け取れるサービスです。
メッセージは、メール、LINE、Facebookで受け取ることが出来ます。正しくメッセージがテキスト化せず、よくわからない文章になることもありますが、録音されたメッセージを音声で聞くこともできますので心配はいりません。
伝言メモは国内メーカー端末のみ
Androidの留守電に伝言メモ機能がない場合は、キャリアの留守番電話サービスやスマート留守電を利用することになります。しかし、キャリアの留守番電話サービスもスマート留守電も有料であり、設定やメッセージの再生に電話をかけなければならなかったり、初期設定が少し面倒だったりします。できることなら、無料の伝言メモを利用したいものです。
伝言メモに対応しているのAndroidは国内メーカー端末のみです。最近では海外メーカーもたくさん店頭に並んでいますが、伝言メモや防水などを備えている国内メーカーは便利に使えるでしょう。
Androidの留守電は有料!無料の伝言メモを活用しよう!
Androidの留守電は、設定や再生に電話をかけなければならないという手間や有料であるというデメリットがあります。Androidの電源をOFFにする機会が多かったり、圏外になりやすい場所に行くことが多かったり、通話中にかかってきた電話を留守電につなげたいという方や、
伝言メモ非対応の機種をお持ちの方は有料のAndroidの留守電やスマート留守電を契約された方がいいでしょう。
伝言メモはAndroidの電源が入っている状態の時だけメッセージを録音できますが、Androidスマホ内に留守電メッセージが保存されるので、留守電メッセージの再生は圏外でも可能です。Androidの容量さえあれば、無料で利用できる伝言メモを活用しましょう。