2019年11月11日更新
【Android】重い・遅い原因と対処法12選!メモリ不足を解消する方法は?
Androidのスマホを使用している方には必見の特集です。Androidを操作する中で動きが遅い、重いと感じた際の原因と対処法をご紹介していきます。動作が重い状態のAndroidから解放されて快適なスマホライフを楽しんでください。
目次
- 1Androidスマホが重くて動きが遅い
- 2【Androidが重い・遅い】メモリ容量不足の原因と対処法1〜11
- ・1.まずはAndroidスマホを再起動してメモリ不足を解消する
- ・2.バックグランドで起動しているアプリを終了する
- ・3.Androidのウィジェットを終了させる
- ・4.動く壁紙(ライブ壁紙)機能を停止させる
- ・5.Androidのキャッシュを削除してメモリ不足を解消させる
- ・6.Androidにインストール済みのアプリをアップデートする
- ・7.Android OSのアップデートを実行する
- ・8.不要なアプリを削除してメモリ不足を解消する
- ・9.不要なデータファイルを削除・移行してメモリ不足を解消する
- ・10.外部アプリの【Androidメモリ解放アプリ】を利用する
- ・11.ウイルス対策ソフトで有害なアプリがないか確認する
- 3【Androidが重い・遅い】対処法でも効果がなければスマホの買い替えの必要も
- 4Androidが重い・遅い場合は早めに対処法を実行して解消しよう!
Androidスマホが重くて動きが遅い
普段Androidの端末をお使いの方で、たまに動作が不安定になるなど操作も重くストレスを感じている方もいらっしゃるでしょう。しかし、故障などと決めつけずに適切な対処法で行えばその遅い動作からも解放される可能性も低くはありません。Androidの動作が遅いということで悩んでいる方は、これから紹介する対処法を参考にして悩みを解決してください。
基本的に、PCやスマホを含め、最後まで完璧に動作する端末はありません。なにかの原因で不具合を起こすことも十分に考えられます。端末のコンディションを把握するには良い機会にもなりますので、対処法を身につけてください。それでは、以下に原因と対処法を詳しく紹介します。多くの対処法がありますので、参考にしてください。
【Androidが重い・遅い】メモリ容量不足の原因と対処法1〜11
Androidが重い・動作が遅い際の原因として一番考えられるのが、「メモリ容量不足」です。このメモリ容量不足は、様々な原因から発生します。Androidでのメモリ容量不足や不具合を発生させる根本的な原因と、対処法を詳しく見ていきます。基本的には、対処法は簡単な手順で行えるものがほとんどですので、初心者の方も安心して行えます。
1.まずはAndroidスマホを再起動してメモリ不足を解消する
それでは、1つ目の対処法から見ていきます。メモリ容量不足は一時的に発生する場合がほとんどです。慢性的なメモリ容量不足でない限り、Android端末を再起動することで解消できます。ただし、再起動によるメモリ容量不足の解消も一時的なものですので、アプリを同じように使用していく中で、再び動作が遅い状態になってしまいます。
また、Android端末を再起動する際には、その前に作成していた文書やデータ等をしっかりと保存してください。再起動の際にメモリ容量不足の原因と重なり、データが保存できずにアプリがクラッシュしてしまう恐れもあります。動作が遅い状態でも確実に保存はできますので焦らずに進めてください。念のため再起動後、データを再びチェックしてください。
2.バックグランドで起動しているアプリを終了する
Android端末を再起動まではいかずとも、アプリを多く起動している場合は動作が遅い状態になりやすいので注意が必要です。この場合は、バックグラウンドで起動しているアプリを閉じる必要があります。あまり多くのアプリを起動させていると、突然端末が再起動するなどの不自然な動作をする場合があります。その前に対処をしてください。
バックグラウンドで動作しているアプリを終了させるには、まずスマホの右下にあるタスクボタンをタップしてください。すると現在起動されているアプリが一覧で表示されます。「すべて削除」タップすることで一気にアプリを終了させられます。アプリは、通信のために知らないうちに起動されている場合がありますので、こまめにチェックしてください。
ただし、タスクボタンは右下に限らない場合もありますので、端末によって場所を確認しておく必要があります。Xperiaの端末をお使いの場合は右下に設置されている場合がほとんどです。その他のAndroid端末をお使いの方は、異なる場合があります。
3.Androidのウィジェットを終了させる
Androidの動作を遅い状態にしている原因として、ウィジェットの多用も考えられます。ウィジェットは、Android特有の機能で、ホーム画面上に便利なショートカット機能を追加することができる仕組みです。時計や検索枠など様々なものを配置して使用している方が多いはずですが、これらもメモリ容量不足に大きく影響することになります。
Androidのウィジェットの配置は極力少なくし、必要最低限に抑えることでスムーズな動作が実現できます。とりあえず配置しておく程度の使い方であれば、メモリが無駄に使用されてしまいますので、削除するように心がけてください。ウィジェット上で長押しタップすることで簡単に削除することができますので、必要に応じて整理してください。
4.動く壁紙(ライブ壁紙)機能を停止させる
Androidの壁紙を動く壁紙に設定している方は、これが原因で重くなっている可能性があります。一見ただの壁紙にようですが、動くという動作をAndroid側で行わねばならないため、普通の壁紙に比べて、より多くメモリを使用しています。クオリティが高ければ高いほど容量が必要になりますので、設定の際には気をつけてください。
そのため動く壁紙をより軽い壁紙に変えることで動作が軽くなります。ホーム画面の空いている箇所を長押しして表示されるメニューの中から「壁紙」をタップしてください。そしてお好きな壁紙に変更します。動かないものであれば、確実にメモリを節約できます。この方法でメモリ容量を削減するには、動かない画像を選択してください。
自分では設定していなくとも、アプリなどの着せ替え機能で、動く壁紙に設定されている場合もあります。壁紙を変えるだけでは違和感が生じる場合、端末画面で統一感を持たせるために、アプリの着せ替え機能を利用して、動かない壁紙を選択してください。
5.Androidのキャッシュを削除してメモリ不足を解消させる
動作が重くなる理由としては、Androidのキャッシュが多くたまってしまっていることも原因として考えられます。この場合は、キャッシュを削除することでメモリ不足を解消することができます。キャッシュというのは、アプリを次回起動しやすいようにあらかじめ読み込んでおくデータです。便利な機能ですが、たまりすぎると動作が重い状態になります。
キャッシュはアプリごとに使用量が異なります。少量のキャッシュを削除してもなかなか動作不良の解消にはつながりません。アルバムの写真を読み取るためのキャッシュが非常に容量をとっている場合が多いものの、これを削除してもカメラ撮影後に再び画像を表示すると、アルバムのキャッシュは元に戻ってしまうため、一時的な解消にしかなりません。
使用する頻度の低いアプリでメモリを多くキャッシュに使っているものから優先的に削除していくことをおすすめします。キャッシュは定期的にたまってきますので、こまめにチェックして、メモリを解放してください。
6.Androidにインストール済みのアプリをアップデートする
Androidにすでにインストールされている、アプリ自体のメモリ使用量が非常に大きいことも、原因として考えられます。メモリを大量に使用し動作が重いアプリは、アップデートされるうちに使用量が改善されることもあります。基本的にアプリは最新の状態に保ったまま使用していくことが効果的です。極端に古いアプリは、動作不良の原因になりがちです。
アプリのアップデートを自動的に行われないように設定している方は、まずご自身でGoogle Playストアにアクセスしてください。トップ画面の左上にある「≡」アイコンをタップしてメニューを表示させてください。この中から「マイアプリ&ゲーム」をタップします。更新が必要であれば、そのアプリが表示されます。アプリは個別でも一括でも更新可能です。
7.Android OSのアップデートを実行する
AndroidのOS自体が原因となることもあります。OS自体のメモリ使用量が大きい場合は、極端に使用可能なメモリが制限されてしまいます。Android OSは、新しくなるごとに進化していますので、アップデートすればAndroid端末の動作も重い状態から解消される可能性もあります。OSが軽くなれば、アプリなどの動作も安定していきます。
Android OSのアップデートをするには、お使いの端末の「設定」をタップし、「システム」から、「端末情報」をタップしてください。この中に「ソフトウェアアップデート」の項目がありますので、こちらからOSのアップデートを行ってください。ただし、最新の状態であればアップデートをする必要はありません。
また、端末が最新のOSでないにもかかわらずアップデートが不可能な場合があります。この場合はお使いのAndroid端末が新しいOSをサポートしていないということになります。最新のOSを使うためには、そのOSを搭載した新端末か、それをサポートする機種を使用する必要があります。メモリを削除するだけの目的であれば別の方法を試すべきです。
8.不要なアプリを削除してメモリ不足を解消する
Androidにインストールされているアプリで不要なものがあれば積極的に削除していくことで、メモリを削減できます。いつか使うと思って残しているアプリで意外に容量がかかるものがあった場合、また使う時になったらインストールすればいいくらいの気持ちで削除してください。端末内もスッキリし、動作も軽くなります。
課金してインストールしたアプリでも、再インストールは可能ですので使わなければ一度アンインストールしてください。ただし再インストールの際は、購入した時と同じGoogleアカウントでインストールする必要がありますので注意してください。アンインストールは、ほとんどの場合、アプリのアイコンの長押しで行えます。
9.不要なデータファイルを削除・移行してメモリ不足を解消する
メモリを消費しているのは、アプリやOSだけではありません。お使いのAndroid端末にダウンロードしたデータファイルも積み重なるとメモリ不足を招きます。データファイルの管理アプリである「エクスプローラー」系のアプリで確認するようにしてください。動画や写真などで不要になったものをチェックし、削除するのも効果的です。
エクスプローラー系のアプリは、多くの場合端末にプリインストールされています。アプリの名称や形式は異なりますが、削除などを行えるものであれば大丈夫です。また、削除したくないデータは、micro SDなどの外部ストレージに移動しておくことをお勧めします。外部ストレージでの容量は、端末に影響しないので動作の安定へとつながります。
micro SDの用意が無い場合は、クラウドストレージを使うことで対応が可能です。DropboxやGoogleドライブなどのアプリは、インターネットのストレージ上にデータを保管できます。こちらも容量に制限がありますが、一時的にファイルを移動させるなどの場合に非常に役立ちます。これらのアカウントだけでも取得しておくと便利です。
10.外部アプリの【Androidメモリ解放アプリ】を利用する
Android端末内メモリを解放するためには、個別にアプリのキャッシュなどを確認していく必要がありますが、アプリやデータ数が大量であればこれが結構な手間になってしまいます。その手間を解決してくれるのが、メモリ解放のAndroidアプリです。無料でインストールして使えるものが多いので気軽に導入できます。
「Power Clean」や「Clean Master」など人気のお掃除アプリがあります。これらをGoogle Playストアから、インストールして使うのがおすすめです。お掃除アプリの中には、キャッシュや不要データを一括で削除してくれる機能だけでなく、起動中のタスクを終了させたり、アプリを強制停止させたりする機能も搭載されていることが多く、便利です。
11.ウイルス対策ソフトで有害なアプリがないか確認する
また、セキュリティ面にも気を配ることが大切です。Google Playストアには無料で利用できるアプリが大量にありますが、中には悪質なアプリも存在します。データ容量を非常に多く占領し、動作不良の原因となってしまえば無料アプリでも無駄にメモリを使用させることになります。ウイルス対策ソフトを使用して、一括で端末内を検索すべきです。
悪質だと感じるアプリがあれば、積極的にそのアプリのレビューを確認してください。少しでも怪しいと感じるアプリの使用は控え、同じ役割を果たしてくれる互換アプリを探してください。ストアには大量にアプリがありますので、軽い容量で同じ機能をするアプリを見つけることは難しくありません。アプリの内容を良く調べた上で使用してください。
【Androidが重い・遅い】対処法でも効果がなければスマホの買い替えの必要も
ここまで11項目の原因と対処法を紹介してきました。基本的には端末内のアプリ、データ、OSに起因するものばかりです。まずは再起動してみて、それでも不具合を感じるようであればその他の手段をお試しください。それらの対処法でも解決できない場合は、スマホ自体が原因のトラブルを起こしている可能性があります。スマホの買い替えも検討しましょう。
Androidが重い・遅い場合は早めに対処法を実行して解消しよう!
Androidの動作が不安定なときには、是非こちらで紹介した対処を行ってください。メモリ不足の解消は一時的なものであることが多いので、根本的解決にはメモリを占有しているデータを削除する必要があります。是非この機会に、急なシャットダウンなどに見舞われる前に、記事を参考に対処法を実行してメモリ不足を解消してください。