Windowsを使うとき、キーボード以外にマウス等のデバイスは必須のアイテムですが、マウスを使わずともキーボードだけを使って出来る操作があります。Windowsで、ショートカットキーを使って作業を効率よくスマートに行う方法を調べてみました。
お使いのパソコンがWindowsパソコンであれば、キーボードにはかなりの確率でWindowsキーが搭載されていることでしょう。少し古いキーボードや、コンパクトなキーボードだと搭載されていない場合もありますが、あるととても便利なボタンです。Windows マシンで、かつWindows10をお使いなら、ボタンがあるかを確認しておいた方が良いでしょう。
名称通り、Windowsで使われるキーですので、Mac等のキーボードにはありません。
大抵のWindowsマシンのキーボードでは、スペースキーの左側、Ctrlキー(Fnキー)とAltキーの間に、Windowsのロゴマークのような模様が描かれたキーがあるかと思います。これがWindowsキーです。
このキー単体ですとWindowsのスタートメニューの表示のオン/オフが出来ます。しかし、Windowsキーの機能はそれだけではありません。他のキーと組み合わせて使うことにより、数々のショートカットキーとして機能するのです。
Windows10になってから強化された機能に仮想デスクトップがあります。仮想デスクトップとは、複数のデスクトップを瞬時に切り替え、1台のパソコンであたかも幾つものパソコンを同時に使っているような環境を作り出すこと。Windowsで複数の作業を並行して行うときに便利です。Windowsのマルチタスク機能をさらに強化したのが仮想デスクトップです。全く別のデスクトップが使えますので、似たようなソフトをたくさん開くより、とても判りやすくなります。
Windowsキー+Ctrlキー+”D"で仮想デスクトップを作成したり、Windowsキー+Ctrlキー+”F4"キーで逆に終了したり、Windowsキー+Tabキーで画面を切り替えるなど、仮想デスクトップ関係のショートカットにはWindowsキーが必須となります。また、当然ながらWindows10でしかこれら機能は使えません。
ビジネスと趣味を同時に使ったり、同時に複数の案件を処理したり、Windows10で作業をするときには是非覚えておきたい使い方です。
マウスでは、直感的にポインタを移動するには便利ですが、離れたボタンを押すときなど、いちいち動かすのに手間がかかります。
また、小さなボタンを押すときに押し間違えたり、Windowsマシンでは右クリックをした場合、ポインタの位置によってはメニュー画面の場所が変わったりと、画面を注視しないと使えない場合がほとんどです。Windowsの場合、スタートボタンを押したり、ソフトの終了ボタンなど、場所が判っている場合でも、やはりマウスでは眼で見て動かす必要があります。
それに対し、ショートカットキーであれば、すぐにキーを押すことが出来ますし、場合によっては手元を見ずに操作することも可能です。覚える手間がかかるとはいえ、その条件さえ越えてしまえば、快適な操作環境が手に入ります。
Windowsのバージョンによって、場合によってはメーカーによってもショートカットキーは操作が違う場合もありますが、統一されたキー操作もありますので、自身で必要と思われる操作は覚えておいた方が良いでしょう。
Windowsの場合、よく使うアプリケーションをタスクバーにピン留めし、マウスでクリックして起動する使い方はとても便利です。
この起動時にWindowsキーと数字キー(”1”~”0”)を押すことにより、そのアプリが起動します。数字の1から順にタスクバーの左端からの並びに対応しています。10番目(Windowsキー+”0”)までのソフトがショートカットキーで起動できます。
また、ソフトの切り替えはAltキー+Tabキーがよく使われますが、Windowsキー+Tabキーでも切り替えが出来ます。こちらならキーから指を放してもアプリの一覧が並びますので、見易く使えます。
なお、Winodws+Tabキーでは仮想デスクトップ間の移動も出来ますし、ソフトを別の仮想デスクトップにも移動できます。Windws10の便利な機能です。
パソコンから離れるとき、安全面からもすぐにロックをかけるときに便利なのがWindowsキー+”L”キーです。この方法は、ユーザーの切り替えにも使用できます。
また、使用中のウィンドウを最大化するときはWindowsキー+”↑”キーを、最小化するときはWindows キー+”↓”キーを押すと瞬時に切り替わります。他にも、Windowsキーと”E”キーでマイコンピューターの画面を表示する事も出来ます。
他にも
Windowsキー+”→”もしくはWindows+”←”のキーを押すことで、選択しているファイルを画面の右半分または左半分に寄せます。と同時に、ファイルの反対側にその他の待機しているソフトのウィンドウが表示されます。ですから、アプリを切り替えたり、並べたりするときに役に立つでしょう。
Windowsキーを使わないショートカットキーは長年使われているだけ合って、たくさんあります。特にCtrlキーを使ってのショートカットキーは数多くあります。一例を挙げると
Micorosoft OfficeはWindows版が最初に作られただけあり、Windowsマシンとの相性は良いようです。それぞれのソフト毎にも独自のショートカットがあります。仕事上で使う機会が多いソフトだけに、共通のショートカットだけで無く、専用のショートカットも覚えると仕事が一気に効率よく進められます。
種類が多いですから、ネットで是非とも調べてください。
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