Twitterで「このアカウントは一時的に制限されています」と表示されるときの原因や解除方法を解説します。自分のTwitterアカウントで「このアカウントは一時的に制限されています」と表示されるときは、過激な操作を行っていないかよく確認しましょう。
Twitterを長年利用している人は、他人のTwitterアカウントを表示したときに「このアカウントは一時的に制限されています」と注意表示された経験が一度や二度はあるのではないでしょうか?
今回は「このアカウントは一時的に制限されています」と注意表示されるときの原因と対処法について解説します。
他人のTwitterアカウントを閲覧しようとして「このアカウントは一時的に制限されています」と表示される場合、その原因は相手側のTwitterアカウントにあります。
前述の通り、他人のTwitterアカウントを閲覧しようとして「このアカウントは一時的に制限されています」と表示される場合、その原因は相手側のTwitterアカウントにありますが、相手側のTwitterアカウントがこのように注意表示される原因は2つあります。
1つは「不審な操作が行われた」と判断されたとき、もう1つは「ルール違反がある」と判断されたときです。
相手側のTwitterアカウントに「このアカウントは一時的に制限されています」と表示される場合は、その表示の下方に「表示してもよろしいですか?」と合わせて表示があり、さらに「プロフィールを表示する」というリンクが貼られています。
この「プロフィールを表示する」のリンクをクリックすると、相手のTwitterアカウントのプロフィール・過去ツイートなどを閲覧できます。ただし、閲覧できるのはそのTwitterアカウントのフォローワーのみです。
自分のTwitterアカウント上で「不審な操作が行われた」と判断されて「このアカウントは一時的に制限されています」と表示されている場合は、「このアカウントは一時的に制限されています」の表示と合わせて「不審な操作が確認されているアカウントです」という文言が表示されます。
Twitterの管理側が判断する「不審な操作」とは、「フォロー・リツイート・引用リツイート・いいね・ブロック」における通常操作には見られない過激・異常な操作を指します。Twitterの管理側がこれらの項目で非常識な操作を感知すると、そのTwitterアカウントは一時的に機能制限をかけられます。
「フォロー」の項目で不審な操作があると判断される場合は、フォローに関する設定で短時間に大量の変動が認められたときです。この「大量の変動」というのは10~20人程度の変動は含まれません。少なくても40~50人以上とみていいでしょう。
正確な数字は公表されていないので一概にはいえませんが、Twitterに夢中になってたくさんのアカウントをフォローしたという程度で、このようなお咎めを受ける可能性は低いはずです。
では、40~50人以上のアカウントを一度にフォローする場合というのはどういった状況なのでしょうか。これはボットなどの自動ツールを使ってフォローワーを増やすために大量フォローを行った可能性が高いでしょう。
近年は様々なSNSが登場しているので下火になっているようですが、TwitterがSNSの中でも最も注目を浴びていた数年前は、自動ツールを使った大量フォローを行ってフォローワー数を短時間で激増させてアカウントを育てるといった過激な手法が一部でもてはやされた時期がありました。
下火になったとはいえ、今でもそうした手法は形を変えて試されているのではないでしょうか。そうした状況に対して発せられる注意勧告がこのパターンです。
短時間で大量にツイートした場合も、同じく「不審な操作」の注意勧告を受けます。短時間で大量にツイートするという手法と目的も、前述の大量フォローと同じです。
自動ツールを使うと、ツイートの文言だけでなく、ツイートする時間もしくはリピートツイートする時間間隔を設定できるので、一度設定してしまえば、止めない限り永遠と大量のツイートがTwitter上に投稿され続けます。
短時間で大量にアカウントをブロック・リムーブ(フォロー解除)した場合も、同じく「不審な操作」の注意勧告を受けます。短時間で大量にアカウントをブロック・リムーブ(フォロー解除)する手法についても自動ツールを利用している場合が多いと推測されます。
この場合の目的は、一度無作為にフォローを続けて、フォロー・フォローワーの数だけは増やしたけれど、フォローしたアカウント・フォローワーのアカウントを改めて見直すと自分の意向に合わないアカウントが多いため、それらのアカウントを整理するために、自動ツールを使って大量ブロック・リムーブ(フォロー解除)を行っていると推測されます。
いずれにしても異常な操作と言え、Twitter運営側のサーバーに想定外の負荷がかかるため、この様な行為は取り締まりの対象になります。
自分のTwitterアカウント上で「ルール違反がある」と判断されて「このアカウントは一時的に制限されています」と表示されている場合は、「このアカウントは一時的に制限されています」の表示と合わせて「Twitterルールに違反している可能性があるアカウントです」という文言が表示されます。
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