Androidのスマホでは、一部の機種を除いてSDカードを差し込むことができます。今回はSDカードを使えるスマホについて特集していきます。Androidのスマホに使用するSDカードの選び方のポイントも併せて解説していきます。
Androidでは、Google Pixelの機種を除いてほとんどのスマホでSDカードを使用することができます。スマホに使用できるのはmicro SDというタイプのSDカードになります。これを端末のスロットに挿入することで追加ストレージとして保存領域を拡張させることが可能です。それでは、SDカードをAndroidスマホに取り付けましょう。
SDカードをAndroidに挿入することから始めます。SDカードのスロットは同じAndroidのスマホでも、機種のメーカー、バージョンによって大きく異なっています。例えば、SonyのXperia XZは、挿入口がSIMカードと一体化されているなど、SDカード挿入によって再起動を求められる場合もあります。また、単体でのスロットはそのまま差し込みます。
SDカードがAndroidスマホに挿入できましたら、殆どのスマホでは、自動的に認識作業に入ります。ここでSDカードを設定しておきましょう。Androidでは、一部のOSバージョンで、SDカードを内部ストレージとして使うか、外部ストレージとして使用するかを設定することができます。この場合についてそれぞれの違いを説明します。
内部ストレージとして設定すると、そのスマホ専用のストレージとして認識されるようになります。もともと搭載されているストレージの容量が大きくなったようなイメージで使用することができます。しかし、一旦認識してしまった内部ストレージのSDは、別の端末で認識しなくなります。初期化することで再度認識できるようになります。
外部ストレージで使用すると、ほかの端末でも使用でき、データ保存できる範囲が広がります。端末のデータでバックアップを取っておきたい場合や、Androidの内部にあるデータを移行させたい時に外部ストレージのSDが役立ちます。Androidのバージョンによっては内部ストレージとして使用できない場合がありますので注意してください。
では、SDカードを初めて使用するという方に向けてSDカードは、どのような使い方をしていくのかを説明していきます。なにかデータを保存するのがメインの目的になることが多いSDカードですが、他にも役に立つことがAndroidにはありますので、それらをまとめておきます。1つずつ解説しますのでチェックしてから使用してください。
AndroidではSDカードを挿入すると、内部ストレージに保存されているアプリデータを移動させることが可能になります。ただし、バージョンによってはこの権限がないものもありますので、注意してください。アプリをたくさんインスト―ルすると内部ストレージの保存容量が増えていきます。この場合はSDカードに移動させることで軽減できます。
SDカードは、もちろん写真やファイルデータを移動することができます。アプリとは違い、どのバージョンでも移動させることができます。写真をたくさん撮って保存している方は、バックアップをSDカードに取っておくなどしてデータの消失を防ぐことができます。文書ファイルや音楽ファイルなどもSDカードに保存しておくことができます。
SDカードを何気なく使っている方で、まだデータの状況などをチェックしていないという方は、1度内部の保存状況を確認しておくことをおすすめします。スマホの外部ストレージで認識させたSDカードと、内部ストレージとして認識させた場合では少し確認方法が異なりますので、お使いのスマホにあるSDカードの認識状態に合わせてチェックしてください。
まずAndroidに外部ストレージとしてSDカードを認識させている場合の確認方法を解説します。Androidの設定アプリを起動させてください。この中にある「ストレージ」をタップしてメニューを開きます。「外部ストレージ」と表示されているものから使用状況を確認することが可能です。ただし、バージョンによっては異なる場合があります。
Androidに内部ストレージとしてSDカードを認識させている場合も同じくAndroid設定メニューを起動させてください。この中から「ストレージ」を選択し、上部分の「機器のストレージ」の部分に表示されているものになります。先ほどと同じように、使用状況が数字で表示されていますので、残りがどの程度かをチェックしておきましょう。
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