チームコミュニケーションツールSlackのワークスペースやチャンネルの作成方法、ワークスペースやチャンネルへのメンバーの招待方法をご紹介します。この記事でご紹介するSlackの招待方法を理解して、みなさんのグループ活動の効率化に役立ててください。
Slackとは、2013年にアメリカで開発された、チームコミュニケーションツールです。Slack上でチームメンバー同士がチャットをしたり、全員でファイル共有をしたりすることが可能であるため、ビジネス用途はもちろん、サークル活動やマンション管理組合などのプライベートなグループ活動にも広く利用されています。
Slackは世界中の100カ国以上、50万以上のグループで利用されていますが、日本では一日に50万人以上が利用しているとされ、アメリカに次ぐ世界二位のユーザー数がいます。
Slackは離れた場所にいてもリアルタイムでコミュニケーションをとることができるツールなので、働き方改革による在宅勤務やフリーランスの増加などが、Slackのユーザー数の増加に影響を与えているとみることができます。
さて、Slackには、ワークスペースとチャンネルという2つの特徴的な概念が存在します。
ワークスペースとは、グループ活動を構成する全員が参加する領域のことです。会社であれば、従業員全員が参加していたり、部門の全員が参加していたりします。一方、チャンネルとは、ワークスペース内に存在するプロジェクトごとの掲示板のことです。
言い換えれば、ワークスペースが学校のクラスで、チャンネルが委員会活動ととらえれば、イメージが掴みやすいかもしれません。
この記事では、Slackの参加者をワークスペースに招待する方法をご紹介していきます。併せて、招待した参加者の管理方法や、ワークスペースの参加者をチャンネルに招待する方法も解説してきます。
では、さっそくSlackを使っていきましょう。Slackにはスマホアプリ版、PCアプリ版もリリースされていますが、ここではブラウザ版で説明していきます。なお、Slackは異なるデバイスでも基本的な操作方法は大きく変わりませんので、ブラウザ版での操作に慣れたら、ぜひSlackアプリも利用してみてください。
まずはお使いのブラウザを起動させてください。
検索サイトで”Slack”と入力して検索すると、Slackの公式サイトに飛ぶことができます。
Slackの公式サイト右上にある”ワークスペース”をクリックすると、”ワークスペースの作成”ボタンが表示されます。
”ワークスペースの作成”ボタンを押すと、メールアドレスの入力画面が表示されます。入力欄にメールアドレスを入力して、”確認する”をクリックすると、登録したメールアドレス宛にワンタイムパスワードが送信されます。
登録したメールアドレス宛に送信されたワンタイムパスワードを入力欄に入力します。
社名またはチーム名の入力画面に移りますので、入力欄に適切な名前を入力して、”次へ”をクリックします。
社名またはチーム名を入力すると、プロジェクト名の入力画面に移りますので、入力欄に適切な名前を入力して、”次へ”をクリックします。
プロジェクト名を入力すると、メンバーの追加画面に移りますので、必要に応じて入力欄にメンバーのメールアドレスを入力して、”チームメンバーを追加する”をクリックします。後で改めてメンバーを追加することもできますので、この時点でメンバーを追加しないようであれば、”後で”をクリックしてください。
これで初期設定は完了です。"Slackでチャンネルを表示する"ボタンをクリックします。
"Slackでチャンネルを表示する"ボタンをクリックすると、ワークスペース画面が表示されます。ここでは、"Applica"というワークスペースに、"general"、"random"、"メンバー招待"というチャンネルが作成されています。
これで、新しくSlackチームのワークスペースが作成できました。
Slackチームのワークスペースには、登録したワークスペース名に対応したURLが自動的に割り振られますが、チームに参加している全員が分かりやすいURLに変更していきましょう。
ワークスペース画面左上に表示されているワークスペース名(ここでは"Applica")をクリックすると、ワークスペースのメニューを表示させることができます。
ワークスペース名をクリックして表示させたワークスペースのメニューから、”ワークスペースの設定”をクリックします。
1 / 4
続きを読む