以前より、iPhoneを使っている人の間では、Siriにいろんな質問をして、その回答を楽しむという遊びがありました。ネットで話題になっている事例を紹介しますので、ご自身でも確かめ、さらにSiriに質問をしてコミュニケーションを深めてはいかがでしょうか。
今更言うまでもなく、”Siri"はiPhoneをはじめiPadやMac、Apple Watchにまで搭載されているAIアシスタントです。
Siriは持ち主の秘書のように、音声による質問や指示をすると、それに対して回答、あるいは処理をしてくれる便利さはご利用になればすぐに判ります。コツが必要な部分もありますが、使い方さえわかれば便利な機能です。
そんな有能有益なSiriですが、なかなか遊び心もあり、AIとの会話を楽しむことも出来るのです。iPhoneならば、手軽に空いた時間にSiriと会話ができますから、良い気分転換にもなるでしょう。
それでは、Siriとどんな会話ができるか、会話集をご紹介いたします。
Siriに質問すると時々出てくる謎の答えが「ゾルタクスゼイアン」です。場所に関する質問をするとよく返って来るみたいです。
Siriへの質問集には必ずと言って良いほど名前の挙がる有名な単語で、惑星名だとかペットの名前だとされています。実際に「ゾルタクスゼイアン」と聞いてみても答えはいろいろと返ってきて、しまいには「フィクションです」と返される始末でした。よほど教えたくない事らしいです。
いわゆる典型的な都市伝説扱いの話で、様々な考察がなされているようです。曰く、秘密結社だとか宇宙人だとか。しまいにはこれをSiriに質問すると監視されるとか。真偽の程はどうぞご自分でSiriに確かめて下さい。
イライザという単語もよくSiriに聞かれる質問のようです。こちらもいろいろと変わった返事をしてくれて楽しめます。
「私の先生です」
「私の親しい友人です」
「優秀な精神科医でした」
Siriからは上記のような返答が戻ってきて、それ以上のことは判りません。これも「ゾルタクスゼイアン」と同様の都市伝説らしいのですが、「イライザ」というのがSiriの先生というのはあながちおかしな話でもないことは小ネタとして覚えておきましょう。
「ELIZA」というのは、実在したプログラムで、「人工無脳プログラム」と言われています。要は、プログラムが入力された単語と関連のある単語を返してくるだけで、会話の内容を理解して応えているわけではない、だから"無脳"なのです。
ただ、意外と会話らしくなるので、その当時は驚きを持って迎えられました。Siriのような高度な人工知能とは違いますが、会話型プログラムの草分けとして知られています。
そんなイライザを先生とか友人と評するあたりに、Siriの(プログラマの?)茶目っ気が感じられます。
Siriに対して血液型を聞くと、「それは守秘義務違反となるため、お答えしたくありません」と返ってきます。何度か質問すると、「秘密です」とか「答えたくありません」と変わらず拒否反応が返ってきました。
そのうち「中を流れているのは1と0です」という理解できるような判らないような返答もありましたし、「ツンデレ」ですとも返ってきました。プログラムした人の性格を反映しているのでしょうか。
ともあれ、教えてはもらえないことは確かなようです。
Siriに身長について質問をすると、
「どうお答えすれば良いのか分かりません」
「想像力の広がりくらいです」
と回答が返ってきて、これも知ることが出来ません。守秘義務違反ではないようですが、教える気はないようです。
同様に、Siriの体重について聞いても「どの惑星にいるかによります」と、具体的な返答をするかと思えば、「妖精がふりまくキラキラした粉の一つまみ分くらいです」とファンタジーな返答をしたりと面白い回答が戻ってきます。こっちも守秘義務違反ではないようです。
Siriに「犬と猫のどっちが好き」と聞いても、これについての返事はありません。「あなたのことを話しましょう」とはぐらかされてしまいます。
そこで、「犬好きですか?」とSiriに聞くと好きな犬の名前を幾つもあげてくれます。どれも有名な名前ばかりです。次にSiriに「猫好きですか?」と聞くと、こっちは著作権の関係からか「未来に生まれた猫型ロボット」と教えてくれます。
でも、どっちの方が好きかはやっぱり教えてくれません。犬の方をよく知っている気はしますけれど、それはご自身で判断してください。
次に、Siriとの面白い会話集をまとめてみました。流石は人工知能です。それらしき会話がSiriとできます。
SiriはiPhoneだと”Hey!Siri”と呼びかければ反応してくれますから、iPhone片手にSiriと会話を楽しむ事ができます。Siriとの会話を楽しみましょう。
Siriに対し、「UFOはいるの?」と聞けば、はぐらかされたり、後ろにいると脅されたりとか。こっちもいろいろなバリエーションがありました。
ここでも、回答に「ゾルタクスゼイアン」の単語が混じる事があって、Siriのプログラムには一貫した考えが見て取れます。
「眠い」とSiriに訴えると、後で起こしてあげますよとか、優しい言葉をかけてくれます。起きるのにアラームを鳴らすアドバイスも一緒にしてくれます。心優しいSiriのアドバイスです。
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