レシートを送信するだけでポイントがもらえると話題のレシートアプリ。しかし中には、「危険性はないの?」と心配する声もあるようです。この記事では、レシートアプリの危険性や安全に使うコツについて詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。
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この記事でわかること |
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「レシートアプリは、レシートを送信するだけなのにどうしてポイントがもらえるの?」
と疑問に思う人は多いでしょう。
実は、レシートアプリの運営会社は、ユーザーから提供されたレシートの購買情報を企業に販売しています。
レシートの購買情報とは、買い物した日時や品物など、企業の市場調査に必要とされる情報のことです。
企業にとって、レシートアプリの運営会社から入手する情報は、商品開発やマーケティングに役立つ貴重なものです。
レシートアプリの運営会社は、ユーザーのレシート情報を販売して利益を得ています。
レシートを提供したユーザーに対して、利益の一部がポイントという形で還元されるのが、レシートアプリの仕組みです。
レシートアプリの活用は、レシート情報を提供するユーザーだけでなく、運営会社・企業それぞれにメリットがあります。ユーザーはレシート情報を提供した報酬の代わりにポイントをもらうシステムになっているので、安心して使ってくださいね。
ただし、レシートには購入した品物などの他に、クレジットカードなどの個人情報も記載されています。
レシートアプリの仕組みがわかっても、情報が悪用されないか心配になってしまいますよね。
次の記事では、レシートアプリに危険性があるのかどうか詳しく解説していきますので、ぜひこのまま読み進めてください。
結論からいうと、レシートアプリの危険性はとても低いです。
レシートアプリの危険性が低い理由は3つあります。
レシートアプリの危険性が低い理由 |
1.レシート情報は厳重に管理されている 2.レシート情報は匿名処理される 3.企業に提供されるのは限られた情報のみ |
レシートアプリに送信したレシート情報は、各企業が定めるプライバシーポリシーに則って厳重に管理されています。
プライバシーポリシーを定めている運営会社のアプリであれば、個人情報がもれる心配はありません。
例えば、レシートアプリ「CODE」の場合、プライバシーポリシーに従って個人情報を取り扱うことが利用規約に明記されています。
当社は、第6条4項に記載する当社のプライバシーポリシー(以下「当社プライバシーポリシー」といいます。)に従って、利用者情報(「利用者情報」とは、個人情報保護法で定義される個人情報のほか、レポート内容その他のユーザーが提供した情報、ユーザーの通信サービス上の行動履歴、その他ユーザー又はユーザーの端末に関連して生成又は蓄積された情報であって、当社プライバシーポリシーに基づき当社が収集するものをいいます。)を取り扱うものとし、ユーザーはこれに同意します。
レシートアプリの安全性が気になるなら、利用規約で個人情報の取扱いについて記載されているかどうかチェックすることをおすすめします。
利用規約を読むのが面倒という人は、運営会社のホームページなどにプライバシーポリシーのマークがあるかどうか確認するだけでもいいでしょう。
アプリの利用規約や運営会社のプライバシーポリシーを見れば、企業が個人情報をどのように取り扱っているのかわかります。安心してレシートアプリを使いたいなら、アプリの利用規約は読み飛ばさず、隅々まで目を通してくださいね。
レシート情報のデータは匿名処理されてから企業に渡されるので、個人が特定されるリスクはほぼありません。
ユーザーから集めたレシート情報は、レシートアプリの運営会社側でいったん集計されます。
集計されたレシート情報は、企業が扱いやすいようまとまった購買データとして渡される、という仕組みです。
個々のレシート情報がそのまま企業へ流れるわけではありませんので、企業が個人を特定するのは難しいといえるでしょう。
前の章でも述べたとおり、送信したレシート情報はプライバシーポリシーに則って管理されているので、心配は不要です。
匿名処理されても心配、という人は、万が一情報が流出しても問題ないレシートのみ送信することをおすすめします。レシートアプリを安全に使いたいなら、後の「レシートアプリを安全に使うコツ」も併せて読んでみてください。
レシートの中で企業に提供されるのは、買った品物などの限られた情報のみです。そのため個人を特定するのは難しいといえます。
レシートで提供される情報は主に次の4種類です。
レシートで提供される情報 |
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ただし、安全性に問題ないとわかっても、やっぱりレシートの情報を送信するのは抵抗がある…という人もいるでしょう。
不安な人のために、次の章では、レシートアプリをさらに安全に使いこなすコツを紹介します。ぜひこのまま読み進めてください。
レシートアプリを安全に使うコツは6つあります。
レシートアプリを安全に使うコツ |
1.個人情報は撮影しない 2.バレたら困るレシートは送信しない 3.ポイント交換での個人情報入力を避ける 4.パスワードを使い回ししない 5.フリーWi-Fiを使わない 6.セキュリティアプリを利用する |
レシートアプリを安全に使うコツ1つ目は、個人情報は撮影しないことです。
レシートを撮影する際は、買い物した日時や店舗・商品・金額など、必要な情報だけを入れるようにしましょう。
クレジットカードやポイントカードの情報など、個人情報のバレるリスクのある部分は写り込まないよう気をつけてくださいね。
レシートアプリを安全に使うコツ2つ目は、バレたら困るレシートは送信しないことです。
レシートの中には、買い物の内容が知られたくないものもあるでしょう。
ポイントがもらえるからといって、秘密にしておきたい情報まで第三者に教えるのはリスクが高いといえます。
送信するのは、買い物の情報が知られても問題ないレシートだけに留めておくのがおすすめですよ。
レシートアプリを安全に使うコツ3つ目は、ポイント交換での個人情報入力を避けることです。
ポイントの交換先によっては、銀行口座やクレジットカードの情報を入力するものがあります。
しかし、個人情報を第三者に提供すればするほど、流出のリスクは増えると思っておいた方がいいでしょう。
安全に使いたいなら、個人情報の入力が不要なデジタルギフト券などへの交換も検討してみてください。
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